<食べること、歩くことも仏教の実践>という、宣伝文句に引かれて手にしてみました。
著者は、1961(昭和36)年大阪府生まれ、浄土真宗本願寺派・如来寺の住職さんです。
難しい宗教書というイメージはなく、関西弁で小気味よく書かれていますので、読みやすい内容でした。関西人特有の、自分自身に突っ込みを入れながらの文章ですので、肩を張らずに読めます。
大学教授でもあり、随所に思想家や評論家の引用があり、雑学の収集としても役に立ちました。
仏教(宗教)というものを、漫画『ちびまる子ちゃん』の会話や落語家の故桂枝雀と桂ざこばのやり取り、『がばいばぁちゃん』の登場と、多彩な分析で興味を持たせるなど、学生相手の授業のつかみどころかなと読ませていただきました。
結論がでないのが宗教、改めて認識させてくれる一冊でした。
何気なく窓際に置かれていた鉢植えの花を見て、「なんだ、これは」と、足が止まりました。
花の形は<アツモリソウ>の特徴を持っていますが、本来の花の色である紅色や茶褐色の色合いとは、程遠い極彩色の花弁です。
下部に見られる袋状の唇弁を持つ花の姿を、平敦盛が後ろからの矢を防ぐために戦で背負っていた母衣(ほろ)の形に見立てて、<アツモリソウ(敦盛草)>と名付けられています。
ラン科アツモリソウ属の植物で、人間の開発行為や心ない乱獲により絶滅危惧種に指定されている、「国内希少野生動植物種」です。
園芸品種の<アツモリソウ>だと思い、色々と調べてみましたが、品種を同定することができませんでした。
それともまったく別の花なのか、モンモンとした日曜日を過ごしてしまいました。
いつも立ち呑み「鈴ぎん:福寿」で楽しくお話しさせていただく<Nさん>は、「神戸高知県人土陽会」の理事さんです。
本日10日(日)は、神戸ラッセホールで、第82回の定期総会を兼ねた懇親会が行われました。
たくさんのお土産があるようで、一番軽そうな【塩二郎(えんじろう)】を、おすそ分けとしていただきました。
高知県安芸郡田野町で、天日干しで作られたお塩です。
田野町の海水は、通常よりも塩分が1%ほど薄いのですが、その分ミネラルが豊富に含まれていますので、とても身体によい塩だと教えていただきました。
製造者の佐東京二郎さんは、1970(昭和46)年生まれと若く、東京から移住して製塩の修行を積み、2009年8月に独立されています。
まだ歴史の浅い「田野屋 塩二郎」さんのようですが、これからの手作りの製塩に、応援したいものです。
今年2月20日にリニュアルされて発売されています、【担担麺】(138円)です。
<飲み干す一杯>シリーズとして3種類ほどが発売されていました。
まずはその中で、辛党として【担担麺】を選んでみました。
麺は普通の太さの油揚げ麺で、<鶏・豚・野菜エキス>が入っている割には、特に際立った味を感じませんでした。
この手のカップ麺には珍しく、写真でも分かるように肉そぼろも大きく、量もそこそこです。
チンゲン菜の切り方も、大きめのカットで、いい感じでした。
食べる直前に「液体スープ」の「深煎り練り胡麻」を入れますが、味噌ベースのスープにコクが出ていますが、残念ながら、辛さ的には物足りませんでした。
「飲み干す一杯」とありますので、もう一工夫ほしい味付けです。
透き通るような青紫色の花は、5~7ミリの大きさで、<穂状花序>の携帯で、順次下から花を咲かせる【ベロニカ・スピカータ】です。
原産地はヨーロッパ中部~北アジア、ゴマノハグサ科クワガタソウ属の総称で、300種とも500種ともいわれるほど種類があります。
日本原産種としては、「トウテイラン(洞庭藍)」があり、形状と色から別名「ルリトラノオ(瑠璃虎の尾)」と呼ばれています。
長さ10~20センチほどの穂状が風に揺れていますと、なかなか優雅な風合いです。
空き地からはみ出すようにイタドリの葉が出ていましたが、なんと目線の高さに【クワゴマダラヒトリ】の幼虫がいました。
【クワゴマダラヒトリ(桑胡麻斑灯蛾)】は、チョウ目(鱗翅目)ヒトリガ科の「蛾」です。
体長70ミリと大きく、最終段階の7齢かなと思います。
白い背中の筋と節に入る茶褐色の斑点、黒い毛が密集しており、白く長い毛がちらほらしていますので、見分けやすい幼虫の一つです。
「クワ」と名がついていますが、クワ以外にも多くの種類の葉を好んで食べています。
見た目には「ギョゥ」とする感じですが、色彩もきれいで貫禄ある幼虫のひとつです。
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