江戸から遠く離れた田鶴蕃は十五万石で、藩主<長城守常寿>が治めています。
鷹狩りが好きで、猟に出た際刺客に襲われ、二男<圭寿>のお側付きである筆頭家老の嫡男<吉倉伊月>の立ち合いで、藩主は命を取り留めますが、腰の骨を折る大けがをしてしまいます。
一方、刺客として切りこんだ<燦>は、田鶴蕃の陰の力として尽力してきた最後の「神波一族」の生き残りですが、吉倉家として隠された関係があります。
江戸詰めの長男<継寿>が病死、藩の跡を継ぐべき<圭寿>ともども<吉倉伊月>も江戸にむかいますが、その後を追うように<燦>も江戸に向かいます。
|1|とあるように、このあとシリーズが続くようですが、あさのあつこ初の文庫書き下ろし作品、この先も楽しみな展開が期待できます。
- ブログルメンバーの方は下記のページからログインをお願いいたします。
ログイン
- まだブログルのメンバーでない方は下記のページから登録をお願いいたします。
新規ユーザー登録へ
投稿日 2012-06-22 11:51
ワオ!と言っているユーザー
投稿日 2012-06-22 23:10
ワオ!と言っているユーザー