1月31日(木)から始まります「さんちか古書大即売会」のポスターは、懐かしい神戸市内の景色が使用されていますが、「もふもふ堂」さんの作成画のようです。
描かれたこの場所は、神戸っ子ならすぐに分かりますが、中央区下山手5丁目の交差点から、神戸港を見下ろした構図になっています。
左側上の神戸ポートタワーの手前には、松任谷由美の 『タワー・サイド・メモリー』 で有名になりました「神戸タワーサイドホテル」が描かれています。1970(昭和45)年4月に開業して2008年12月に閉鎖、今は「神戸ポートタワーホテル」として営業を再会しています。
右上には、青い看板の「インテルナきたむら」が見えますが、倒産して今はありません。
真ん中あたりに見える石垣は、「花隈城址跡」です。
第一銀行と合併して1971年10月に「第一勧業銀行」となりますが、まだ「日本勧業銀行」の赤い看板です。いまこの場所には、高層マンションが建っています。
市電も、1971年3月13日に全線廃止されました。車体には、1965(昭和40)年11月23日に開業した「神戸デパート」の看板が付けられていますが、阪神・淡路大震災で全壊となり解体されてしまいました。
時代考証をすれば、1970(昭和45)年4月から1971(昭和46)年3月の間に描かれた一枚のスケッチのようで、懐かしい神戸の歴史が垣間見れて楽しめました。
【糀屋】の本店は、三宮のセンタープラザ西館地下1階にあり、2001(平成13)年10月に開店しています。
カウンター席が8席程度の小さなお店ですが、「すじ玉丼」は各種雑誌やグルメ番組に取り上げられ、2011(平成23)年7月6日にプロメナ神戸地下1階のフードコートに支店ができました。
本店と違い食券を買い求め、お盆を用意してのセルフサービスで並ばなければならず、価格が本店と同じ(600円)ですので素通りしておりましたが、新しいメニューとして「玉子丼」(にゅう麺味噌汁付き:380円)が出ていましたので、食べてみました。
出汁と玉子だけで、玉ねぎやシイタケなどの具材は何も入っていませんが、トロトロの玉子の溶じ具合で、出汁も多く美味しくいただけました。
「にゅう麺の味噌汁」、本来なら別売りで(50円)ですから、お得感があります。
<ネギとお新香>はセルフですので、自分の好みで盛ることができ、軽く食べるにはちょうどいい感じでした。
熊五郎の 「みそ味:札幌ラーメン」 は、かなりコクのあるみそ味の旨さを期待して、オリジナルのスープのままでいただきましたが、スープの味わいは感心できませんでした。
今回も「みそラーメン」ですが、玉ねぎと人参を用意して味けなさの防御態勢で臨みました。
まずは、玉ねぎとネギを別の小鍋で湯がき、湯がいたお湯で丼鉢を温めておきました。
麺は藤原製麺所独特の細麺でありながら、コシのある麺ですので、3分ないし4分たたないとほぐれません。
茹であがった麺に野菜類をとスープを入れ、お湯を注ぎました。
熊五郎の「札幌ラーメン」より、野菜の旨みもあるかもしれませんが、断然こちらの「本場北海道味噌」のスープの方がわたし好みでした。
麺自体は同じですので、やはりスープのもとになる「味噌味」の違いが出ているようです。
まろやかなスープ味ですので、もう少し唐辛子の効いた味わいであれば文句のつけようがないところです。
ラン科エピデンドラム属の多年草で、中南米に広く分布しており、一般的な【エピデンドラム】は、橙色が主流ですが、品種改良で赤桃色・黄色・白色などが流通しています。
日本で流通している多くは、「リードステムエピデンドラム」という種の交雑種です。
野生種は、花茎を1~数メートルにも伸ばし、その先端部に半球形の5弁の小輪花を咲かせますが、現在では、花茎を短く改良した品種が出回っています。
名称は、ギリシャ語の「エピ(=上に)」と「デンドラム(=樹上)」の合成語ですが、ラン科の花に多く見受けられるように、この種も本来は<着生種>であることが分かります。
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