たった一人でカルト教団の三十数人をなぎ倒した前作 『達人山を下る』 のときは80歳でしたが、あれから10年が経ち、「昇月流柔術」の達人<山本俊之>は、今でも岡山県の山奥・賢人岳で陶芸を作り暮らしています。
岡山平和国際大学の学生で、サッカーの試合中に「屁コク大」とヤジを飛ばされ乱闘になった<田上晃吉>は謹慎になり、達人の技を取得したい同じ寮生のクロアチアからの留学生<マルコ>とともに、<厚東>教授の紹介で達人のもとに出向きます。
そこには、イルジスタン人の<アバス>が先輩として修業していますが、故国の政治情勢の不安定から同郷人の襲撃を受けてしまいます。ところが、達人の修業を受けている孫娘や<マルコ>たちの活躍で円満に解決、<アバス>の新しい目標が見定められます。
一見取りとめもない『失禁のツボ突き』や『石仏の突き』など、笑いを誘う技も飛び出すドタバタ喜劇ですが、武芸の本当の強さとは何かを伝えながら、人間の生き方を考えさせられる一冊でした。
お昼がインスタント麺の 熊五郎みそ味「札幌ラーメン」 で軽めでしたので、少し小バラが空き、【せっしゃson。】にて、串かつを食べてきました。
「8本コース」(1180円)など、ありましたが、居酒屋使いで三種だけで引き上げです。
「エビぱん」(180円)・「トロリチーズ生ハム巻き」(160円)・「牛肉」(180円)にしました。
このお店だけに限らず、串かつのソースが四種類ないし五種類を出すお店が多くなりました。
古い関西人として、お店の人がいう「塩で」とか「ポン酢で」などとソースを命令口調で指定されるのには抵抗感があり、無視しています。
「牛肉」は、油取りの意味もあるのでしょうが、敷かれた懐紙にも上からソースが振りかけられており、見栄えだけでソースを付けることができず、なんだか抵抗感を感じました。
本日1月22日は「カレー給食の日」です。
学校給食開始35周年を記念して1982(昭和57)年1月22日、全国の小中学校で一斉に「カレー給食」が実施された日として制定されています。
というわけでカレーが頭の隅にありましたが、いつもお世話になっています立ち呑み「鈴ぎん:福寿」の<川本店長>さんから、「カレー好きのファルコンさんへ」と【猪豚カレー】をいただきました。
和歌山県すさみ町で、雌ブタの(デュロック種・バークシャー種)と雄イノシシを交配した一代雑種(F1)の「イブの恵み」と呼ばれる猪豚肉が使われています。
「ホテルベルヴェデーレ」が監修されているのか、カレールーは欧風的なとろみ感です。
スパイシーさは弱いですがまろやかな味わいで、ポークの味がよく出ていました。
カレールーとしては、もう少し辛さがあればいうことはないのですが、肝心の「猪豚肉」は柔らかくて、肉の固さを感じることなく美味しくいただけました。
冬場の花壇や鉢植えの寄せ植えとして、スミレ科スミレ属の【パンジー】が人気です。
19世紀に大きくて鮮やかな「スミレ」を育成するために、野生の「サンシキスミレ」と野生の「ビオラ・ルテア」や「ビオラ・アルタイカ」などを交配合して作出されたのが【パンジー】の始まりで、次々と園芸品種が生み出されてきています。
日本には、江戸時代末の1864年に渡来しており、当時は「遊蝶花」と呼ばれていました。
単色から二色の色分けされたもの、花の中心に「ブロッチ」が入るもの、また、花色も黄金色・橙色・紫色・黒色(農紫色)等実に多彩な色合いが作られています。
【パンジー】の名前は、フランス語の「パンセ」に由来し、ややうつむき加減の花姿が、「物思い(パンセ)」に耽っているように見えるところにちなんでいます。
開花時期が同じである白色の小花 「アリッサム」 と、色とりどりの【パンジー】の組み合わせは色彩的に美しく、この時期ならではの花壇の楽しみです。
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