刑事歴30数年の元刑事が本人役として主演を務め、かつて自身が捜査にあたった未解決事件の真相に迫る、セミドキュメンタリータッチの『とら男』が、2022年8月6日より公開されます。
1992年に起きた金沢女性スイミングコーチ殺人事件で、担当刑事の「とら男」は犯人の目星をつけながらも逮捕に至ることができず、未解決事件のまま2007年に時効が成立しました。15年後、警察を退職した「とら男」は事件のことが忘れられないまま孤独に暮らしていました。
ある日、「とら男」は東京から植物調査に来た女子大生「かや子」と偶然出会います。「とら男」の話に興味を持った彼女は、当時の事件について調査を始めます。現実とフィクションの二重構造によって、闇に葬られた事件の謎と真実を世間に問うていきます。
「とら男」役を元・石川県警特捜刑事の<西村虎男>、「かや子」役を『海辺の映画館 キネマの玉手箱』の<加藤才紀子>がそれぞれ演じています。監督は、『堕ちる』の<村山和也>が務めています。
映画『インスタント沼』(2009年)・『大怪獣の後始末』(2022年)などやドラマ『時効警察』シリーズ(テレビ朝日 系「 金曜ナイトドラマ 」)の<三木聡>が監督が監督を務め、<成田凌>と<前田敦子>の共演で描く異世界の『コンビニエンス・ストーリー』が、2022年8月5日より公開されます。
スランプ中の売れない脚本家の「加藤」は、恋人「ジグザグ」の飼い犬「ケルベロス」に脚本執筆の邪魔をされ、腹立ちまぎれに「ケルベロス」を山奥に捨ててしまいますが、後味の悪さから「ケルベロス」を探しにふたたび山へと入っていきます。その途中でレンタカーが突然故障し、立ち往生してしまった「加藤」は霧の中にたたずむコンビニ「リソマート」で働く妖艶な人妻「惠子」に助けられます。「惠子」の夫でコンビニオーナーの「南雲」の家に泊めてもらうことになった「加藤」は、とりあえず難を逃れたかと思われましたが、その時すでに、彼は現世から切り離された異世界に入り込んでしまっていたのです。
「加藤」役を<成田凌>、「惠子」役を「AKB48」の元メンバー<前田敦子>が演じるほか、<六角精児>、<片山友希>、<岩松了>、<渋川清彦>、<ふせえり>らが共演しています。
ジャパンタイムズで日本映画の批評を行う映画評論家でプロデューサーの<マーク・シリング>が企画・考案したオリジナルストーリーをもとに、監督の<三木聡>が脚本を手がけています。
『れいこいるか』・『葵ちゃんはやらせてくれない』などの<いまおかしんじ>が監督を務め、生きることに不器用な4人の若者が1台の車で甲州街道を旅する姿を描いた青春ロードムービー『甲州街道から愛を込めて』が、2022年8月5日より公開されます。
バンドメンバーとケンカ別れした売れないミュージシャンの「リリコ」、彼氏にフラれたばかりで精神的に不安定な「マナミ」、元ミュージシャンでフリーターの「タイチ」、その彼女でどこにでもいそうな特徴のない量産型女子の「ルミ」。4人はひょんなことから車に相乗りし、「マナミ」が高校時代に思いを寄せていた男の子に告白するため甲州街道を走ります。
オーディションで選ばれた新進女優<有里まりな>と<古瀬リナオ>が「リリコ」と友人「マナミ」、2人と合流するカップルを「PRINCE OF LEGEND」の<遠藤史也>と『悲しき天使』の<和田瞳>がそれぞれ演じています。
生きづらい世の中を懸命に生きる若者たちの恋とセックスを描くレーベル「マヨナカキネマ」の第1弾『ヘタな二人の恋の話』(監督:佐藤周)に続く第2弾作品になります。
<ジョニー・デップ>と<フォレスト・ウィテカー>が共演し、人気ラッパーの<2パック>と<ノートリアス・B.I.G.>が殺害された未解決事件を題材に描いた2018年アメリカ・イギリス合作製作の『原題:City of Lies』が、邦題『L.A.コールドケース』として2022年8月5日より公開されます。
1997年3月、人気絶頂期にいたラッパーの<ノートリアス・B.I.G.>が何者かによって射殺されるという事件が起こりました。当時その捜査を担当した元ロサンゼルス市警察の刑事「ラッセル・プール」は、事件発生から18年が過ぎた現在も執念深く真相を追い続けていました。そんなある日、事件を独自に調査していた記者「ジャック」が「プール」のもとを訪れます。2人は手を組み、複雑に絡み合った事件の真相に迫ります。
