<ティモシー・シャラメ>と<エル・ファニング>
『それでも恋するバルセロナ』 (2008年)・ 『ミッドナイト・イン・パリ』 (2011年)・ 『マジック・イン・ムーンライト』 (2014年)の<ウディ・アレン>(84)が監督を務め、<ティモシー・シャラメ>が主演した『レイニーデイ・イン・ニューヨーク』が、2020年夏に東京・新宿ピカデリーほか全国で公開が決定され、公開日未定として予告編が公開されています。
本作は北米で2018年に封切り予定でしたが、<ウディ・アレン>に性的虐待疑惑があるため、「#MeToo」運動の影響で公開は中止になりました。2019年初夏、ポーランドでの公開を皮切りにヨーロッパを中心に公開され始め、このたび日本でも公開する運びとなっています。
本作は現代のマンハッタンを舞台にしたロマンチックコメディ。<ティモシー・シャラメ>が生粋のニューヨーカーである「ギャツビー」、<エル・ファニング>がアリゾナ出身の無垢な女子「アシュレー」を演じています。まったく計画通りにいかない週末、運命のいたずらに翻弄される大学生カップルの恋路が描かれます。<セレーナ・ゴメス>、<ジュード・ロウ>、<ディエゴ・ルナ>、<リーヴ・シュレイバー>らが共演に名を連ねています。
学校の課題で有名な映画監督にインタビューする機会に恵まれた「アシュレー」と彼女をマンハッタンのお気に入りスポットに案内したくてたまらない「ギャツビー」。予告では「アシュレー」が人気俳優との予期せぬ出会いに興奮する一方、約束をドタキャンされた「ギャツビー」が学生映画の撮影中に元恋人の妹「チャン」と熱い口づけを交わす様子も。メトロポリタン美術館、セントラル・パーク、カーライルホテルなどニューヨークの名所の数々が舞台となっています。
4月10日に82歳で亡くなられた 映画監督<大林宣彦> さんを偲び、日本テレビでは追悼特別企画として、4月18日(土)に映画『時をかける少女』(昼1:30-3:30)を放送することが決定しています。
<筒井康隆>の同名のSF小説『時をかける少女』(1967年3月・鶴書房盛光社刊)を原作とする本作は、1983年(昭和58年)7月15日に公開され、<大林宣彦>さんの〈尾道三部作〉の一つとして、長年愛され続けているSF作品です。
当時16歳だった女優<原田知世>の映画初主演作で、第7回日本アカデミー賞で新人俳優賞を受賞しました。配給収入は28億円となり、その年の邦画で『南極物語』(59億円・監督: 蔵原 惟繕)に次ぐ第2位となる大ヒットとなった青春映画の名作です。ちなみにこの年の1位は<スティーヴン・スピルバーグ>監督作『E.T.』で、96.2億円でした。
2020年5月29日に封切りを予定していた劇場アニメ <三浦しをん>の原作 のテレビアニメ『舟を編む』(フジテレビ・2016年10月~12月 )の<黒柳トシマサ>(39)が監督を務めています。
同じ原作を、2010年 『僕等がいた (前篇・後篇)』2部作(2012年)、『陽だまりの彼女』 (2013年)といったラブストーリーで手腕を発揮。その後、<紡木たく>の人気少女マンガを<能年玲奈>?主演で映画化した『ホットロード』(2014年)でも監督を務めた<三木孝浩>(45)が実写化した映画『思い、思われ、ふり、ふられ』は、2020年8月14日《金)に公開が予定されています。
新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、5月15日に公開が予定されていた劇場オリジナルアニメーション『サイダーのように言葉が湧き上がる』の公開延期が決定しています。 新たな公開日は、決まり次第公式サイトと公式SNSで告知されるようです。
『サイダーのように言葉が湧き上がる』は、人とのコミュニケーションが苦手な俳句少年「チェリー」と、コンプレックスを抱くマスク少女「スマイル」の出会いを描いたオリジナルアニメーション。人から話しかけられないよう、いつもヘッドホンを着用している「チェリー」と、矯正中の大きな前歯を隠すため、いつもマスクをしている「スマイル」です。
