乃南アサには、女刑事の<音道貴子>シリーズ(6冊)と、新米警官を扱った<高木聖大>シリーズ(2冊)がありますが、これは警視庁捜査一課の係長<土門功太朗>を主人公として、短篇が4話収録されています。
作品が書かれたのは、2009~2010年ですが、<土門>が活躍するのは1980年代前後に設定されており、聖徳太子のの一万円札、テレホンカード、よど号事件等、懐かしい時代背景が描かれ、またその当時の流行歌の歌詞がうまく台詞に使われいて、楽しめました。
主人公の<土門>は、事件の解決は刑事の情熱と勘だという昔ながらの地道な捜査で容疑者を追いつめ、犯行の動機をそれとなく喋らせる人情家です。
四十半ばで娘二人の父親でもあり、後輩の面倒見の良さや上司との絡みもあり、今後のシリーズ化がこれまた楽しみな主人公の登場です。
毎年、干支にちなんだデザインで「初詣」の<ヘッドマーク>を付けている阪急電車ですが、なかなかお目にかかれません。
そんなおり、昨年と同じデザインのようですが、【西国七福神めぐり】の<ヘッドマーク>と遭遇いたしました。
大阪府と兵庫県にある6つの寺とひとつの神社を総称して、「西国七福神」と呼んでいます。
どれも阪急宝塚沿線の各駅から近く、<毘沙門天(萩の寺)・恵比寿人(呉服神社)・福禄寿(圓満寺)・寿老神(中山観音)・大黒天(西江寺)・布袋尊(清荒神)・弁財天(瀧安寺)>の七カ所で構成されています。
この<ヘッドマーク>は今月1月31日(木)まで、宝塚線の6車両、神戸・京都線各2車両の計10両が提出されているようですが、干支の<ヘッドマーク>は1月7日(月)までとかで、今年も見る機会には恵まれないようです。
七カ所を回る時間は取れそうにもなく、ヘッドマークに手を合わせて拝みましたが、手抜きでは御利益は望めそうにもありません。
「麻婆豆腐の素」でお馴染みの丸美屋から、【汁なし担々麺の素】が出ていました。
「麻婆豆腐の素」は、豆腐だけあれば簡単便利に作れますし、辛さとしても標準的な味ですので、安心して熱湯で温めておりました。
茹であげたうどんにかけて一口、「うっ、なんだこの甘さは!!」と顔がゆがんでしまいました。
これはいけません。甘すぎて食べれません。
具材としては<鶏肉・筍・キクラゲ>等が入っていますが、担々麺の辛さは微塵もなく、豆板醤の味もなく、とても食べ切れる味付ではありませんでした。
まだ「麻婆豆腐」をうどんにかけて食べたほうが、数段おいしかったと思います。
JR神戸駅南口を出て、地下街の「デェオ神戸」に降りるエスカレータ横には、いつも何がしかの鉢植えで飾り付けがされています。
お正月ということもあるのでしょうか、紅白の形で【シンビジューム】が飾られていました。
ラン科シンビジューム属の多年生植物で、中国から日本、オーストラリアにかけて60~70種が分布しています。
その中でも、東南アジア・ヒマラヤに分布する花が大きくて美しい種を中心に交配合を行った花たちを、一般的に【シンビジューム】と呼んでいます。
属名のギリシャ語は、花弁の姿が「cymbe(舟)+eidos(形)」の通り<舟>の形に似ているところからきています。
日本最古の【シンビジューム】は、1859年に貿易商<トーマス・ブレーク・グラバー>(長崎市にある<旧グラバー住宅>当主)が、上海経由で持ち帰った「シンビジューム・トラキアナム」で、当時の株の子孫は「グラバーさん」という通称で現在も引き継がれています。
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