料理の匂いに吊られ、うどん屋さんでも急に「カレーうどん」を頼んでしまうことがありますが、この「牛カルビ焼き」(380円)も、調理のときのタレの匂いがたまらない一品です。
「カルビ」は、朝鮮語で肋骨(あばら)を表す言葉ですが、韓国料理においては、肋骨周辺に付いている肉のバラ肉を指し、一般的には「牛」の肉です。
部位的に赤身そのものは硬いのですが、細かく脂が刺し脂肪分が多いため、全体的に柔らかく旨みに富んだ味わいが楽しめます。
豚肉の場合は「テジカルビ」と呼ばれ、基本的には下味を付けずに「サムギョップサル(三枚肉)」として、「サンチュ」の葉に乗せ、好みでニンニクやコチジャンで味の調整をして楽しめます。
【福寿】では、玉ねぎとニラを合わせて甘辛いタレで焼いてくれます。
付け合わせのキャベツの千切りと口に運べば、ビールとの相性は文句のつけようがない一品です。
立ち呑み仲間の<ペコチャン>、土曜日の今日が会社の初出とかで、今年最初の立ち呑み始めです。
お年玉ではありませんが、【ピスタチオ】のおすそ分けをいただき、大好物だけにありがたいことです。
ウルシ科カイノキ属の樹木から取れる殻果で、原産地は地中海沿岸で3~4千年前から野生種を元に食用として栽培されてきました。
主に乾燥した土地で育ち、一定の塩害にも耐えますが、十分な日照と排水が必要です。
日本でも、1884(明治17)年頃に栽培に着手されていますが、気候・風土が合わないのか、その後は育成されていません。
実の皮に「ピスタチオグリーン」と呼ばれる緑色が残り、味は他のナッツとことなる独特の風味を持ち、「ナッツの女王」とも呼ばれています。
主な生産地は、イラン・アメリカ・トルコ・シリアです。イランが世界の生産量の約半分を占めていますが、写真の【ピスタチオ】はアメリカ産の表示でした。
まだ幕の内、遅まきながら神戸市内の<三社詣>として、「生田神社」・「湊川神社」に続き「長田神社」に出向いてきました。
以前お昼ご飯に 「ステーキランチ」 をいただいた【弥喜太亭(ヤキタテイ)】さんの前を通りますと、<はっぴースネーク>と名付けられたおみくじ付きのパンが販売されていました。
神社でおみくじを買えば、(200円)はしますので、パンも食べれておみくじ付きということで、売れ行きも良さそうでした。
そういえば、アメリカやカナダの中華料理店では、ほとんどのお店で食後におみくじが中に入った「フォーチューン・クッキー」が出てきます。
もともとは日本庭園の設計・管理をしていた萩原氏が、アメリカに普及させたお菓子ですが、中国の風習だと誤認されているのが残念なことで、中国にはありません。
日本の北陸地方の神社では、新年の祝いに文字の書かれた二つ折りした紙を入れた煎餅を「辻占煎餅」として配っていた歴史があり、それを模倣したようです。
どのようなおみくじなのか気になり迷いましたが、<はっぴースネーク>を1個だけ買うのも気が引けて、通り過ぎてしまいました。
パスタソースとして、イカリ・ソースの 「たらこ」 や同じキューピーの 「からし明太子」 は食べてきていますが、今回は【ボッタルガ(からすみ)ソース】(236円)がありました。
<アーリオ(ニンニク)・オーリオ(オリーブオイル)>をベースに、粉末にした<からすみ>が混ざり、加えバターで風味づけがしてあります。
<からすみ>は、ボラの卵を塩漬けにして乾燥させたものですが、隠し味の<アンチョビソース>と合わさり、程良い塩加減で美味しくいただけました。
<パセリ>の粉末もトッピングとして小袋で付いており、風味づけの脇役としていい塩梅でした。
液体状のソースでしたが、パスタとよく混ぜていますと、ブツブツとした<からすみ>も多くからみ、コクのある味が楽しめました。
福を呼ぶ縁起の良い観葉植物として、開店祝いや事務所開きによく見かける【カンノンチク】です。
一般的には濃い緑色の葉をしていますが、斑入りの葉の【カンノンチク】を見かけました。
名称に「竹」が使用されていますが、イネ科ではなく、ヤシ科カンノンチク(ラピス)属の常緑低木です。
原産地は中国南部から東南アジアで、約10種が分布しています。
沖縄県の「観音山」という寺院にあった竹のような植物ということから、【カンノンチク(観音竹)】と呼ばれ、別名「リュウキュウシュロチク(「琉球棕櫚竹)」、もしくは単に属名の「ラピス」と呼ばれています。
渡来した江戸時代初期から人気があり、100種以上が育成されている日本独特の園芸植物で、「オモト」や「東洋蘭」とともに三大古典園芸品種です。
枝を出さず、幹は古い葉鞘の繊維で堅く包まれており、初夏には淡い黄色の小花を咲かせるようですが、残念ながらいまだ見たことはありません。
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