奄美群島の加計呂麻島に期間限定で移住していたイラストレーター<ちゃず>を追ったドキュメンタリー『夫とちょっと離れて島暮らし』が2021年12月25日より全国で公開されます。
幼い頃から東京で暮らしてきたイラストレーターの<ちゃず>は結婚4年目で、仕事に追われる毎日に息苦しさを感じていた彼女は、都会に住みたい夫を東京に残し、単身で加計呂麻島に期間限定移住します。
彼女は島暮らしの様子や夫と別居中のエピソードをつづった漫画をSNSに投稿し、人気を集めます。移住生活が残りわずかとなる中、彼女がもうすぐ島を去ってしまうことを知った俳優の<國武綾>が、ドキュメンタリー映画の制作を決意。集落の人々との交流や美しい自然とのつながりなど、島ならではの暮らしを映し出していきます。
『恋の渦』などへの出演で知られる<國武綾>が初監督を務め、<國武綾>の夫である映画監督<中川究矢>がプロデュースを担当しています。2021年2月に夫婦で奄美大島へ移住し、現地で本作を完成させています。
今夜<18:54(~20:54)>より「BSテレ東」にて1991年アメリカ製作の『原題:Robin Hood Prince of Thieves』が、邦題『ロビン・フッド』として1991年7月19日より公開されました作品の放送があります。
史上幾度となく映画化されてきた中世イギリスの民衆的ヒーロー「ロビン・フッド」の活躍を、<ペン・デンシャム>と<ジョン・ワトソン>の脚本を、これが初の大作となった<ケヴィン・レイノルズ>が監督を務めダイナミックに映像化しています。
12世紀後半のイギリス。十字軍遠征より帰還した貴族「ロビン」は獅子王「リチャード」不在の間に変わり果てた故郷の姿を見ます。圧政を強いるノッティンガムの代官に立ち向かうべく、「ロビン」はシャーウッドの森を居城とし仲間と共に戦いを開始します。
出演は、主人公「ロビン」に<ケビン・コスナー>が扮し、<モーガン・フリーマン>、<クリスチャン・スレーター>、<アラン・リックマン>、<メアリー・エリザベス・マストラントニオ>が共演しています。
本日<13:00(~14:42)>より「NHK BSプレミアム」にて1988年アメリカ製作の『原題:Scrooged』が、邦題『3人のゴースト』として1988年12月17日より公開されました作品の放送があります。
『リーサル・ウェポン』の<リチャード・ドナー>が監督を務め、<ビル・マーレイ>と、カレン・アレン>などが出演していますクリスマス・ファンタジー映画です。
< チャールズ・ディケンズ>の小説『クリスマス・キャロル』の設定を現代風にアレンジし、ニューヨークに舞台を置き換えて映画化しています。
傲慢で思いやりを持たない冷血な拝金主義者の〈視聴率の鬼〉であるテレビ局の若きエリート社長「スクルージ」(原題にもなっている)が、クリスマスの夜に彼のもとに姿を現わした3人のゴーストと共に過去・現在・未来をタイムスリップし、自己を見つめ直し、本当に大切なものに目覚めてゆく姿を描いています。
2021年秋の第49回衆議院議員総選挙で注目を集めた選挙区の香川1区に区に焦点を当てたドキュメンタリー『香川1区』が、2021年12月19日より公開されます。
衆議院議員<小川淳也>氏の初出馬からの17年間を追った『なぜ君は総理大臣になれないのか』が、大きな話題を集めた<大島新>監督が、同作の続編的位置付けの作品として手がけ、香川1区の選挙戦を与野党両陣営、双方の有権者の視点から描いています。
2003年の初出馬から1勝5敗と闘いに窮し、比例復活当選を繰り返してきた<小川淳也>氏。香川1区で彼の前に立ちはだかってきたのが、自民党の<平井卓也>議員です。四国新聞と西日本放送のオーナー一族にして3世議員の<平井卓也>氏は、前回2017年の総選挙で<小川淳也>氏に辛勝。その後、<小川淳也>氏は統計不正についての国会質疑や映画で注目され、その知名度は全国区に広がっていきます。
