生きづらさを抱える青年が母や恋人との関係を通して愛に出会うまでを描いた
『世界は僕らに気づかない』が、2013年1月13日より公開されます。
『フタリノセカイ』の<飯塚花笑>が監督・脚本を手がけ、トランスジェンダーである自身の経験をもとに撮りあげています。
群馬県太田市でフィリピン人の母と暮らす高校生の「純悟」は、父については何も聞かされておらず、毎月振込まれる養育費だけが父とのつながりでした。「純悟」には同性の恋人・「優助」がいますが、彼からパートナーシップを結ぶことを望まれても、自身の生い立ちが引け目となり決断できずにいました。
そんなある日、母が自宅に恋人を連れて帰り、再婚したいと話します。見知らぬ男と一緒に暮らすことを望まない「純悟」は、実の父を探すことにします。
「純悟」に
『東京リベンジャーズ』の「パーちゃん」役の<堀家一希>、母「渡辺レイナ」に<ガウ>、「優助」に<篠原雅史>が扮し、芸能事務所レプロエンタテインメント主催の映画製作プロジェクト「感動シネマアワード」でグランプリを受賞した企画の映像化作品です。