以前、新聞の記事を見て調理しました 【焼き納豆丼】 ですが、簡単に作れておいしかったので、再度お昼ご飯として登場です。
前回は「黒納豆」を用いましたが、今回は茨城県小美玉市にある<タカノフーズ>の製品である「おかめ納豆」を使用しました。
「黒納豆」とは違い、本来の大豆の色合いで見た目も軽やかになりましたが、蒸し時間が短めだったようで、納豆の中心に落とし込んだ卵が柔らかめで崩れてしまいました。
辛子もたっぷりと入れ、添付されている「かつおだしたれ」をかけ、香ばしく焼き上がった納豆を良くかき混ぜて、おいしくいただきました。
チュビチュビチュビルルル・・・と大きな鳴き声で空を見上げますと、電線にオスの【ツバメ】がとまっていました。
スズメ目ツバメ科ツバメ属に分類され、体長20センチ弱、雌雄同色ですが、オスのほうが尾が長く、二つに分かれている形が「燕尾服」の語源になっています。
北半球の広い範囲で繫殖、日本では沖縄県は旅鳥として通過し、定着しての繁殖は行いません。
日本で繁殖する【ツバメ】は、台湾を経由してフィリピン・マレーシアで越冬することが知られていますが、中日本から西日本各地でしばし日本で越冬する個体もあり、<森昌子>の演歌のタイトルでもありますが、「越冬ツバメ」と呼ばれています。
住宅街の路地裏で、【クンシラン(君子蘭)】の鉢植えを見つけ、赤色の実が熟していました。
ヒガンバナ科クンシラン属の【クンシラン】は実生での栽培が可能で、一般的には熟した赤い実を春取りして春に蒔きますが、まだ実が青いと秋に取り、一ヶ月ほど陰干して実が柔らかくなったら蒔き、室内の管理になりますが春蒔きに比べて一年早く成長できます。
寒さに当てないと花が咲かないという性質がありながら、冬の霜には弱く、また夏の日差しも嫌いますので、直接の地植えには向きません。
前回の開花後から、あらたに「6枚」以上の葉が成長しないと花が咲かず、新しい葉が「6枚」に満たない場合は、生育に何らかの問題点があるとみて間違いありません。
メトロこうべ(新開地タウン)の<立ち呑み「鈴ぎん:福寿」>で呑んでおりましたが、気に入るおすすめメニューが無く、<ペコちゃん>のおすそ分けでいただいた 「田子の月最中」 だけで済ませました。
甘い和菓子のあとは、【しゅう】に移動して「純豆腐鍋(スンドゥブチゲ)」(350円)です。
辛党として、大将お手製の特性調味料「タテギ」の味にはまってしまいました。
鍋が3個しかありませんので、19:00からのメニューとして注文が重なりますと暫く待つことになりますが、待つ価値は十分にある大将の味付けです。
「最中」は、『拾遺和歌集』に収録されている三十六歌仙の一人<源順(みなもとのしたごう>の歌、「池の面に 照る月なみを 数ふれば 今宵ぞ秋の もなかなりける」に基づき、宮中で行われた月見の宴で白くて丸い餅が出されたのを見て、「もなかの月」と会話の中で使われ、そのまま菓子名になったと言われています。
元々は月に見立てた丸い形の「最中」だったようですが、この【田子の月最中】は正方形で、中に柔らかいお餅が入り、小豆粒餡が詰まっていました。
おもったほど甘くなくて、餡の中に包まれたお餅の歯触りが面白い味わいでした。
静岡県富士市にある<田子の月>というメーカーの和菓子でしたが、同じ富士市の「田子の浦港」と関連があるのかなと、食べながら考えておりました。
東須磨駅の<生け花>をご担当されている<佐々木房甫>先生と、生け替え作業中にたまにお会いしますが、いつも夜でした。
今回は珍しく早めの時間帯にお会いでき、ご挨拶しますと、作業中の手を止めてお話ししていただき恐縮してしまいました。
明るい淡紫色の「トルコギキョウ(ユートマス)」を中心に、左右の枝物は「カリン」です。
先生に「枝物の種類は花がないだけに、見分けるのは難しいです」といいいますと、笑っておられました。
今回の枝物も「カリン」だと先生に教えていただき、赤紅色の小さな蕾がポツリポツリと見えていました。
