野草として、道端や空き地などで見かけることが多い【ヤエムグラ(八重葎)】です。
アカネ科ヤエムグラ属の越年草で、史前帰化植物として、日本に広く分布しています。
茎には節があり、不仕事に狭い倒卵状の性質を持つ葉を6~8枚ほど輪生させますので「八重」と付けられ、「葎」は雑草を意味しています。
茎には下向きの棘があり、多の植物に棘をひっかけながら茎を立ち上げていきます。
花は4~6月頃に開花、花径1~2ミリと小さい4弁花で、4個の雄しべがありますが目立ちません。
果実は直径2ミリほど、2分果からなり、分果に1個の種子が入り、表面には鉤状の毛が生え、「ひっつき虫」の性質で衣服などに付いて繁殖を計ります。
テレビCMとして「やめられない、とまらない、かっぱえびせん」というキャッチコピーで、一躍人気が出ました「かっぱえびせん」が、今宵のビールの肴です。
<カルビー>が1955(昭和30)年に発売した「かっぱあられ」の関連商品として、1964(昭和39)年から発売されています。
発売当初は、瀬戸内海産の小海老を使用していましたが、現在ではグリーンランド近海・中国・日本産の<アカエビ・サルエビ・キシエビ・ホッコクアカエビ>の4種類を、その時の漁獲高に合わせて割合を変えているとか。
年数回、通信販売限定商品として、発売当時と同じ瀬戸内海産の小海老を使用した「かっぱえびせん 匠海(TAKUMI)」があり、塩もまろやかな口当たりの「藻塩」を使用するという凝りようです。
今宵の肴は、「筑前煮」(280円)です。
出てきたときには、「すくなぁ~」と感じたのですが、味がいいので良しとして食べておりました。
ラス前だったようで、次に頼んだ<かもちゃん>の分量は、最後ということで山盛りでした。
一般的に「筑前煮」は九州以外での呼び方で、九州北部の郷土料理として地元では「がめ煮」と呼ばれ、最初に具材をすべて炒めるのが基本です。
「筑前煮」は出汁を煮たてたところに鶏肉を入れてひと煮立てさせ、その後に具材を入れて煮込みます。
<鶏肉・蒟蒻・人参・レンコン>の取り合わせで、<絹さや>の飾り付けが光っておりました。
立ち呑み【鈴ぎん:福寿】は、昼の部のオネイサンと夜の部のオネイサンの二部制です。
お昼間のオネイサンは、おでん用の大根や茹で玉子の準備、天つゆ作りなど、夜の部に備えての作業が主流になります。
なにやら板場で<みっちゃん>が作業をしていましたので、覗いてみますと、なんと煮物などに入れる<ねじりこんにゃく>の応用として、<ちくわ>で飾り結びを作られていました。
「ちくわの天ぷら」(180円) 用の加工ですが、「煮物ならわかるけど、衣をつけたら見えないので手間かけても同じやん」と言ってみたのですが、<中川店長>のこだわりのようです。
3月10日(月)、全国発売されています船橋市のご当地ラーメンとしての【船橋ソースラーメン】(200円:ファミリーマート)です。
ラーメンスープの味として、醤油味でも味噌味でも塩味でもなく、「ソース味」というのに興味が惹かれました。
船橋駅近くの<花巻>という中華食堂が「ソース焼きそば」を元に考案したのが始まりだと言われる【船橋ソースラーメン】を、ラーメン評論家<山路力也>の監修で商品化されています。
熱湯を注ぎますと、ほんのりとソースの匂いが漂いました。
味は、インスタントの「焼きそば」を湯切りせずにソースを掛けて食べたという味わいです。
ソース系の人間ですが、ソーススープの出来ばえは、旨いと言える味ではありませんでした。
体長10ミリを少し超えた【ニホンミツバチ】が、 「ノダフジ」 の花穂に止まっていました。
「ミツバチ」は、ハチ目(膜翅目)ミツバチ科ミツバチ属の昆虫の一群で、現生種は世界に3亜属9種が知られ、特に 「セイヨウミツバチ」 は全世界で養蜂に用いられており、24の亜種が知られています。
