<食べること、歩くことも仏教の実践>という、宣伝文句に引かれて手にしてみました。
著者は、1961(昭和36)年大阪府生まれ、浄土真宗本願寺派・如来寺の住職さんです。
難しい宗教書というイメージはなく、関西弁で小気味よく書かれていますので、読みやすい内容でした。関西人特有の、自分自身に突っ込みを入れながらの文章ですので、肩を張らずに読めます。
大学教授でもあり、随所に思想家や評論家の引用があり、雑学の収集としても役に立ちました。
仏教(宗教)というものを、漫画『ちびまる子ちゃん』の会話や落語家の故桂枝雀と桂ざこばのやり取り、『がばいばぁちゃん』の登場と、多彩な分析で興味を持たせるなど、学生相手の授業のつかみどころかなと読ませていただきました。
結論がでないのが宗教、改めて認識させてくれる一冊でした。
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投稿日 2012-06-14 04:14
ワオ!と言っているユーザー
投稿日 2012-06-14 16:05
ワオ!と言っているユーザー