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神戸:ファルコンの散歩メモ

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『フランシーヌの場合』(新谷のり子)

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『フランシーヌの場合』(新谷の...
1969年3月30日の日曜日に、パリで一人の女性が焼身自殺をしました。奇しくも今日は、その日と同じ日曜日。
50代以上の方は、この悲しい歌詞をご存知だと思います。

  ♪ 3月30日の日曜日、パリの朝にちった命ひとつ、フランシーヌ

フランシーヌ・ルコント、当時30歳の反戦家でした。ベトナム戦争とフランス領ビアフラの飢餓問題に抗議して自らの命を捧げました。

その年の反安保の日である6月15日に(1960年、樺美智子さんがデモで亡くなられた日に因んで)レコードは発売され、ヒットソングとなりました。

あれから40年。彼女の意志は引き継がれることもなく、いまだに世界中のどこかで戦いが起こり、飢餓問題も解決されていません。

当時はインターネットもなく、情報を共有するには難しい時代だったと思います。

ヒットソングですので多くの人が歌詞を覚えていると思いますが、彼女の思想は、遠い記憶の彼方に忘れ去られているようです。
#TV #ドラマ #ビデオ #映画 #音楽

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『タワー・サイド・メモリー』(松任谷由美)

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『タワー・サイド・メモリー』(...
年明けより、ポートタワーの山側にある「神戸タワーサイドホテル」が、外資系投資ファンドに経営譲渡との記事が出ておりました。ここにきて、本格的に話しが煮詰まってきているようです。
この16日より、全レストランや宴会場が閉鎖され、担当部署の従業員は3月末にて解雇。宿泊部門だけの営業となるようです。

わたしの業界の新年会開催は、このホテルが定番でした。料金も安く、帰りがけには何枚かのタクシーチケットのサービスもあったりと、重宝しておりました。

現在経営にあたっているのは、ホテルアンドリゾート(株)という、ホテル専門の会社のようです。外資系だからと言って、特別なアイデアで経営が急にぶり返せるとは思えません。

そんなとき、口に出てきましたのが、ユーミンが唄う『タワー・サイド・メモリ』の歌詞です。
1981年11月の発売の『昨晩おあいしましょう』のアルバムに入っています。

  ♪ Kobe girl いちばん素敵な
  ♪ Kobe girl きみだけを見ていた
  ♪ Kobe girl 恋のささやき

ユーミンは19歳でデビューして、すぐ神戸に来ています。そしてそれ以来、宿泊は必ず「神戸タワーサイドホテル」でした。
今となっては、高級感のあるホテルではありませんが、窓から見える神戸の夜景は、ユーミンにとって特別なものだったのでしょうね。

阪神・淡路大震災後、自らのラジオ番組の中で、泣きながらこの曲を掛けていました。

発売された1981年は、神戸ポートアイランド博覧会が催された年です。30年ほど前に比べ、神戸の街が良くなっているのか、♪ Kobe girl・・・、をリフレインしても、答えは出てきそうにありません。
#TV #ドラマ #ビデオ #映画 #音楽

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『コントロール』@<アントン・コービン>監督

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『コントロール』@<アントン・...
絶望的な歌詞や独創的な曲調で1970年代末のUKロック・シーンに衝撃を与えたポスト・パンク・バンド、「ジョイ・ディヴィジョン」。そのボーカリストとして絶頂期にありながら、23歳という若さで自ら命を絶った<イアン・カーティス>の半生を、これまで多くのミュージシャンを撮り続けてきた写真家<アントン・コービン>が、2007年イギリス・アメリカ・オーストラリア・日本合作製作として映画化した『コントロール』が、2008年3月15日より全国で公開されます。

主人公「イアン・カーティス」役には、自身もバンド活動を行う若手俳優<サム・ライリー>が抜擢され扮しています。
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フォルクローレ『コンドルは飛んでゆく』@JR三宮駅南側広場

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フォルクローレ『コンドルは飛ん...
神戸は、天気の良い日曜日でした。

JR三ノ宮駅南側にそびえ建つビル、愛称「ミント神戸」が、3月10日を記念日として、(3・10をミントとの語呂合わせで)色々と催し物を行っておりました。
建物自体は、2006年10月のオープンですので、3月10日は特に意味はないと思うのですが、商業上の配慮でしょうね。

若者の音楽ステージが、元気よく演奏しておりましたが、わたしはいつもながらの、フォルクローレの街頭演奏に聞き入っておりました。

今回は一人だけのソロ演奏でした。いつもなら、4人がいるバンドです。

JR三ノ宮駅、JR元町駅、JR神戸駅とわたしの行動範囲の駅でよく見かけます。

アンプも設置して本格的な演奏をされるので、道行く人たちは足を止めざるを得ません。
単なる街頭演奏ではなく、本格的にCDも出して販売していますので、おっかけのファンもいるとかと聞き及びます。

おなじみの『コンドルは飛んでゆく』が始まりますと、思わず<サイモン&ガーファンクル>世代としては、曲に合わせて歌詞を口づさんでしまいます。

皆さんの地元でも、このように駅前での演奏、あるんでしょうかね。
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『ノーカントリー』@<ジョエル&イーサン・コーエン>監督

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『ノーカントリー』@<ジョエル...
第80回アカデミー賞において、作品、監督、脚色、助演男優の4部門で受賞した犯罪ドラマ『ノーカントリー』が、2008年3月15日より全国で公開されます。

