園芸業界の流通名は複雑なモノがたまにありますが、この「レースフラワー」もそのうちのひとつで、厳密には1種類ではありません。
一般的にセリ科ドクゼリモドキ属の植物が 「ホワイトレースフラワー」 と呼ばれ、トラキメ属は「ブルーレースフラワー」と区別され、花色が白色のモノを「ホワイトレースフラワー」、本種のような桃色のモノを【ピンクレースフラワー】と呼び分けています。
また「ピンクレースフラワー」と呼ばれるモノの中には、ピンピネラ属のモノもあり、名前だけでは区別ができません。
このトラキメ属はオーストラリア原産の一年草で、属としては10種以上の仲間がいます。
属名の「トラキメ」は、ギリシア語の「トラキス(粗い)」と「ヒメン(膜)」との合成語で、果実の形質を表しています。
花は5弁花で長い柄を持ち、花径7~10ミリの集合花を付ける散形花序をなし、葉はまばらに互生、三裂もしくは二回三裂葉で、茎はもろく折れやすい性質です。
今宵も<えっちゃん>ママから、懐かしい昭和の香りがする駄菓子【キングカレーせんべい】をいただきました。
パリッした歯触りのあとに、独特のカレーの味が楽しめます。
日本で最初に「カレーせんべい」を製造したのが、京都にあります<雷屋>で、「ブラックペッパー」味や「京七味」味など、面白い味の煎餅がります。
先月末より、この【キングカレーせんべい】がプロ野球球団「阪神タイガース」とコラボを行い、『タイガースキングカレーせんべい ~カレーなる勝利~』という名称で、(2枚X9袋入り税抜き価格500円)が発売されています。
煎餅をいただきながら、商品名称通り今年の「阪神タイガース」の~華麗なる~優勝を期待しておりました。
山陽板宿(市営地下鉄板宿)駅を南に下りますと、大田町4丁目の交差点があり、また西側に曲がりテクテクと歩いていきますと、【えっちゃん】の起き看板が闇の中に輝いています。
前回訪問した時に、大田町の交差点を西側に曲がりますとインド料理のお店「ディップ・ジュティ」が店舗改装中でした。
ラーメン店やカレー店と頻繁に代わるお店なのですが、オープンしているかなと前を通りましたが、まだのようでした。
今宵は<えっちゃん>ママのお誕生日ということで、常連さん達で一杯です。
寂しそうに残っていた「塩鯖」(250円)を、温めてもらいました。
「今日の<大根おろし>は甘いから、ファルコンさんには合わないかな」ということで、寂しげなお皿の景色になりましたが、おいしくいただいてきました。
お昼ご飯に、うどんか蕎麦の「てんやもん」を頼まれたのでしょうか、懐かしい<丼の蓋>を見かけました。今の時代、このような形で出前をされているお店があるとは、驚きです。
最近は、「てんやもん(てんやもの=店屋物)」を頼む機会が無くなりました。
たまにスナックなどでラーメンやうどんの鉢物類を注文しますと、間違いなく<サランラップ>で密閉されての出前になります。
「てんや(店屋)」は、本来宿駅に併設された物を売るお店を指し、飲食店に限定される言葉ではありません。
近世になり、居酒屋や飯屋などの飲食店を「店屋」と呼ぶようになり、そこで作られた取り寄せる食べ物の総称となっています。
浄瑠璃の世界では、「わちきは店屋ものじゃないぞえ」という「店屋」は、商売女や遊女を指す言葉として用いられています。
【三日月うどん】とは、ファルコン流の「月見うどん」のことです。
月の風情を丼鉢の中に見立てるためには、本来は「叢雲」や「ススキ」に見立てた<海苔>や<とろろ昆布>を敷いてから、生卵を割り入れるのが正式な【月見うどん】の調理です。
わたしは、最初は生卵と出汁が混ざることなく、おいしいうどんの出汁だけの味を楽しみたいので、白身がやや固まり黄身が半熟状態になるように出汁で煮てから盛り付けます。
