万引きや強盗など、子供のころからつるんでいた幼馴染と、20数年前にたもとを分かち、刑事の道に進んだ<ファビオ>です。
刑事と犯罪者、お互いに違う人生を歩んできていましたが、突然その二人が、次々に殺されてしまいます。生きる道は違えども、友情が消えたわけではありません。
個人的な感情を内に秘めながら捜査を進めてゆく過程で、<レイラ>という心許した若い彼女が強姦され、射殺死体で発見されます。
愛する女性を亡くした傷を抱え、幼馴染の捜査を進めてゆく上で、二つの事件が絡み合ってきます。
「マルセイユ」という、他民族がひしめき合い、人種差別の激しい街を舞台に、裏世界のギャングが絡み、主人公のはみだし刑事<ファビオ>の地道な捜査が続いてゆきます。
女が好きで、音楽が好きで、釣りと辛口の酒が好きで、旨い料理には目がない主人公、どんなに絶望していても、この偽善に満ちた世界を愛しています。
著者は、2000年に54歳で他界していますが、この「マルセイユ」を舞台に三部作があり、今後続けて読みたい<ロマン・ノワール=ハードボイルド>作品の一冊目です。
今日のおすすめ品は、【厚揚げとゼンマイの煮物】(280円)でした。
鶏肉、ニンジンも入り、いい出汁の煮物に仕上がっています。
おばあちゃん子としては、懐かしい味の一品でした。
ゼンマイ(薇)は、ゼンマイ科ゼンマイ属の多年草のシダ植物ですが、ワラビやコゴミと並ぶ、山菜の代表格だと思います。
昭和30年代は、茹でてアク抜きをして、天日に干していました。干し上がるまでに何度も手もみして柔らかくし、黒い縮緬状の状態で保存していたと思います。
今では、「乾燥ぜんまい」や戻した「水漬け」のゼンマイが袋売りされているようで、随分と手間がかからなくなりました。
ファーストフードで育った世代には、興味がわかない素材かもしれませんが、日本的な素朴な料理だと思います。
エースコックの<飲み干す一杯>シリーズの 「坦坦麺」 も 「濃厚魚介醤油」 もあまりいい出来ばえのスープではありませんでした。
今回はどうかなと、続けてエースコックの【小海老天そば】(105円)に挑戦です。
油揚げ麺は、そばがらのブツブツが見て取れるそばでした。
かやくの小海老天は、一尾一尾が天ぷらにされており、よくある丸い「かき揚げ」の形ではなく、卵麩、ネギもそこそこの量が入っています。
肝心のスープ、関東系の濃い色合いで、醤油辛さが立つ味わいでした。
一味を入れて味の調整をしましたが、基本がよろしくないので、口に合いませんでした。
鰹出汁風味の製品は、やはり関西風・関東風とに分けてほしいところです。
広いお庭がありますと、お花好きの方は色々な種類を植えられていると思います。
某和装品店のお店の前、すべての植え込みに【パラルゴニウム】ばかりで、赤紫色の花一色でした。
よほどお気に入りの花なんだと思います。
以前に 「ペラルゴニウム:エンジェルアイズ」 という品種改良された四季咲きの花を紹介しました。
本種のこれぞ【ペラルゴニウム】だという花を、ようやく見つけることができました。
花径7~8センチはある、見事な花姿です。
約束通り、上部2枚の花弁に斑模様があり、下部3枚の花弁は小さめの形です。
フロウソウ科テンジクアオイ属の花として、別名「ナツザキテンジクアオイ(夏咲天竺葵)」のごとく、夏の間だけ咲き誇る一季性の花です。
「モンシロチョウ(紋白蝶)」 と並んで良く知られた【モンキチョウ(紋黄蝶)】ですが、なかなか飛翔が早く、写真を撮るのが難しい蝶です。
運良くガーベラの花の上で、口吻を伸ばして吸い蜜をしている場面に出会いました。
チョウ目(鱗翅目)シロチョウ科モンキチョウ属の昆虫ですが、同じシロチョウ科の「モンシロチョウ」は、翅の裏側に<黒い斑紋>が目立ちますが、【モンキチョウ】は後翅裏側に丸い<銀色の斑紋>があります。
雄の翅の地色は黄色ですが、雌には黄色と白色があり、写真の【モンキチョウ】は、雌の色合いです。
幼虫の食草としては、「アカツメグサ」や「シロツメグサ」などのマメ科の植物を好み、寒冷地でも年2回、温暖地ではそれ以上に成虫が発生する、元気な蝶さんです。
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