2018年3月に公開されました、<かなた狼>監督による長編映画『ニワトリ★スター』に出演した<井浦新>、<成田凌>が同じ役柄を再び演じ、新たな物語をつむぐ映画『ニワトリ☆フェニックス』が、2022年春に公開予定されています。本作初のビジュアルとなる、ロケの大半が行われた伊勢志摩版ポスターが解禁となっています。
大人のファンタジーとして人気を博した『ニワトリ★スター』から4年。新型コロナウイルス禍による自粛期間中に制作し、インスタグラムで公開された「ありがとう」をきっかけにスタートした本作品は、監督は<かなた狼>が前作に続き務め、<井浦新>、<成田凌>をはじめ、主要キャストは続投しながらも、新たなストーリーで「草太」と「楽人」がよみがえります。
久しぶりに再会した、なじみである「雨屋草太」(井浦新)と、「星野楽人」(成田凌)は、都市伝説の〈火の鳥〉を探そうと、自由気ままに車で旅に出かけます。旅の最中でキャラの濃い面々に出会いながら、次第に、「草太」と「楽人」の隠しごとが明らかになっていきます。旅の最後にたどり着いた、最後のメッセージとは何か?
「草太」と「楽人」の息のあった掛け合いはそのままに、『ニワトリ★スター』からの続投組は、全く違う役どころで登場。<紗羅マリー>、<LiLiCo>、<津田寛治>、<阿部亮平>、<奥田瑛二>、<ジョーブログ>(YouTuber)、<都若丸>、<佐藤太一郎>、<シャック>、<マグナム弾吉>らがキャストに名を連ねています。
伊勢志摩版ポスターでは、優しい夕暮れ時の海で、リラックスした表情の「草太」と「楽人」が、こちらに笑いかけている写真が採用されています。中央に書かれた「ありがとう。」の文字は、全スタッフ・キャストから、ロケ地・伊勢志摩へ、製作費の一部を募ったクラウドファンディングへの支援者へ、公開が決定したことへの感謝の気持ちを表しています。そして、空に浮かぶ雲はまさに不死鳥のようにも見えるのですが!?
『ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女』(2009年・監督:ニールス・アルゼン・オプレブ)・『プロメテウス』(2012年・監督:リドリー・スコット)の<ノオミ・ラパス>(41)主演作『マヤの秘密』が2022年2月18日全国で公開されますが、予告編が解禁されています。
本作は1950年代アメリカの郊外を舞台に、ナチスの軍人だった男を地下室で監禁する女性「マヤ」の姿を描くサスペンスです。
「マヤ」を<ノオミ・ラパス>が演じ、監禁される男に『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』の<ジョエル・キナマン>、夫に『夜に生きる』(2017年・監督:ベン・アフレック)の<クリス・メッシーナ>が扮しています。
予告編の冒頭は、公園で息子と穏やかな時間を過ごす「マヤ」の姿で始まります。しかし聞こえてきた〈指笛〉がきっかけで、戦時中にナチスの軍人から暴行を受けた悪夢が脳裏によみがえります。
〈指笛〉の男を誘拐して自宅の地下室で監禁し、「女性たちは想像を絶する暴行を受けたわ」と夫に訴える「マヤ」。男は人違いだと否定しますが、彼女の行動は次第に暴走していくのでした。
今夜<19:00(~21:30)>より「BS12」にて、1993年アメリカ政策の『原題:Philadelphia』が、邦題『フィラデルフィア』として、1994年4月23日より公開されました作品の放送があります。
一流法律事務所に勤務する弁護士「アンドリュー・ベケット」は、自分がエイズに感染したことを知ります。やがて会社は「ベケット」に解雇を宣告。エイズ患者に対する不当な差別だとして「ベケット」は訴訟を決意し、以前は敵として法廷で闘ったことのある「ミラー」に弁護を依頼します。
黒人弁護士「ジョー・ミラー」は「ベケット」がエイズ患者であり、かつ同性愛者であることに偏見を抱き、一度は依頼を断りますが、それでも偏見や蔑視と戦おうとする「ベケット」の姿に心を打たれ、弁護を引き受けます。
しかし、裁判は日に日に衰弱していく「ベケット」とその関係者にとって過酷なものになっていきます。