廉価な価格の割には内容が充実している<ハチ食品>ですが、今回は【赤からカレー】(213円)です。
パッケージには「本家赤から 名古屋名物」と表示されていましたので、 調べてみますと<ニラとホルモン>を使用した「赤から鍋」というのがあり、名古屋味噌と赤唐辛子をブレンドしたスープの鍋でした。
パッケージ左下には辛さ表示があり、「中辛」と「辛口」の中間を指していましたので、当初から辛さの期待は持ちませんでした。
カレールーは赤唐辛子の粒々が漂い、<玉ねぎ・人参>は細かいカット、肉は<鶏肉>でした。
<コチュジャン・豆板醤>の2種類の調味料を使用していますが、なんと<はちみつ>が使われていますので、一口食べるごとに口の中に変な甘みが残り、辛党としては感心できる味付けではありませんでした。
価格的に高いので文庫本は別として、新刊本(単行本)をすぐに買うことは少ないのですが、一応毎朝新聞の各出版社の広告は見るようにしています。一日当たりの新刊本の発行は、200冊とも300冊とも言われていますので、面白そうだなぁと感じても、どうしても好きな作家の作品を優先してしまいます。
讀賣新聞の朝刊ですが、昨日は<七尾与史>の 『ドS刑事』 が連続ドラマとして放送中ということを知り、今朝は<池井戸潤>の 『ようこそ、わが家へ』 がテレビドラマ化されるのを知りました。
どうも最近のテレビドラマの原作が脚本家ではなく、ベストセラー作家の作品を安易に利用する傾向にあるようで、少し気になっています。
テレビ業界としては視聴率優先社会でしょうから、話題の作品を利用するのは当然かもしれませんが、反面いい脚本家が出てこない体制も気になるところです。
<生け花> の花材としては、何回も登場しています【オランダカイウ】ですが、植物記としての登場はなく、車道ガードレールの横で元気に咲いているのを撮影してきました。
サトイモ科オランダカイウ属の多年草で、園芸店では<カラー>として販売、業界的には慣習で以前の分類上の名称を用いているようですが、学名としての<カラー>は北海道の水辺に自生する「ヒメカイウ」を意味します。
南アフリカ原産、日本にはオランダを通じて江戸末期に導入されたのが和名の由来です。
花のように見える白い部分は、サトイモ科特有の<仏炎苞>と呼ばれる部分で、漏斗状に巻いた形をしています。
真ん中にある直立した黄色い部分は、花軸が多肉化して小花が表面に密生した形状を持ち、<肉穂花序>と呼ばれています。
札幌の大学に通う4年生の<関根真一>は、同じ大学の<篠崎明>とのデート中に、59歳の母<律子>が亡くなったことを携帯電話で知らされます。
呆然とする<真一>が心配で<明>も一緒に横浜の実家に戻りますが、そこは<律子>の弟の家で、22数年前に離婚して祖父母に<真一>の養育をまかせっきりの状態で、彼は母から疎まれていると感じながら育ち、大学生活中には一度も実家に帰省していません。
<律子>は暮らしていた離れで心筋梗塞を起こし孤独死でしたが、ノートパソコンに生前の気持ちをメモ書きしているのを<真一>は見つけます。「あいしている もういちどあいたい しんじ」という母が最後に残した名前は、離婚した夫<真彦>でもなく、自分でもありませんでした。再度母との距離を感じながら、東京に住む<明>の伯母である<宮下亜貴子>の部屋にノートパソコンを置き忘れて札幌に戻ってしまいます。
<亜貴子>は<律子>と同年齢で、やはり22年前に年下の<如月高輔>と別れ、予備校の英語の教師として独身を貫いていますが、残された<律子>のメモ書きを読み始め、自分の人生と見比べると共に「しんじ」が誰なのかを突き止めようとします。
母と子の重たい関係が主軸ですが、それぞれの登場人物たちの人生模様が描かれ、最後には「しんじ」の謎が解け、<真一>が前向きに人生の一歩を踏み出すラストに、一抹の明るさが見いだせました。
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