江戸から遠く離れた田鶴蕃は十五万石で、藩主<長城守常寿>が治めています。
鷹狩りが好きで、猟に出た際刺客に襲われ、二男<圭寿>のお側付きである筆頭家老の嫡男<吉倉伊月>の立ち合いで、藩主は命を取り留めますが、腰の骨を折る大けがをしてしまいます。
一方、刺客として切りこんだ<燦>は、田鶴蕃の陰の力として尽力してきた最後の「神波一族」の生き残りですが、吉倉家として隠された関係があります。
江戸詰めの長男<継寿>が病死、藩の跡を継ぐべき<圭寿>ともども<吉倉伊月>も江戸にむかいますが、その後を追うように<燦>も江戸に向かいます。
|1|とあるように、このあとシリーズが続くようですが、あさのあつこ初の文庫書き下ろし作品、この先も楽しみな展開が期待できます。
「B級グルメがお似合いの、ファルコンさんへ」ということで、<ペコちゃん>から【センベイ汁】を頂戴しました。
<厳手屋製、南部二戸のせんべい使用>で、宮坂醸造(創業1662年)の「信州一味噌」が使用されています。
3センチ角程度の薄焼きせんべい4枚には、「南・部・煎・餅」の一文字づつが浮き文字で入れられているのには、感心しました。
具材は、<大根・じゃがいも・人参・鶏肉・ごぼう・こんにゃく>と入っています。
南部二戸のイメージから、純粋な味噌味だと思っていましたが、<鶏だし・しょうゆ味>で、あっさりとした味付けでした。
ご飯のお伴にしましたが、チキンスープの味わい、バタートーストでも合いそうです。
外食が多いと、今日は何を食べようかと迷う日がありますが、西多聞通近辺では、「おまかせ弁当」(600円)がある【吉珍】さんか、「きはた」さんに足が向かいます。
今日は食後の「アイスコーヒー」が付いている【吉珍】さんに、しばしの雨宿りを兼ねて決めました。
本日の「おまかせ弁当」の主役は、トンカツでした。
最近、食べているようであまりカツ類を口にしていませんでしたので、ジューシィーなトンカツ、おいしくいただいてきました。
【吉珍】さん、今日のように「おまかせ弁当」という日もあれば、 「おまかせ定食」 の日もあります。
料理の出し方が、「お弁当箱」と「お皿」の違いだと思いますが、女将さんのその日の気分で分かれるのかなと、少しばかり気になるところです。
JR神戸駅山(北)側に、大きな自転車置き場があります。
その植え込みは、「ヒペリカム ・カリシナム」の花が密植されており、開花の最盛期には大きな黄色い花が見事です。
その脇の植え込みには、同じオトギリソウ科オトギリソウ属の、【ヒペリカム ・ヒデコート】が植えられていました。「金糸梅」の園芸品種で、花弁が本種よりも大きいです。
同じ<属>ですし、花の色も同じで形がよく似ていますので、気づきませんでした。
「ヒペリカム ・ カリナシウム」はひとつの茎にひとつの花しか咲かせませんが、この【ヒペリカム ・ ヒデコート】は数個の花を付けますので、「あれ?」と思い目が止まりました。
また、 「ヒペリカム ・カリシナム」 は長い雄しべが特徴的です。
こちらは雄しべが短く、花弁の半分ぐらいの長さしかありませんので、区別は容易です。
昨夜【仙草】さんでお土産にいただいた<台湾肉粽(ロォゾン)>が、今朝の朝ご飯です。
台湾での「端午節(端午の節句)」は、旧暦で数えますので、今年は6月24日(日)になります。
お祝いとしてこの<肉粽>を食べ、台北と台南では作る過程が若干異なるようです。
味付けされた豚肉とシイタケの味がしっかりとしており、もち米は柔らかく、笹の葉の香りがほんのりとあり、おいしい肉粽でした。
こぶし大の大きさがありますので、2個目はさすがに諦めました。
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