『羊たちの沈黙』の<ジョナサン・デミ>監督が、自由と兄弟愛の街フィラデルフィアで展開される裁判の行方を描いたドラマとして、「ベケット」を演じた<トム・ハンクス>が第66回アカデミー主演男優賞を受賞。「ブルース・スプリングスティーン」による主題歌『ストリーツ・オブ・フィラデルフィア』も歌曲賞を受賞した作品です。
<河瀨直美>(52)が監督を務めたオリンピック公式映画「(仮題)東京2020オリンピック」が2022年6月に東宝配給で公開されます。
コロナ禍で1年の延期を経て、57年ぶりに開催されました「東京2020オリンピック」です。2年にわたりカメラを回した本作では、その壮大な記録から人類の未来を映し出します。
なおオリンピック公式映画は、20世紀初めより、すべての大会において製作されており、日本では1964年東京大会では<市川崑>、1972年札幌大会では<篠田正浩>、1998年長野大会では<バド・グリーンスパン>が監督を務めています。
<河瀨直美>は、「〝呪われた五輪〟をどう描くか。エンブレムの盗作疑惑に新国立競技場白紙撤回、さらにはJOC会長の招致不正疑惑もあった。今年に入ってからは、怒とうの不祥事続き。森喜朗前会長の女性蔑視発言、開会式に携わる佐々木宏氏のタレント豚アイデア、小山田圭吾のいじめ自慢、小林賢太郎氏のホロコースト…。ここに斬りこまなければ、作品としての価値が損なわれるから」としていただけに、記録としてどこまで斬り込んで描いているのか注目作品です。
12月15日に東京・帝国ホテルにて、『君の名は。』・『天気の子』で知られる<新海誠>監督の新作長編アニメーション『すずめの戸締まり』の製作発表記者会見が行われ、2022年秋に公開が決定しています。
2016年公開『君の名は。』で国内観客動員1928万人、当時邦画歴代4位となる興行収入250億3千万円を記録し、社会現象を巻き起こしました。続く『天気の子』も140億円を超える興収で2019年公開作において最大のヒットを飛ばした<新海誠>です。
その<新海誠>が原作・脚本・監督を担うオリジナル作品の『すずめの戸締まり』は、日本各地の廃墟を舞台に、災いのもとになる〈扉〉を閉めていく少女「鈴芽(すずめ)」の解放と成長を描くロードムービーです。
九州の静かな町で暮らす17歳の「すずめ」は、旅をしながら扉を探す青年に出会います。彼のあとを追い、山中の廃墟にて取り残されたように佇む扉を見つけた「すずめ」は、何かに引き寄せられるように扉へ手を伸ばします。やがて日本各地の廃墟で向こう側から災いが訪れるという扉が開き始めます。開いた扉は閉めなければいけないという不思議な扉に導かれたすずめの〈戸締まりの旅〉が描かれていきます。
キャラクターデザインは『君の名は。』・『天気の子』と同じ<田中将賀>が、アニメーション制作は「コミックス・ウェーブ・フィルム」が担当しています。
「すずめ」役の声優は現状未定で、まだオーディションも行われていないといいます。
15日、人気アニメのゆかりの地を観光資源として活用し、国内外の観光客の誘致促進を目指す「アニメツーリズム協会」(富野由悠季会長)は世界中のアニメファンの投票を参考に選んだ「訪れてみたい日本のアニメ聖地88」の2022年版を発表しています。作品の舞台となった場所など、88作品116カ所のほか、26の施設・イベントを認定しています。
2022年版は、新たに15作品を選出しています。新しく加わった市町村は、映画『竜とそばかすの姫』(2021年・監督:細田守)で高知県越知町、『エヴァンゲリオン』シリーズの<庵野秀明>監督の出身地である山口県宇部市、テレビアニメ『スーパーカブ』(原作:トネ・コーケン)の山梨県北杜市、「区立トキワ荘マンガミュージアム」の東京都豊島区などです。
「訪れてみたい日本のアニメ聖地88」はアニメを地域創生やインバウンド需要につなげていこうと2017年に初めて発表されています。
2021年版は新型コロナウイルスの影響で投票の実施を断念。2022年版は約4万票が国内外から集まりました。海外の票が例年より減り、国内の投票が78%を占めています。
女優の<小松菜奈>と俳優の<坂口健太郎>がダブル主演、2022年3月4日より全国で公開されます『余命10年』のキャストが発表されています。