1980年の米テキサスを舞台に、麻薬密売人の銃撃戦があった場所に残されていた大金を盗んだベトナム帰還兵「ブローリン」と殺し屋「バルデム」の追跡劇、そして2人を追う老保安官「ジョーンズ」の複雑な心情が描かれます。

原作はピュリッツァー賞作家<コーマック・マッカーシー>の『血と暴力の国』(扶桑社刊)。監督・脚色は『ファーゴ』(1996年) ・ 『ビッグ・リボウスキ』(1998年)の<ジョエル&イーサン・コーエン>が務めています。
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『リアル鬼ごっこ』@<柴田一成>監督

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『リアル鬼ごっこ』@<柴田一成...
独創的な設定が話題を呼び、累計Ⅽ万部以上を売り上げた<山田悠介>の同名小説を映像化した『リアル鬼ごっこ』が、2008年2月2日より全国で公開されます。

日本全国の〈佐藤さん〉が相次いで死亡するという事態が発生します。その原因は、国王が独裁政治を敷くもうひとつの日本にありました。

そこでは国王の命令により、〈佐藤〉姓を持つ人々が命がけの鬼ごっこに強制参加させられていたのです。彼らは1日のうち数時間、国王が放った鬼に捕まらないよう逃げなければなりませんでした。

出演は、<石田卓也>、<谷村美月>、<大東俊介>、<松本莉緒>、<柄本明>が名を連ねています。
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『ラスト コーション』@<アン・リー>監督

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『ラスト コーション』@<アン...
『ブロークバック・マウンテン』で2005年度アカデミー監督賞を受賞した<アン・リー>監督が、再び禁断の愛を描いた2007年アメリカ・台湾・中国・香港合作製作の『原題:色,戒』が、邦題『ラスト コーション』として、2008年2月2日より全国で公開されます。

1942年日本軍占領下の中国・上海を舞台に、抗日運動の女性スパイ、「ワン」(タン・ウェイ)と、彼女が命を狙う日本軍傀儡政府の顔役「イー」(トニー・レオン)による死と隣り合わせの危険な逢瀬とその愛の顛末が描かれます。

第64回ベネチア国際映画祭では金獅子賞とオゼッラ賞(撮影賞)のダブル受賞を果たした作品です。
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『ラスト、コーション』@<アン・リー>監督

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『ラスト、コーション』@<アン...
『ブロークバック・マウンテン』で2005年度アカデミー監督賞を受賞した<アン・リー>監督が、再び禁断の愛を描いた2007年アメリカ・台湾・中国・香港合作製作の『ラスト、コーション』が、2008年2月2日より公開されます。

1942年日本軍占領下の中国・上海を舞台に、抗日運動の女性スパイ「ワン」(タン・ウェイ)と、彼女が命を狙う日本軍傀儡政府の顔役「イー」(トニー・レオン)による死と隣り合わせの危険な逢瀬とその愛の顛末が描かれています。

2007年・第64回ベネチア国際映画祭では金獅子賞とオゼッラ賞(撮影賞)のダブル受賞を果たしている作品です。
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『母べえ』@<山田洋次>監督

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『母べえ』@<山田洋次>監督
<山田洋次>監督と<吉永小百合>主演による人間ドラマ『母べえ』が、2008年1月26日より公開されます。

<黒澤明>監督作品のスクリプターとして活躍した<野上照代>の自伝的小説を原作に、激動の昭和初期をたくましく生き抜こうとする1人の母の姿を通して家族の素晴らしさを描き出しています。

昭和15年の東京。「野上佳代」は夫の「滋」や2人の娘と仲睦まじく暮らしていました。しかし、ドイツ文学者の「滋」(坂東三津五郎)が、反戦を唱えたとして治安維持法逮捕されてしまいます。悲しみにくれる「佳代」(吉永小百合)と2人の娘(志田未来、佐藤未来)でしたが、父の教え子や親類、近所の人たちに支えられ、明るく力強く生きていこうとします。

戦争の悲劇を描きながらも、平和や家族の大切さ、幸せとは何かを、改めて思い出させてくれる作品です。
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『人のセックスを笑うな』@<井口奈己>監督

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『人のセックスを笑うな』@<井...
第41回文藝賞に輝いた<山崎ナオコーラ>の同名小説『人のセックスを笑うな』(2004年11月・河出書房新社)を、<松山ケンイチ>、<永作博美>、<蒼井優>らのキャストで映画化した『人のセックスを笑うな』が、2008年1月19日より公開されます。
 
『犬猫』で高い評価を受けた<井口奈己>監督が、年の差カップルの切なくも可笑しい恋模様をリアルに描き出しています。
 
美術学校に通う19歳の青年「みるめ」は、20歳年上の講師「ユリ」に絵のモデルを頼まれ、彼女のアトリエでそのまま関係を持ってしまいます。初めて経験する恋に舞い上がる「みるめ」でしたが、実は「ユリ」には夫がいました。
 
主人公「みるめ」に<松山ケンイチ>、主人公が憧れる年上のヒロイン「ユリ」に<永作博美>、「えんちゃん」に< 蒼井優>、「猪熊さん」に<あがた森魚>、「じいちゃん」に<三代目桂春團治>ほかが出演しています。
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