2020年に<菅>政権が誕生すると、<平井卓也>氏はデジタル改革担当大臣に就任。保守地盤である香川の有権者にとって「大臣」の肩書は絶大で、<小川淳也>氏の苦戦は免れないと思われていましたが、<平井卓也>氏はオリパラアプリに関する不適切発言などでマスコミの標的となっていきます。
スタイリッシュな英国紳士が過激なアクションを繰り広げる人気スパイアクション『キングスマン』シリーズの3作目『キングスマン:ファースト・エージェント』が、2021年12月24日より全国で公開されます。
第1次世界大戦を背景に、世界最強のスパイ組織「キングスマン」誕生の秘話を描きます。表向きは高級紳士服テーラーですが実は世界最強のスパイ組織という「キングスマン」です。
国家に属さない秘密結社である彼らの最初の任務は、世界大戦を終わらせることでした。1914年、世界大戦を裏でひそかに操る闇の組織に対し、英国貴族の「オックスフォード公」と息子の「コンラッド」が立ち向かいます。
人類破滅へのカウントダウンが迫るなか、彼らは仲間たちとともに闇の組織を打倒し、戦争を止めるために奔走します。
『ハリー・ポッター』シリーズでも知られる英国の名優<レイフ・ファインズ>が「オックスフォード公」、『マレフィセント2』・『ブルックリンの片隅で』(日本未公開)の新鋭<ハリス・ディキンソン>が息子の「コンラッド」を演じています。彼らの前に立ちふさがる敵でもある怪僧「ラスプーチン」には個性派俳優の<リス・エバンス>が扮しています。監督、脚本、製作はシリーズ全作を手がける<マシュー・ボーン>が務めています。
1990年代のデンマークを舞台に、父親が性別適合手術を受けることになった家族の物語を、10代の多感な娘の視点から描いた『パーフェクト・ノーマル・ファミリー』が、2021年12月24日より全国で公開されます。
本作が初長編となる1988年生まれのオランダ出身の女性<マルー・ライマン>が監督を務め、11歳の時に父親が女性になったという実体験を基に手がけています。
デンマークの郊外で暮らす11歳の少女「エマ」は、幸せな家庭で充実した毎日を過ごしていました。そんなある日、両親が離婚することになり、彼女の日常は一変します。
しかも離婚の理由は、父親「トマス」が女性として生きていきたいからだというのです。ホルモン治療を始めた「トマス」は日ごとに女性らしくなっていきますが、「エマ」は父親が性別適合手術を受けるという現実を受け入れられず、寂しさといら立ちを募らせていきます。
父親「トマス」役に『ロイヤル・アフェア 愛と欲望の王宮』の<ミケル・ボー・フォルスゴー>が扮しています。
世界的歌姫<セリーヌ・ディオン>の半生をモチーフに描いた『ヴォイス・オブ・ラブ』が、2021年12月24日より全国で公開されます。
1960年代、カナダ。ケベック州に暮らす音楽好きな一家の14人目の末っ子「アリーヌ」は、5歳の時に人前で歌いはじめ、その並外れた歌唱力で町の話題を集めます。やがて「アリーヌ」は歌手を夢見るようになり、母は娘の夢をかなえるため地元の有名音楽プロデューサー、「ギィ=クロード」にデモテープを送ります。彼の尽力で12歳にしてデビューを果たした「アリーヌ」は、すぐに天才少女としてもてはやされるようになりました。
しかし「ギィ=クロード」は彼女を世界的な大歌手にするため数年間の活動停止を決め、英語の特訓やダンスの授業などに専念させます。そしてついに、世紀の歌姫への階段を駆けあがる旅が始まります。それは「アリーヌ」と「ギィ=クロード」にとって、真実の愛と出会う旅でもありました。
映画監督としても活躍するフランスの女優<バレリー・ルメルシエ>が監督・脚本・主演を務め、<セリーヌ・ディオン>の軌跡を忠実に再現した作品です。