日本では、【ニホンミツバチ】と「セイヨウミツバチ」の2種が養蜂に携わり、蜂蜜の採集が行われています。
全体的に暗褐色で腹部に縞模様が入り、「セイヨウミツバチ」は腹部の上部が橙色になりますが、本種は全体的に黒っぽい体色ですので見分けがつきます。
特に何もしなければ攻撃を仕掛けてきませんので、安心して写真が写せます。
以前、 「ジンジャー」 の花でお世話になったおばあちゃのお家に、【ノダフジ】が咲き出していました。
4月下旬から5月上旬に、長い房状のような花序を垂れ下げて青紫色や白いろの花を多数咲かせます。
花の房が2メートルにもなる<九尺フジ>や木立性の <一才藤> などの品種があり、日本固有種ですが世界各地に植えられています。
一般的に「フジ」といいますが、広義にはマメ科マメ属を指し、狭義にはマメ属の【ノダフジ(野田藤)】を指します。
同属には「ヤマフジ(野藤)」がありよく混同されますが、こちらは房の長さが20センチ迄と短く、蔓の巻き方が上から見て反時計回りで、【ノダフジ】は時計回りの右巻きです。
花を観賞するにはきれいな姿ですが、林業的にみれば、「スギ」や「ヒノキ」に絡みつくように立ち上がり、引き倒してしまう厄介な植物です。
初めて死刑判決に対する再審無罪が確定したのは「免田事件」の<免田栄>さんですが、先月3月27日(木)、1966(昭和41)年に起こった強盗殺人放火事件、いわゆる「袴田事件」として有名な<袴田巌>さんの死刑および拘置の執行停止並びに裁判の再審が決定されています。
本書は、「罪とはなにか、罰とはなにか、そして死刑とは」の視点から、著者の独自の取材で構成されたルポルタージュです。
世界的な流れは死刑廃止国が増えているようですが、その中で日本はいまだ死刑制度が存続しています。著者は積極的に存続派・廃止派の取材を進め、また死刑確定囚の面会を通して、日本国民としての読者に死刑制度の現状と疑問を投げかけています。
「オウム真理教サリン事件」のように明らかに犯罪の立証に疑問の余地のない事件から、冒頭で述べましたように冤罪とおもわれる事件までがある現状を俯瞰して、死刑制度の本質を見直すにはいい一冊でした。
今夜は3種類の【塩鮭・焼き豚・鶏煮】で、タンパク質の確保です。
「塩鮭」は、タイマーを使いグリルで切り身を焼くだけですから、簡単です。
「鶏肉」は、<人参・カボチャ>といっしょに煮物にしました。
「焼き豚」も冷蔵庫の中にありましたので、手間いらずです。
一番手間と時間がかかるのが、「ポテトサラダ」です。
<玉子・ジャガイモ>を茹で、<キュウリ・ソーセージ>を刻んで混ぜ合わせています。
<玉子・ジャガイモ>を刻んで混ぜ合わせるのはなかなかの力作業で、<ジャガイモ>のブツブツ感を残す見極めが難しいと、作るたびに感じています。
以前、牛肉と豚肉を勘違いして調理にかかりました 「ポークシチュー」 が、予想外においしくいただけました。
今回は、同じく<豚ヒレブロック肉>を用い、「ロールキャベツ」をイメージして、【豚ヒレトマトソース煮込み】に挑戦してみました。
固形の<コンソメ>でスープを作り、<豚ヒレブロック肉>をスライス、熟した<トマト>と<ニンジン>を賽の目切りにし、一口大に<キャベツ>を刻んで下準備した材料を全て入れ、<ニンニク>をひとかけら、あとはグツグツと煮込むだけです。
<トマト>の形が崩れ出した頃に「ケチャップソース」・「塩・胡椒」を用いて、味の調整です。
柔らかく煮込まれた<キャベツ>共々、<豚ヒレ肉>もいい塩梅の味わいでした。
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