ある日ふたりは、バイト先で出会った老人「フジヤマ」が、なくしてしまった思い出のレコードを探しまわる理由を知り、それを自分たちで見つけようと決意します。「フジヤマ」の願いをかなえるため一緒にレコードを探すうちに、「チェリー」と「スマイル」の距離は急速に縮まっていきますが、ある出来事をきっかけに、ふたりの思いはすれちがってしまいます。
「チェリー」を声優初挑戦の八代目<市川染五郎>(15)、「スマイル」を<杉咲花>(22)をはじめ、<山寺宏一>、<井上喜久子>、<神谷浩史>、<坂本真綾>ら豪華キャストが出演しています。
監督・脚本・演出は、テレビアニメ『四月は君の嘘』(フジテレビ・2014年10月~2015年3月 )『クジラの子らは砂上に歌う』(TOKYO MX・2017年10~12月)などを手掛けた<イシグロキョウヘイ>が務めています。
2019 年サンパウロ国際映画祭批評家賞とプンタデルエステ国際映画祭で観客賞&最優秀男優賞を受賞したブラジル映画『ぶあいそうな手紙』のポスタービジュアルが、公開されています。公開日は、新型コロナウイルスの影響で現在のところ未定となっていますが、落ち着いた頃だろうという7月ごろになりそうです。
ブラジル南部に位置するポルト・アレグレが舞台の本作は、頑固で本とうんちくが好きな78歳の独居老人「エルネスト」のもとに、かつての友人の妻から手紙が届いたことから物語が展開するヒューマンドラマです。
よく目が見えず手紙を読めない彼は、偶然知り合ったブラジル人の女性「ビア」に手紙を読んでくれるよう頼み、手紙の代読と返事の代筆を通して彼女と交流を深めていきます。
本作でメガホンを取ったのは、ブラジル出身の<アナ・ルイーザ・アゼヴェード>。脚本は<アゼヴェード>のパートナーである<ジョルジ・フルタード>が手がけ、『苺とチョコレート』の原作者<セネル・パス>が脚本協力として参加しています。ポスターには、<ホルヘ・ボラーニ>と<ガブリエラ・ポエステル>がそれぞれ演じた「エルネスト」と「ビア」の姿が捉えられています。
グラフィックデザイナー<小笠原正勝>(1942年・東京生まれ)の仕事に焦点を当てた書籍『映画と演劇 ポスターデザインワークの50年 知られざる仕事師の全仕事』が、誠文堂新光社より4月8日に発売されています。
映画本編はもちろんのこと、関連するビジュアルとしての「映画ポスター」は、広告媒体として、また美術作品としても重要な役割を担っています。
本書はドイツの<ヴィム・ヴェンダース>監督、フランスの<ジャン=リュック・ゴダール >監督、ソ連の<アンドレイ・タルコフスキー>監督をはじめ、『ツィゴイネルワイゼン』(1980年・監督:鈴木清順)・『悲情城市』(1990年・監督:ホウ・シャオシェン(侯 孝賢))などのポスターを手がけたほか、<市川崑>『股旅』(1973年)によりカンヌ国際映画祭の第1回ポスターコンクールでグランプリを受賞している<小笠原正勝>の仕事をまとめています。
「映画ポスターの魅力 グラフィック・デザイナー小笠原正勝展」と題した特別展示が2019年11月16日(土)~2020年2月16日(日)まで静岡県浜松市中区「木下惠介記念館」(旧浜松銀行協会)が開催されたばかりですが、本書では、約500点のポスターを会社やジャンル、国別に掲載。制作にまつわるエピソードや、国立映画アーカイブの主任研究員・岡田秀則による特別寄稿など、全320ページで構成されています。
<矢口史靖>が監督・脚本、<妻夫木聡>が主演を務めた『ウォーターボーイズ』が中国でリメイクされることが公表されています。
2001年9月15日に公開された『ウォーターボーイズ』は、文化祭でシンクロナイズドスイミングを披露することになった男子高校生の奮闘を描く青春コメディです。<妻夫木聡>のほか、<玉木宏>、<三浦哲郁>、<近藤公園>、<金子貴俊>らがキャストに名を連ねました。