『週刊少年ジャンプ』(集英社)にて、2018年14号から連載の大ヒットコミックを原作とする人気テレビアニメ『呪術廻戦』の劇場版『劇場版 呪術廻戦 0』が、2021年12月24日より全国で公開されます。
原作者<芥見下々>が本編連載前に短期集中連載で発表した前日譚『呪術廻戦0 東京都立呪術高等専門学校』を基に、呪いと化した幼なじみに憑かれた青年「乙骨憂太」の〈愛と呪いの物語〉を描きます。
高校生の「乙骨憂太」は、幼い頃、結婚を約束した幼なじみの「祈本里香」(花澤香菜)を交通事故により目の前で亡くしていました。それ以来、呪霊化した「里香」に取り憑かれるようになった「乙骨」は、暴走する彼女に周囲の人々を傷つけられ苦悩していました。
そんな中、呪霊を祓う〈呪術師〉を育成する教育機関・東京都立呪術高等専門学校の教師にして最強の呪術師「五条悟」(中村悠一)に導かれ、「乙骨」は同校に転入することになります。自身の手で「里香」の呪いを解くことを決意した「乙骨」は、同級生の「禪院真希」(小松美可子)や「狗巻棘」(内山昴輝)、「パンダ」(関智一)と共に呪術師として歩みだします。
アニメシリーズでの本格的な登場は本作が初となる「乙骨」の声を『新世紀エヴァンゲリオン』シリーズの<緒方恵美>が演じています。監督は、<朴性厚(パク・ソンフ)>が務めています。
『新しき世界』の<ファン・ジョンミン>と<イ・ジョンジェ>が7年ぶりに共演した『ただ悪より救いたまえ』が、2021年12月24日より公開されます。
凄腕の暗殺者「インナム」は引退前の最後の仕事として、日本のヤクザ「コレエダ」を殺害します。「コレエダ」の義兄弟だった冷酷な殺し屋「レイ」は復讐のため「インナム」を追い、関わった者たちを次々と手にかけていきます。
一方、「インナム」の元恋人は彼と別れた後にひそかに娘を産みタイで暮らしていましたが、娘が誘拐され元恋人も殺されてしまいます。初めて娘の存在を知った「インナム」は、彼女を救うためタイへ急行。そして「レイ」もまた、「インナム」を追ってタイへとやって来ます。
2人の戦いは、タイの犯罪組織や警察も巻き込んだ壮大な抗争へと発展していきます。『チェイサー』・『哀しき獣』などの脚本家<ホン・ウォンチャン>が監督・脚本を手がけ、『パラサイト 半地下の家族』の<ホン・ギョンピョ>が撮影監督を務めています。
<ジヨー・ベービ>が監督を務めた『グレート・インディアン・キッチン』が、2022年1月21日より全国で公開されます。
『グレート・インディアン・キッチン』は、インドのミドルクラスを中心に根強く残る家父長制とミソジニー(女性嫌悪)に直面した若い女性のフラストレーションを鋭くドキュメンタリータッチで描いています。<ニミシャ・サジャヤン>、<スラージ・ヴェニャーラムード>が出演しています。
予告編では、新婚の若夫婦がむつみ合う様子が短いカットの積み重ねによって描写されますが、中盤から雰囲気は一転。フラストレーションを募らせる妻の表情が映し出され、「キッチンという名の牢獄」というコピーが浮かび上がります。
『グレート・インディアン・キッチン』は、インドの総人口の(3%)以下が使用するケーララ州の公用語のマラヤーラム語で作られており、2021年1月に宣伝もなくひっそりと無名の配信サービスでオンライン封切りされています。
2か月後、作品に共感した女性たちの自主的な宣伝活動によってAmazon Prime Videoで配信され、英語字幕が付いたことから多くの観客に共感の輪が広がり、国内外の映画祭への出品につながった作品です。
- ブログルメンバーの方は下記のページからログインをお願いいたします。
ログイン
- まだブログルのメンバーでない方は下記のページから登録をお願いいたします。
新規ユーザー登録へ