『バケモノの子』・『おおかみこどもの雨と雪』の<細田守>監督が手がけ、2018年・第71回カンヌ国際映画祭の監督週間に出品された『未来のミライ』が、2018年7月20日より全国で公開されます。
甘えん坊の4歳の男児「くんちゃん」と、未来からやってきた成長した妹「ミライ」の2人が繰り広げる不思議な冒険を通して、さまざまな家族の愛のかたちを描いています。
とある都会の片隅。小さな庭に小さな木の生えた、小さな家に暮らす4歳の「くんちゃん」は、生まれたばかりの妹に両親の愛情を奪われ、戸惑いの日々を過ごしていました。そんな彼の前にある時、学生の姿をした少女が現れる。彼女は、未来からやってきた妹「ミライ」でした。「ミライ」に導かれ、時を越えた冒険に出た「くんちゃん」は、かつて王子だったという謎の男や幼い頃の母、青年時代の曽祖父など、不思議な出会いをしていきます。
これがアニメ声優初挑戦の<上白石萌歌>が「くんちゃん」、細田作品は3度目となる<黒木華>が「ミライ」の声を担当。両親役に<星野源>、<麻生久美子>、祖父母役に<宮崎美子>、<役所広司>が声を当てています。
7月27日全国で公開される映画『劇場版コード・ブルー ードクターヘリ緊急救命ー』は、フジテレビ系列で放送されていた医療ドラマシリーズであり、<山下智久>と<新垣結衣>らの共演で、リアルな医療・災害・事故現場の描写や主人公たちの成長と絆の人間模様を描き、2008年7月の放送以来、連続ドラマ3シリーズ、スペシャル版1作品が放送された人気テレビドラマを映画化した作品です。
舞台は2017年に放送された3rdシーズンで描かれた地下鉄トンネル崩落事故から3カ月後。東京湾を運行していたフェリーが濃霧の影響で海ほたるに衝突し、さらに成田空港でも異変が生じます。
未曽有の連続大事故現場から「藍沢」たちに出動要請が入ります。「藍沢耕作」役の<山下智久>、「白石恵」役の<新垣結衣>、「緋山美帆子」役に<戸田恵梨香>、「冴島はるか」役に<比嘉愛未>、「藤川一男」役に浅利陽介>といった10年間シリーズに参加したレギュラー陣のほか、テレビ版から続投の<安藤政信>、<椎名桔平>、劇場版から参加する<新田真剣佑>、<かたせ梨乃>、<山谷花純>らが出演、脚本は<安達奈緒子>、監督は<西浦正記>が務めています。
時代劇専門チャンネルの開局20周年記念作品として、『鬼平犯科帳』などで知られる作家<池波正太郎>が自身の小説をベースに戯曲化した股旅もの時代劇を映像化した『雨の首ふり坂』が、2018年7月21日より全国で公開されます。
殺しを請け負いながら諸国を渡り歩く年老いた渡世人「白須賀の源七」は、信州追分で若い渡世人「彦太郎」と出会い、竹原一家の親分殺しを請け負いますが、「竹原」の親分に傷を負わせたものの仕損じてしまいます。なんとか竹原一家の追っ手を振り切った「源七」たちは、行き倒れていたところを小諸宿のうどん屋主人「茂兵衛」と孫娘に助けられます。
堅気として平穏な毎日を送る「源七」でしたが、「竹原」親分の仕返しの命を受けた刺客たちが「源七」の命を狙っていました。
主人公「源七」役を、時代劇専門チャンネルの作品に多数出演する<中村梅雀>が演じています。2017年9月に撮影され、2018年2月に急逝した<大杉漣>も出演。映画『星になった少年』(2005年)の<河毛俊作>が監督、<大森寿美男>が脚本を務めています。
本作が長編デビュー作となるスペインの新人女性監督<カルラ・シモン>が、自身の幼少期の体験をもとに、思春期前の少女の繊細な心の機微を、カタルーニャの風景を舞台に描いた2018年アカデミー外国語映画賞スペイン代表作品『悲しみに、こんにちは』が、2018年7月21日より全国で公開されます。
両親をある病気で亡くした「フリダ」は、若い叔父夫婦のもとで暮らすこととなります。叔父と叔母、そしていとこの「アナ」は、バルセロナからカタルーニャの田舎へと引っ越してきた「フリダ」を家族の一員として温かく迎え入れてくれますが、「フリダ」たちが新しい家族として生活するためには、お互い時間が必要でした。
初めて生と死に触れた少女の特別なひと夏をみずみずしく描き、ベルリン国際映画祭やゴヤ賞で新人監督賞を受賞。第71回カンヌ国際映画祭(2018年5月8日~)では、映画界で活躍する女性をたたえる「ウーマン・イン・モーション・アワード」などを受賞しています。
LGBTが抱える問題を、当事者ではなく周囲の人々の目線から描き、2017年・第26回レインボー・リール東京(東京国際レズビアン&ゲイ映画祭)のコンペティションでグランプリを受賞した2016年製作の短編作品『カランコエの花』が2018年7月14日より公開されます。
とある高校の2年生のクラスで、ある日唐突に「LGBTについて」の授業が行われたことをきっかけに、クラス内にLGBT当事者がいるのではないかという噂が広まっていく様子を描いています。
日常に波紋が広がり、思春期ならではの心の葛藤を抱えた生徒たちは、それぞれに行動を起こします。
レインボー・リール東京のほか、京都国際映画祭2017や第4回新人監督映画祭などでも受賞を果たした。監督は尊厳死を題材に描いた『尊く厳かな死』(2015年)の<中川駿>が務めています。
漫画家<押見修造>が実体験をもとに描いた同名コミックを、『幼な子われらに生まれ』 (2017年・監督:三島有紀子)の<南沙良>と 『三度目の殺人』 (2017年・監督: 是枝裕和)の<蒔田彩珠>のダブル主演で実写映画化した青春ドラマ『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』が、2018年7月14日より全国で公開されます。
