成長観察記録を続けている 「ノキシノブ」 に、水を与えようとしましたら、葉先に【ヒメマルカツオブシムシ(姫丸鰹節虫)】がいました。
甲虫目(鞘翅目)カツオブシムシ科カツオブシムシ属の昆虫で、幼虫は主として毛織物の動物性の繊維や乾物類を餌とする害虫です。
体長は2.5ミリとカツオブシムシ科の中では小さく、短い楕円形で背面には細かい鱗片の毛が全体に生えています。
全体的に体色は灰黄色に見え、褐色と黒っぽい横帯模様が入ります。
年一化性として幼虫のまま越冬し、6~8回の脱皮を経て成長、3~4月頃に蛹化、4~5月頃に羽化します。
成虫後約10日間の間に交尾と産卵を済ませ、この期間は光から逃れようとする負の走光性をみせる特性がある昆虫です。
早春から春先にかけて咲きだす【オオアラセイトウ(大紫羅欄花)】ですが、はや<種子(長角果)>ができていました。
アブラナ科オオアラセイトウ属の越年草で、原産地は中国、日本には江戸時代に渡来しています。
草丈は50センチほどになり、花径3センチばかりの花を総状花序に付け、アブラナ科特有の十字形の4弁花で、雄しべが6本、雌しべが1本の 花姿 をしています。
熟すと黒くなる種子ができ、「アブラナ」と同様に油を採取することができます。
先週【寿し廣】さんを訪れたときは、お客さんの注文の握りをこなすのにお忙しいそうで、軽く 寿司ネタを肴 に呑んで帰りました。
今宵は時間が早いのか先客も少なく、しっかりと寿司を握ってもらいました。
<ウニ・イクラ・鯖・ヒラメ>を食べ、〆はパリッとした海苔がおいしい<トロ鉄火>です。
お店がお休みの日だったでしょうか、たまに出向きます <飲食・カラオケ「やす」> で、意外なことに大将と出会いました。
72歳とは思えぬカラオケ曲の選択に驚いたことを話題に、楽しい時間を過ごしてきました。
3月7日(金)に全面開業しました、日本で一番高い超高層ビルの「あべのハルカス」ですが、その北側にウイング館(旧近鉄百貨店本店)があります。
「あべのハルカス」の開業に先立つ2月22日(土)、10代後半から20代後半の女子をターゲットとして、ウイング館に<ヤングレディス専門店街【solaha(ソアラ)】>が、先行オープンしていました。
専門店街としてのコンセプトは、「おしゃれ大好き女子が輝くファッションコミュニティ>で、「アパレル60%・雑貨コスメ40%」の割合で、地下2階から4階までのフロアーを使い、全105店舗が6エリアに展開です。
若い女子がこのラッピングを見て、足を運んでくれるものか、近鉄としても宣伝効果が気になるところだと眺めておりました。
おいしくて希少なので高いのか、高いからおいしく感じるのかは別として、6個で(2700円)、一粒(450円)と、高級な「イチゴ」の値段に驚きました。
お使い物としての「イチゴ」でしょうが、いくらおいしくとも、購入する気にはならない金額です。
徳島県で唯一の村、徳島県佐那河内村のイチゴ栽培農家が、<ももいちご>という名で売り出していますが、それよりもおいしいということで姉妹品として【さくらももいちご】との名称が付けられているようです。
日本に登録されている「イチゴ」の品種は約160種類、<ももいちご>という品種はありません。
愛知県で作出された<あかねっ娘(こ)>を、さも徳島県特産の品種であるように表示、ブランド名とすり替えての販売には、疑問を感じ気になるところです。
多くありそうにおもえるのですが、単純に【ビーフカレー】との名称の「レトルトカレー」は今回で8品目で、<キャメル珈琲(KALDI)>の【ビーフカレー】(288円)です。
「コーヒーファーム」の企業だけに、オリジナルカレーとして、「焙煎珈琲」を隠し味として使用したカレールーです。
非常にマイルドなカレールーの仕上がりで、辛さのあるスパイシーな味ではなく、ホテルのカレーを思わせる欧米風です。りんごピューレの影響なのか、ほんのりと酸味が舌に残る味わいでした。
