ファルコン植物記(1498)白色の<カラー>(3)【オランダカイウ】
4月
15日
サトイモ科オランダカイウ属の多年草で、園芸店では<カラー>として販売、業界的には慣習で以前の分類上の名称を用いているようですが、学名としての<カラー>は北海道の水辺に自生する「ヒメカイウ」を意味します。
南アフリカ原産、日本にはオランダを通じて江戸末期に導入されたのが和名の由来です。
花のように見える白い部分は、サトイモ科特有の<仏炎苞>と呼ばれる部分で、漏斗状に巻いた形をしています。
真ん中にある直立した黄色い部分は、花軸が多肉化して小花が表面に密生した形状を持ち、<肉穂花序>と呼ばれています。
投稿日 2015-04-15 10:34
ワオ!と言っているユーザー
投稿日 2015-04-15 12:22
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