写真のように白身が「雲」、黄身が「月」の景色として、ちょうど三日月ぐらいになる状態が、黄身と出汁が混ざらずにいただける頃合いで、茹で加減のタイミングが見逃せない調理になります。
昨年12月10日から12月30日まで、関西地区の<ローソン>で、【神戸市包括連携協定】に基づいて、「こうべ旬菜」を使用したオリジナル商品が4種販売されていました。
今回は、3月10日(月)から3月24日(月)までの期間、近畿地区の<ローソン>に於いて、「こうべ旬菜」を使用した商品が6種類販売されています。
神戸市内で採れた<ホウレン草>を使用した「ほうれん草のシーザーサラダ」(298円)や長田名物の<ぼっかけ>が入った「ぼっかけ焼きそば」(398円)、六甲山牧場の<牛乳>を使用した「デニッシュ」(110円)などがあります。
南京町のイメージなのでしょうか、「彩り中華御膳」(3月17日までの販売)というお弁当が(700円)という高い値段設定に、売れるのかなと心配しています。
花径2センチにも満たない桃色の4弁花の【ボロニア・ピナータ】で、葉脇にたくさん咲かせ、花持ちがいいので長く楽しめます。
ミカン科ボロニア属の常緑低木種で、オーストラリアが原産地、約100種ほどの仲間がいます。
ボロニア属として良く出回っているのは、花の形が釣鐘状の<ヘテロフィラ>種と、星状の本種です。
葉は羽状複葉で、小葉は細く、ミカン科特有の芳香が漂います。
属名のボロニア(ボローニア)はオーストラリアだけの固有種ですが、なぜイタリアの地名が付いているのか疑問でしたが、イタリアの植物採集科<フランチェスコ・ボローニ」に由来しているとわかりました。
呑み仲間の<なおちゃん>から、「ファルコンさん、面白いから読んでみて」と、この文庫本をいただきました。
娘の結婚式を一ヶ月後に控えた経営コンンサルタントの<北条>は、娘との待ち合わせに間に合わせようと高速道路を急いで走行中、事故に遭い瀕死の状態で病院に搬送されます。
意識が戻ると感じたのは本人の間違いで、突然<K>と名乗る天使が現れ、会社経営で悩んでいる下界の人間5人を幸せにすると、現実の世界に戻れるという条件を出され、持ち前の会計知識を駆使して、5人に対するアドバイスを始めていきます。
わたしも個人事業主として、毎年確定申告には『貸借対照表』を作成して提出していますが、会社規模の経理の仕組みをそれぞれの企業に合わせて分かり易く解説しており、また、主人公でありながら父親としての立場からも家族への愛情が感じ取れる一冊でした。
昨年末より、常連客の要望として出ていた「かす汁」(350円)が、ようやく出てきました。
数日前より、 「湯豆腐」 も取りやめられていましたので、体の暖まるメニューがなくなっていましたが、ここニ三日の気温がひとケタ台という寒さで、今季初めての「かす汁」の登場です。
出汁に酒粕を溶く作業も、手間がかかります。
鮭ではなく豚肉が中心でしたが、たくさんの具材が入り、酒の肴として重宝する一品です。
少し濃いめの溶き加減でしたが、しっかりとした酒粕の香りが楽しめました。
立ち呑み「鈴ぎん:福寿」の【揚げシュウマイ】は、5個がワンセットです。
通る注文が重なり合いますと、一時とはいえ、カウンターの中のオネイサン達の仕事も大変で、今宵はフライモノがよく出るようで、揚げ場担当の<ごうちゃん>が忙しく動かれていました。
<ごうちゃん>の「アッ」という声がしましたので、どうしたのかと心配しましたら、「6個入れてもたぁ~」と笑いながらの返事です。
小皿に余った1個だけの【揚げシューマイ】ですが、サラダと辛子を添え、「ファルコン食べ」とおすそ分け、ありがたくいただきました。
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