新年の飾りつけは、金銀の模様柄の真っ直ぐな丸い花器に、青々とした松が気持ちよく一本植え込まれていましたが、光線の関係でうまく撮り込めませんでした。
今日の朝方にはまだ、青松の一本生けの姿を眺めて電車に乗りましたが、帰宅時には写真のように<梅と日本水仙>という取り合わせに生け替えられていました。
もう少し早く帰宅すれば、生け花をされている <佐々木房甫> 先生と、またお会いでき話しが出来たと思いますと、残念でなりません。
飾り気のない枝の反り具合も、計算され作られ曲げられた角度だと思いますが、単純な構成の中に、春を待つ植物たちの力強さを感じさせる構成だなと、眺めておりました。
小正月の内に新年の挨拶にと、【OBABA】に顔を出してきました。
お正月ということで、突き出しは<田作り(ごまめ)・数の子・黒豆>の「祝い肴三種」の盛合せです。
「オババは神戸やろに、なんで<田作り>なんや」と聞きましても、問うた意味が分かりません。
「関西は<田作り>ではなく、<たたきごぼう(酢ごぼう)>やんか」と説明して、ようやく納得したようです。
来月一日には開店4周年を迎えますが、隣にいた常連客の<しげさん>と、「4周年はお祝いは、飛ばしますよね」と下打ち合わせしましたが、オババさんのことですから、「なんでしてくれへんねん」と言われてしまいそうです。
巳年生まれのオババさんですから、9月のお誕生日には72歳を迎えます。
まだまだおとぼけのお付き合いは、今年も続いていきそうです。
40年以上の歴史のあるぎょうざ専門店の【天平】さんに、出向いてきました。
日曜日はお昼の12時から、平日は午後4時からの営業です。
初代の大将のお店は、高速長田駅の地下街にありましたが、今は新しくできたビルの1階に移られて営業されています。
メニューは「焼ぎょうざ」(400円)と「水ぎょうざ」(400円)の二つだけしかありません。
1人前の値段も最近は、(330円) → (350円) → (400円)と高くなり、瓶ビール(中)も(550円)ですから、もはや餃子も庶民の味とは言えなくなりました。
「焼ぎょうざ」は、平たい独特の形状をしており、ニラとニンニクがたっぷりの味わいです。
神戸独特の<味噌だれ>ではありませんが、唐辛子たっぷりの辛めのラー油でいただきますと、ビールが進みます。
二代目として息子さん夫婦が大将を支えている様子、微笑ましく眺めながらいただいてきました。
先月から販売されているようでしたが、「辛くないだろうし」と見送っていた「カツカレー」(490円)ですが、新製品でもありB級グルメ派を謳う以上はと食べてきました。
カレールーとしては上手くまとまっている感じで、小麦っぽい感じはありませんでした。
カツは注文後に揚げているのか保温しているのか、ネコ舌でも熱々感は感じませんでした。
辛さは一般的には標準(おそらく)なのでしょ、甘いという感じはしませんでした。
「カツ」がありますので(490円)としては、可もなく不可もない味だとおもいますが、同じファーストフード業界としては、「松屋」の <トマトカレー>(290円) や <ハッシュドビーフ>(330円) の方が、値段的にも味的にも勝っています。
いつも顔出しております立ち呑み屋さん「福寿」に、 <凍結酒> などを届けられている配達のおじさんと偶然に出会い、おじさんの注文も「カツカレー」には驚きました。
せかされる配達業務、お昼休みはファーストフード店で気軽に済ませられるようで、食べ終わりましたらあわただしく出て行かれました。
なんやかやと早や年明けて十日が経ちました。
新年の挨拶も一通り終わり、乾杯の機会も少なくなりましたが、フランス語で「乾杯!」とグラスの縁をを当てた音からの【チンチン】と命名された、赤朱色の<バラ>が咲いていました。
フランスの「メイアン社」のF・G・パオリーノが、1978年に作出したフロリバンダ(F)系統の色鮮やかな丸弁を持つ平咲き種です。
この「メイアン社」は家族経営の園芸会社ですが、<バラ>の世界では「ピース(マダム・アントワーヌ・メイアン)」という、第二次世界大戦後にとても人気の出た品種を作出しています。
寒い時期として、色鮮やかな花姿は少ないのですが四季咲きのバラとして楽しめるは、ありがたいことです。
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