徳川家康を祖父に、その嫡子の秀忠を父に、豊臣秀吉とお市の娘としてお茶々を姉に持つお市を母として、生まれたのが千姫です。
7歳で豊臣秀頼に嫁ぎ、大阪冬の陣を乗り越え、大阪夏の陣にて夫秀頼は自害、再び江戸の徳川方に生き延び、70歳で「天樹院」として亡くなるまでの物語が、描かれています。
歴史小説にありがちな、年代等の書き込みは少なく、また書かれていなくても、歴史的事実の年代が影響する内容ではありません。
武士同志の争い事が続く社会において、女・子供が人質替わりにされ、戦略結婚がまかり通る時代において、一人の「おんな」の生き方としての目線で千姫を浮き彫りにしています。
「負けて死んだ者は、勝った者によって汚名を着せられる。愚かな主人だったとか、血もない男だったとか。だから女は生き残れるものなら、生き残って、正しいことを伝えよ」
お市の遺言の言葉が、戦国時代に生きた波乱万丈の「おんな」の言葉として、心に残る一冊でした。
多くの昆虫は、<卵 → 幼虫 → 蛹 → 成虫>と、完全変態をします。
体長4センチぐらいでしょうか、葉の上で<蛹>を見つけました。
特徴ある形ですので、分かる人にはすぐに判断できるのでしょうが、さすがにこの分野までは分かりません。
昔のファルコン少年なら家に持ち帰り、カゴの中での観察となりましたが、今の時代は個体数が少ないでしょうから、一匹でも自然界には貴重な存在です。
写真に記録できただけでも良しとして、時間が出来たときに、どの<蛹>なのかの同定作業を進めいと考えています。
いつも花時計の模様をみて、だいたいはそれらしい模様を感じ取り、デザイン画の説明板を読むのですが、さすがに今回は花時計を見て、「???」のデザインでした。
左上にデザイン画を付けていますが、花時計の模様だけを見て、「アゲハチョウ」だとは分からなかったです。
赤色の部分は「ベゴニア」、白色の地は「シロタエギク」の構成です。
NHKの大河ドラマ「平清盛」も人気がないのか、先週の視聴率はひとケタ台だったようです。
神戸市も大々的に観光キャンペーン【KOBE de 清盛 2012】を繰り広げていますが、効果のほどはどうでしょうか。
清盛が、平家の別荘群があった福原(現兵庫区平野)の地に、安徳天皇・高倉上皇以下が大挙して訪れたのが、1180(治承4)年の6月でした。
都造りの計画が進んでいたので、これを<福原遷都>と呼んでいますが、わずか約170日で挫折し、翌年清盛は京都で亡くなります。
彼以降、遷都を成し遂げた武将は一人も出ていません。
「アゲハチョウ」は平家の家紋ということで、遷都の行われた6月に合わせて、花時計の模様替えです。
盛岡の三大麺として、「わんこそば」 「ビビン麺」 そしてこの「じゃじゃ麺」が有名のようです。
<ピリリと辛い黒ごま肉みそ>のキャッフレーズに期待しましたが、予想外の味付けでした。
<辛い>というよりも、冷やし中華のタレ以上に<酸っぱい>味付けで、閉口しました。
醸造酢の割合いが高いようで、味噌の味が完全に負けています。
麺は、熱い茹で麺仕上げでも、冷たく冷やしてもいいようでしたが、熱い温麺で食べてみました。
7分間という湯で時間でしたので、並行して卵を茹でました。
キュウリと白髪ネギを用意しましたが、添付されている味噌だけで食べきるのは、わたしには難しい<酸っぱさ>です。
おろしニンニクや紅ショウガもいいとと書かれていましたが、手持ちがなく、一緒に食べたとしてもこの<酸っぱさ>が変わるとは、とても思えない味でした。
昨年、お花好きのおばあちゃんのお家で、 「ジンジャ」 の花を写させていただきました。
久しぶりに何か面白い花がないかと覗いてみましたら、【ホタルブクロ(蛍袋)】の白色の花が、鉢植えの中でたくさんぶら下がっていました。
キキョウ科ホタルブクロ属の多年草ですから、毎年おばあちゃんが楽しんでいる様子が、目に浮かびます。
釣鐘型の花を下向きに咲かせていますが、全体に毛が生えています。
葉の形はハート型をしており、花色は赤紫色と白色があります。
良く似た形状に「ヤマホタルブクロ」がありますが、花の基部の<蕚片>の間が反り上がっているのが【ホタルブクロ】です。
和名は、子どもたちがこの花の中に蛍を閉じ込めて灯りを楽しんだことに由来するとも、古語で提灯を「火垂(ほたる)」と呼んでいたのが由来ともいわれています。
今年は、痛々しい触覚の折れた昆虫と良く出会うようです。
手にとまった 「ヨコヅナサシガメ」 もかわいそうでしたが、この【クビワウスグロホソバ】も、左側の触角がありません。
自然の世界での生活環境、厳しさを感じてしまいます。
チョウ目(鱗翅目)ヒトリガ科コケガ亜科の昆虫です。
名称通り、頭部と胸部の間に黄橙色の模様があるので、<クビワ>と付けられ、翅の色合いが<ウスグロ>で、また翅が細い葉に似ているので<ホソバ>でしょうか。
熱いアスファルトの上で休憩中のようでしたが、触角が片方だけでは、方向性があやふやなのかもしれません。
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