原作は、ヒロインと同じく余命10年を生きた>小坂流加>氏が2017年に発表した同名小説です。
『8年越しの花嫁 奇跡の実話』(2017年・監督:瀬々敬久)、『雪の華』(2019年・監督:橋本光二郎)などの<岡田惠和>氏、<渡邉真子>氏が脚本を担当、『新聞記者』(2019年、第43回日本アカデミー賞6部門受賞)・『ヤクザと家族 The Family』(2021年)などの<藤井道人>が監督を務めています。
映画は、二十歳で難病となり、もう恋はしないと心に決めた余命10年の「茉莉」(小松菜奈)と、生きることに迷い、自分の居場所を見失っていた「和人」(坂口健太郎)のラブストーリーになります。
発表された新キャストは、「茉莉」と「和人」の中学の同級生で2人の理解者である「富田タケル」を<山田裕貴>、「茉莉」の大学時代の親友で本の執筆を進める「藤崎沙苗」を<奈緒>、「茉莉」と「沙苗」が大学時代の友人と通うお店の店長「三浦アキラ」を<井口理>(King Gnu)、そして「茉莉」の姉「桔梗」を<黒木華>が演じています。
また、「茉莉」が通う病院の「平田」先生を<田中哲司>、「和人」のバイト先の店長「梶原」を<リリー・フランキー>、「茉莉」を優しく支える母「百合子」を<原日出子>、「茉莉」に対し少し過保護気味な無口な父「明久」を<松重豊>が演じています。
『ハッピーアワー』・『寝ても覚めても』・『ドライブ・マイ・カー』の<濱口竜介>(42)監督初の短編オムニバス『偶然と想像』が、2021年12月17日より全国で公開されます。
2021年・第71回ベルリン国際映画祭コンペティション部門に出品され、銀熊賞(審査員グランプリ)を受賞しています。
親友が「いま気になっている」と話題にした男が、2年前に別れた元カレだったと気づく『魔法(よりもっと不確か)』。50代にして芥川賞を受賞した大学教授に落第させられた男子学生が逆恨みから彼を陥れようと、女子学生を彼の研究室を訪ねさせる『扉は開けたままで』。仙台で20年ぶりに再会した2人の女性が、高校時代の思い出話に花を咲かせながら、現在の置かれた環境の違いから会話が次第にすれ違っていく『もう一度』。
それぞれ「偶然」と「想像」という共通のテーマを持ちながら、異なる3編の物語から構成されています。
1961年公開の大人気ミュージカル映画『ウエスト・サイド物語』を<スティーヴン・スピルバーグ>監督がリメークした『ウエスト・サイド・ストーリー』が、公開初週末の北米興行収入で1位を獲得しています。
エンターテインメント業界の調査会社エグジビター・リレーションズによりますと、公開初日の10日から12日までの3日間の興収は推定1050万ドル(約11億9000万円)。
同作は、<ウィリアム・シェークスピア>の戯曲『ロミオとジュリエット』を下敷きに、舞台をニューヨークに移した物語です。オリジナルはブロードウェーの巨匠<レナード・バーンスタイン>と<スティーヴン・ソンドハイム>が組み、1957年に発表したミュージカルです。
<スティーヴン・スピルバーグ>監督のリメーク版では、イタリア系移民のギャング団「ジェッツ」の元メンバー、「トニー」を<アンセル・エルゴート>が、対立するプエルトリコ系移民のギャング団「シャークス」のリーダーの妹で「トニー」と恋に落ちる「マリア」を<レイチェル・ゼグラー>が演じています。
評論家の間では、アカデミー賞でリメーク作品として2006年公開の『ディパーテッド』以来となる作品賞を受賞する可能性があるとの評判です。
第79回ゴールデングローブ賞映画部門のノミネート作がアメリカ現地時間12月13日に発表され、授賞式は現地時間1月9日に開催されます。
最多の7部門ノミネートとなったのは<ジェーン・カンピオン>が監督を務め<ベネディクト・カンバーバッチ>が主演を務めたNetflix映画『パワー・オブ・ザ・ドッグ』です。6部門のノミネートで<ケネス・ブラナー>が監督を務めた『ベルファスト』(日本:2022年3月公開)が続いています。