2020年内のクランクインを予定している中国リメイク版のタイトルは『五個撲水的少年』です。現在メインキャストを募集しており、告知ビジュアルには「自分にきらめく夏を与えよう」という意味の言葉が添えられています。
「男はつらいよ」シリーズの 第50作 にして、23年ぶりに製作された 『男はつらいよ お帰り 寅さん』 の豪華版Blu-ray& DVDが7月8日(水)に発売されます。登場人物たちの「今」を描く新撮映像と、4Kデジタル修復された過去作の映像をつなぎ合わせて作り上げられました。
「車寅次郎」役の<渥美清>(1928年(昭和3年)3月10日~1996年(平成8年)8月4日))のほか、<倍賞千恵子>、<吉岡秀隆>、<後藤久美子>、<前田吟>、<池脇千鶴>、<夏木マリ>、<浅丘ルリ子>、<美保純>、<佐藤蛾次郎>、<桜田ひより>らがキャストに名を連ねています。
初回限定生産の豪華版Blu-ray& DVDには、メイキング映像を織り交ぜたキャストのインタビューや、「男はつらいよ」第1作の公開日である 8月27日(寅さんの日) に合わせて行われた寅さんファン感謝祭などのイベント映像集が収められた特典ディスクを封入されています。なお、7月8日(水)にはレンタル、デジタル配信も同時にスタートします。
4月11日(土)から12日(日)の全国映画動員ランキングトップ10が興行通信社より発表され、前週に引き続き 『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』 が1位を獲得しています。
<マーゴット・ロビー>演じる「ジョーカー」の元恋人「ハーレイ・クイン」と、ユ<アン・マクレガー>扮する宿敵「ブラックマスク」の戦いを描く本作。監督は<キャシー・ヤン>が務めました。
2位は<浜崎慎治>監督の 『一度死んでみた』、3位は<ポン・ジュノ>監督の 『パラサイト 半地下の家族』 と今回トップ3の作品は前週と変化はありませんでした。公開8週目の 『スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼』 が圏外から9位に浮上したほか、公開2週目となる 『囚われた国家』 は10位に食い込み初のランクインを果たしています。
なお緊急事態宣言の発令により、全国の映画館の一部が営業を休止しています。
金髪パーマの「三橋貴志」役<賀来賢人>・トンガリ頭「伊藤真司」役<伊藤健太郎>
<西森博之>(56)の同名マンガ『今日から俺は!!』(『増刊少年サンデー』(小学館)にて1988年9月号から1990年8月号まで連載、その後掲載誌を『週刊少年サンデー』(小学館)に移し、1990年40号から1997年47号まで連載)を、映画監督で劇団「ブラボーカンパニー」座長でもある<福田雄一>(51)が実写化、<賀来賢人>(30)と<伊藤健太郎>(22)の共演作『今日から俺は!!劇場版』が、2020年7月17日より全国で公開されるのに先立ち、本作の予告編が公開されています。
原作マンガでも人気の高いエピソード「北根壊編」が描かれる本作。<賀来賢人>が金髪パーマの高校生「三橋貴志」役、<伊藤健太郎>がトンガリ頭「伊藤真司」役で出演しています、
そのほかに<清野菜名>、<橋本環奈>、<仲野太賀>、<矢本悠馬>、<若月佑美>、<柳楽優弥>、<山本舞香>、<泉澤祐希>、<栄信>、<柾木玲弥>、<じろう(シソンヌ)>、<長谷川忍(シソンヌ)>、<猪塚健太>、<愛原実花>、<鈴木伸之(劇団EXILE)>、<磯村勇斗>、<ムロツヨシ>、<瀬奈じゅん>、<佐藤二朗>、<吉田鋼太郎>らが共演に名を連ねています。
予告編には「超危険なワルが大暴れ!!」「ヒロイン達も大暴れ!!」「アホも大暴れ!!」というテロップとともに主要キャラクターが次々と登場。そして北根壊高校と開久高校の大乱闘シーンや、「三橋」が「俺の仲間に手出すんじゃねえ!」と叫ぶ姿などが切り取られています。
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