上手く言葉を話せないために周囲となじめずにいた高校1年生の「大島志乃」は、同級生の「岡崎加代」と校舎裏で出会ったことをきっかけに、彼女と一緒に過ごすようになります。
コンプレックスから周囲と距離を置き卑屈になっていた「志乃」でしたが、「加代」にバンドを組もうと誘われて少しずつ変わっていきます。やがて、「志乃」をからかった同級生の男子「菊地」が強引にバンドに加入することになります。
<林海象>監督や<押井守>監督のもとで助監督を務めてきた<湯浅弘章>が監督を務め長編商業映画デビューを果たし、『百円の恋』 (2014年・監督: 武 正晴)の<足立紳>が脚本を手がけています。
<ジャン=リュック・ゴダール>の2番目の妻で、<ゴダール>の監督作『中国女』の主演を務めた<アンヌ・ビアゼムスキー>の自伝的小説を映画化した『グッバイ・ゴダール!』が、2018年7月13日より全国で公開されます。
『アーティスト』(2011年)の<ミシェル・アザナビシウス>が監督を務め、<ゴダール>とともに時代を駆け抜けた<アンヌ・ビアゼムスキー>の知られざる日々をコミカルに描きます。
パリの大学で哲学を学ぶ「アンヌ」は、もうすぐ19歳。ある日彼女は、映画を変えたと世界中から注目される天才監督<ジャン=リュック・ゴダール>と恋に落ち、彼の新作映画で主演を飾ることになります。新しい仲間たちとの映画づくりや<ゴダール>からのプロポーズなど、生まれて初めての経験ばかりの刺激的な毎日の中で、様々なことを夢中で吸収していく「アンヌ」でした。
一方、パリの街ではデモ活動が日ごとに激しさを増し、<ゴダール>も次第に革命に傾倒していきます。『ニンフォマニアック』(2013年・監督: ラース・フォン・トリアー)の<ステイシー・マーティン>が「アンヌ」、『サンローラン』(2014年・監督:ベルトラン・ボネロ )の<ルイ・ガレル>が「ゴダール」を演じています。
『ラ・ラ・ランド』の<エマ・ストーン>が実在のテニスの女王を演じ、1970年代に全世界がその行方を見守った世紀のテニスマッチ「Battle of the Sexes(性差を超えた戦い)」を映画化した『バトル・オブ・ザ・セクシーズ』が、1018年7月6日より全国で公開されます。
1973年、女子テニスの世界チャンピオンである「ビリー・ジーン・キング」は、女子の優勝賞金が男子の8分の1であるなど男女格差の激しいテニス界の現状に異議を唱え、仲間とともにテニス協会を脱退して「女子テニス協会」を立ち上げます。そんな彼女に、元男子世界チャンピオンの「ボビー・リッグス」が男性優位主義の代表として挑戦状を叩きつけてきます。
ギャンブル癖のせいで妻から別れを告げられた「ボビー」は、この試合に人生の一発逆転をかけていました。一度は挑戦を拒否した「ビリー・ジーン」でしたが、ある理由から試合に臨むことを決意します。
「ビリー・ジーン」役を<エマ・ストーン>、「ボビー」役を<スティーブ・カレル>が演じています。監督は『リトル・ミス・サンシャイン』の<ジョナサン・デイトン&バレリー・ファリス>が務めています。
『特命戦隊ゴーバスターズ』の<馬場良馬>と『血まみれスケバンチェーンソー』の<玉城裕規>がダブル主演を務め、群馬と東京を舞台に父子のつながりを描いた『一人の息子』が、2018年7月7日より公開されます。
映像制作会社で働く「山内樹」のもとに、父が倒れたという電話が入ります。父とはそれほど仲が良いわけではありませんでしたが、「樹」にとってかけがえのない存在でした。
一方、引越し業者の仕事をする「倉田歩」には父がいません。育ってきた環境も職業も全く違う「樹」と「歩」の運命が、1通の書類によって繋がっていきます。
「山内樹」役に<馬場良馬>、「倉田歩」役に<玉城裕規>、共演に『進撃の巨人』の<水崎綾女>。山内樹の父の妹に<竹下景子>が演じ、ユーチューバー「ササヤマ」役の息子<関口アナム>と初共演を果たしています。監督は『U-31』・『リュウセイ』の<谷健二>が務めています。
集英社「別冊マーガレット」に連載された<水野美波>原作の人気少女コミックを実写映画化し、性格も趣味もバラバラなイケメン男子高校生4人組の友情と恋を描いた青春ドラマ『虹色デイズ』が、2018年7月6日から全国で公開されます。
ピュアで元気な愛されキャラの「なっちゃん」、チャラくて女好きな「まっつん」、物静かで超マイペースな秀才「つよぽん」、いつも笑顔だけど実はドSな「恵ちゃん」は、いつも一緒につるんでいる親友同士。4人はにぎやかで楽しい高校生活を送っていましたが、恋に奥手な「なっちゃん」が同級生の「杏奈」に片思いしたことから、彼らの日常に変化が起こりはじめます。
人気グループ「GENERATIONS from EXILE TRIBE」の<佐野玲於>が「なっちゃん」役、『きょうのキラ君』の<中川大志>が「まっつん」役、『散歩する侵略者』の<高杉真宙>が「つよぽん」役、『キセキ あの日のソビト』の<横浜流星>が「恵ちゃん」役をそれぞれ演じています『荒川アンダー ザ ブリッジ THE MOVIE』の<飯塚健>が監督を務め、『君に届け』の<根津理香>とともに脚本も担当しています。
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