本作が長編デビューの新鋭<小林啓一>が監督を務め、大金を拾った女子高生と友人が巻き起こすアクシデントを通して、現代に生きる若者の瑞々しい表情を全編モノクロームの映像で描いた2011年製作の『ももいろそらを』が、2013年1月12日より全国で公開されます。
新聞の採点を日課にしている高校生の「川島いずみ」(池田愛)は、ある日、大金の入った財布を拾います。財布の持ち主を無事に探し当てた「いずみ」でしたが、そこから事態は思わぬ方向へ動き始めます。
主人公「川島いずみ」を<池田愛>が扮し、<小篠恵奈>、<藤原令子>、<高山翼>、<西田麻衣>、<渡洋史>、<桃月庵白酒>が共演しています。
2011年・第24回東京国際映画祭「日本映画・ある視点」部門で作品賞、第50回ヒホン国際映画祭グランプリ、第28回高崎映画祭新進監督グランプリを受賞した作品です。
【仙草】のママさんは台湾出身ですので、本来のお正月は<旧正月>(今年は2月10日(日))が中心になりますが、やはり新年らしい飾り付けがありました。
おめでたい赤色の風呂敷に包まれた一升瓶が、水引飾りがされて置かれていました。
「一本巻き」の変形結びのようですが、シンプルな装いですが、おめでたい雰囲気にあふれています。
風呂敷の起源は定かではないようですが、正倉院の御物の中にもあり、古くは「衣包(ころもつつみ)」や「平包(ひらつつみ)」と呼ばれていました。
それが風呂敷となったのは、室町時代末期に風呂に入る時に「平包」を広げ、そのうえで脱衣などを行い着物を包んだことによるとの説がありますが、確定はされていません。
明治に入り西欧から手提げ鞄などが導入され、需要が減ってしまいましたが、日本の作法として贈答品などを贈る場合には、まだまだ活躍の場があるようです。
ひょんなことで裁判所関係の仕事に関連していますが、少し前まで年配の弁護士さんには、風呂敷包みで書類を持参される方がおられました。
今は訴訟書類も多いのか、キャリーバックが裁判所内を動いています。
ママさん特製の <鶏ガラ白湯スープ> で、各種具材と煮込まれた「フカヒレスープ」は、絶妙の味で飽きることはありません。
日本は世界有数の<フカヒレ>生産国であり、特に気仙沼は水揚げ量も多く、加工技術も優れており、特産地として有名です。
アメリカでは、<フカヒレ>漁は2010年から全面禁止のようで、また世界自然基金などが香港のホテルや中華レストランなどに「フカヒレ料理禁止キャンペーン」などを展開しているとかで、昨年より有名ホテルではメニューから消えました。
乾燥された<フカヒレ>を、ネギやショウガなど香味素材と共に茹で、さらに蒸した上で皮を剥き水にさらす手間のかかる下処理ゆえ、軟骨特有の柔らかいゼラチン質の食感が楽しめます。
捕鯨反対運動と同様に、また日本にも<フカヒレ>反対運動の飛び火が来るのも必至な気がして、今宵は「フカヒレラーメン」(1000円)の美味しさを噛みしめながら、いただいてきました。
【きゅうちゃん】の「本日の日替り定食」(680円)の看板を見ますと、<あぶり焼豚と牡蠣フライ>とあり、どちらも好物ですので迷わずに入店です。
<本格屋台仕込み>とありますように、本来は「ラーメン屋」が出発点ですので<焼豚>の味は保証付きです。炒められたもやしと辛しで、美味しくいただけました。
<牡蠣フライ>も大きくて身が詰まったプリプリの出来ばえで、これまたいい味わいでした。
お隣のお客さんは、<牡蠣フライ>(480円)で一杯呑まれており、フライの個数も多く、これはまた酒の肴として呑みに来なければいけないようです。
アブラナ科アブラナ属の「ハボタン」ですが、キャベツの仲間である「非結球性ケール」を観賞用に改良したものです。
色々な「葉」の種類があるのは、 「切れ葉ハボタン」 のときに述べていますが、お正月飾りとして「松」 と「竹」の間に、姿の良い【踊りハボタン】が飾られていました。
本来は多年草ですが、価格も高くないことで花壇や門松などに使用された後は、かわいそうに廃棄処分の憂き目にあうことが多いようです。
鉢植えや花壇植えのまま置いておきますと、アブラナ科ですので春先に 「黄色い花」 を咲かせます。
花を咲かせた後、種が大きくならないうちに種の下でピンチ(切断)すると、横から芽が出てきてまた花を咲かせます。
何回か繰り返しているうちに一本の茎から数本の「ハボタン」が枝分れしたような状態になり、これが【踊りハボタン】と呼ばれる姿です。
ひょろ長い茎の先に出来る「ハボタン」の姿も、縁起物として好まれているようです。
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