また、<濱口竜介>が監督した<西島秀俊>の主演作『ドライブ・マイ・カー』が、非英語映画賞(旧外国語映画賞)の候補となっています。日本映画がゴールデングローブ賞の外国語映画賞にノミネートされたのは、2019年の『万引き家族』(監督:是枝裕和)以来です。
第79回ゴールデングローブ賞ノミネーション(映画部門)
◆【作品賞(ドラマ部門)】
「ベルファスト」
「コーダ あいのうた」
「DUNE/デューン 砂の惑星」
「ドリームプラン」
「パワー・オブ・ザ・ドッグ」
◆【作品賞(ミュージカル / コメディ部門)】
「シラノ」
「ドント・ルック・アップ」
「Licorice Pizza(原題)」
「tick, tick... BOOM!: チック、チック...ブーン!」
「ウエスト・サイド・ストーリー」
◆【主演女優賞(ドラマ部門)】
<ジェシカ・チャステイン>「タミー・フェイの瞳」(第34回東京国際映画祭「ガラ・セレクション」上映作品)
<オリヴィア・コールマン>「ロスト・ドーター」(Netflixで2021年12月31日から配信)
<ニコール・キッドマン>「愛すべき夫妻の秘密」(Amazon Prime Videoで2021年12月21日から配信)
<レディー・ガガ>「ハウス・オブ・グッチ」
<クリステン・スチュワート>「スペンサー(原題)」
◆【主演男優賞(ドラマ部門)】
<マハーシャラ・アリ>「スワン・ソング」(第34回東京国際映画祭「ワールド・フォーカス」部門上映作品)
<ハビエル・バルデム>「愛すべき夫妻の秘密」
<ベネディクト・カンバーバッチ>「パワー・オブ・ザ・ドッグ」
<ウィル・スミス>「ドリームプラン」
デンゼル・ワシントン「マクベス」(Apple TV+で2022年1月14日から配信)
◆【主演女優賞(ミュージカル / コメディ部門)】
<マリオン・コティヤール>「アネット」(第74回カンヌ国際映画祭コンペティション部門出品作品・監督賞)
<アラナ・ハイム>「Licorice Pizza」
<ジェニファー・ローレンス>「ドント・ルック・アップ」
<エマ・ストーン>「クルエラ」
<レイチェル・ゼグラー>「ウエスト・サイド・ストーリー」
◆【主演男優賞(ミュージカル / コメディ部門)】
<レオナルド・ディカプリオ>「ドント・ルック・アップ」
<ピーター・ディンクレイジ>「シラノ」
<アンドリュー・ガーフィールド>「tick, tick... BOOM!: チック、チック...ブーン!」
<クーパー・ホフマン>「Licorice Pizza」
<アンソニー・ラモス>「イン・ザ・ハイツ」
◆【助演女優賞】
<カトリーナ・バルフ>「ベルファスト」
<アリアナ・デボーズ>「ウエスト・サイド・ストーリー」
<キルスティン・ダンスト>「パワー・オブ・ザ・ドッグ」
<アーンジャニュー・エリス>「ドリームプラン」
<ルース・ネッガ>「PASSING -白い黒人-」
◆【助演男優賞】
、ベン・アフレック>「The Tender Bar(原題)」
<ジェイミー・ドーナン>「ベルファスト」
<キアラン・ハインズ>「ベルファスト」
<トロイ・コッツァー>「コーダ あいのうた」
<コディ・スミット=マクフィー>「パワー・オブ・ザ・ドッグ」
◆【監督賞】
<ケネス・ブラナー>「ベルファスト」
<ジェーン・カンピオン>「パワー・オブ・ザ・ドッグ」
<マギー・ギレンホール>「ロスト・ドーター」
<スティーヴン・スピルバーグ>「ウエスト・サイド・ストーリー」
<ドゥニ・ヴィルヌーヴ>「DUNE/デューン 砂の惑星」
◆【アニメ映画賞】
「ミラベルと魔法だらけの家」
「Flee(原題)」
「あの夏のルカ」
「My Sunny Maad(原題)」
「ラーヤと龍の王国」
◆【非英語映画賞(旧外国語映画賞)】
「Compartment No. 6(英題)」(ドイツ、ロシア、フィンランド)
「ドライブ・マイ・カー」(日本)
「The Hand of God」(イタリア)
「A Hero(原題)」(イラン、フランス)
「Parallel Mothers(英題)」(スペイン)
【脚本賞】・【作曲賞】・【主題歌賞】のノミネートは略しています。
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