残念ながら、「珈琲焙煎」の風味は感じ取れませんでした。
パウチを開けてお皿に盛る時、大きな牛肉と大きなじゃがいもがゴロゴロと出てきたのには驚きました。値段と比較しますと、辛党でないかたには十分にお得感ある一品です。
今朝の朝食は、4月12日(土)に発売されています【POMPADOUR(ポンパドウル)】の新製品「タルタルコーンブレッド」(259円)でした。
スイートコーンとボロニアソーセージをパン生地に練り込み、タルタルソースとコーン、チーズをのせて焼き上げています。
柔らかくもちっとした食感のパンで、大きさは7センチ角程度ですので、一色として3枚はちょうど手ごろな分量でした。
さすが店名に <マダム・ポンパドール> の名を冠するだけあって、「タルタルソース」はフランスで「タルタルステーキ」の付け合わせとして考案されたという説があり、うまくパンにも生かしているようです。
開花する時期が4月~5月であり、味の良い旬の<蜆>と関係するのでしょうか、<蜆>の内臓に似ているということで【シジミバナ(蜆花)】と和名が付けられています。
バラ科シモツケ属の落葉低木で、同じ属には 「ユキヤナギ」 や「コデマリ」が含まれています。
花径は1センチほどで、雄しべ・雌しべがありませんので、結実してタネはできません。
葉は7ミリ程度と小さめの楕円形、株は株立ちになりこんもりと茂り、高さ1~1.5メートルぐらいに達します。
原産地の中国では「笑靨(しょうよう)」と呼ばれ、「えくぼ」を意味し、花の中央の窪みを「えくぼ」に見立ています。
本書は東京湾北部、埋立地の「お台場」と呼ばれる島を中心とする臨海副都心部が直下型の地震を受け、東京は絶滅的な打撃を受けてから4年後が舞台となっています。
ある日、元刑事の<巽丑寅>は、黒人の少年<丈太>と出会い、震災直後に姿を消していた無国籍と呼ばれる子供たちが、急に街で見かける機会が多くなったことに興味を持ち、元上司である少年課担当の<鴻池みどり>に話しを持ちかけます。
その頃の東京は、若くして都知事になった<岩佐紘一郎>が復興という名目で、なぜか「お台場」を完全に封鎖し、軍隊まがいの「国土復興協力隊員」を創設、都民が立ち入らないように監視下に置いていました。
震災後に生まれた貧富の差のある生活環境と、不法滞在者の子供として無国籍な子供たちの立場を縦軸に、殺人事件を追う<みどり>の捜査を横軸として、また<岩佐>を取り巻く政治的陰謀とが絡み合い始めます。
文庫本549ページと少し厚めでしたが、第30回横溝正史ミステリー大賞受賞作として、弱者に対する社会問題を考えさせられると共に、近未来小説として楽しめました。
今宵の肴は、「ハムサラダ」(250円)です。
昨日、5月11日(日)まで「メトロこうべ」で開催されています「見とこ!行っとこ!ポスター博覧会」の参加作品として 【鈴ぎん:福寿】 の宣伝ポスターを紹介しました。
宣伝ポスターのコピーは、<いい酒は友を呼ぶ>でしたが、器の中の「ハム」を見て、飲み仲間の<ピッカリ君>と久しく顔を合わせていないことを、ふと思い出しました。
彼は西宮市に本社があり、本店は神戸市の<伊藤ハム>の社員でしたので、ハムに関しては一家言ある人物でした。
ハム(Ham)というのは、豚・猪のもも肉の塊を塩漬けした加工品やその類似品を指しますが、日本独自の製法として、<豚・馬・羊・兎>等の肉を大豆蛋白等の副材と混ぜ合わせて成型加工した<プレスハム(寄せハム)>は、<伊藤ハム(旧伊藤食品工業)>が1947(昭和22)年に開発した製品です。
<ピッカリ君>が横にいれば、「このサラミハムはねぇ、・・・」とうんちくを聞かされることになりますが、どうされているのかと気になりながらグラスを傾けておりました。
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