実在の元刑事「ラッセル・プール」を<ジョニー・デップ>、事件を追う記者「ジャック」を<フォレスト・ウィテカー>が演じています。
作家<ランドール・サリバン>が2002年に発表したノンフィクション小説『LAbyrinth』をもとに、『リンカーン弁護士』(2012年)の<ブラッド・ファーマン>が監督を務めています。
1日、<トム・クルーズ>(60)が主演する36年前の 1986年12月6日公開の大ヒット映画『トップガン』(監督:トニー・スコット)の続編『トップガン マーヴェリック』(監督:ジョセフ・コジンスキー)の日本国内での興行収入が100億円を突破したと配給元の「東和ピクチャーズ」が発表しています。
洋画の興収が100億円を超えるのは新型コロナウイルス禍以降、初めてになります。洋画の実写では2019年公開の『アラジン』(監督:ガイ・リッチー)以来です。
今年5月27日に封切られ、7月31日までにリピーターが多いのが特徴で観客動員642万人、国内興収101億3千万円を記録しています。
世界興収は約1724億円を突破し、<トム・クルーズ>の主演作品では最高額を更新中です。
本日<13:00>より、2007年3月10日より公開されました『バッテリー』の放送があります。
岡山県美作市出身の<あさのあつこ>のベストセラー小説『バッテリー』(2003年 ~2007年 角川文庫 全6巻)を、『陰陽師』シリーズや『おくりびと』の<滝田洋二郎>が監督を務め映画化しました。
ピッチャーとしての自分の才能に絶対的な自信を持つ「原田巧」(林遣都)は、中学入学を目前に控えた春休み、父の転勤で岡山県に引越してきます。彼はそこで同級生のキャッチャー「永倉豪」(山田健太)と出会い、バッテリーを組むことを熱望されます。しかし、彼らが入った新田東中学の野球部は、厳しい監督の指導のもと徹底的に管理されていました。
野球に青春を捧げる少年たちを主人公に、その家族、兄弟、クラスメイトとのきずなをみずみずしいタッチで、 風光明媚な岡山を舞台に描き出しています。
出演は、原田青波に(鎗田晟裕)、矢島繭に(蓮佛美沙子)、戸村真に(萩原聖人)、小野薫子に(上原美佐)、永倉節子に(濱田マリ)、草薙に(山田辰夫)、阿藤監督に(塩見三省)、校長に(岸部一徳)、原田真紀子に(天海祐希)、原田広に(岸谷五朗)、井岡洋三に(菅原文太)が扮しています。
名作映画『ローマの休日』のモデルになったと言われるイギリスの<タウンゼンド大佐>と、長崎で被ばくした少年との交流を<川瀬美香>が監督を務め描いたドキュメンタリー『長崎の郵便配達』が、2022年8月5日より公開されます。
<ピーター・タウンゼンド大佐>は、戦時中にイギリス空軍の英雄となり、退官後は英国王室に仕えました。1950年代にはマーガレット王女との恋が報じられ、世界中から注目を浴びています。その後ジャーナリストとなった彼は、長崎で被ばくした男性<谷口稜曄>さんを取材し、1984年にノンフィクション小説『THE POSTMAN OF NAGASAKI』を発表します。
<谷口稜曄>さんは16歳の時に郵便配達中に被ばくし、その後生涯をかけて核廃絶を世界に訴え続けました。映画では<タウンゼンド大佐>の娘で女優の<イザベル・タウンゼント>が、2018年に長崎を訪れ、著書とボイスメモを頼りに父と<谷口稜曄>さんの思いをひも解いていく姿を追います。
俳優の<近藤笑菜>(28)が企画・プロデュース・主演を務めた2021年製作の『明けない夜とリバーサイド』が、2022年8月6日より公開されます。
コロナ禍の自粛期間にあった2020年、俳優として自らの無力さを痛感した<近藤笑菜>が、無力さを感じている当事者だからこそ作れる作品をつくろうと企画しました。
新型コロナウイルスの感染拡大によって変わっていく世界のなかで、どこにでもいる姉弟が送る、1年半の日々を描いています。子どものころからの夢だったウエディングプランナーの道を歩むため、一念発起して愛知から上京した「夏見富士子」は、東京で働く弟「一鷹」のマンションに身を寄せます。やがて念願の仕事に就くことがかない、充実した日々を送り始めた「富士子」でしたが、そんな折、新型コロナウイルスが世界中で猛威を振るい、ウエディング業界も大きな影響を受けてしまいます。
『左様なら。』・『少女邂逅』などに出演してきた<近藤笑菜>が主人公「富士子」役を務め、『すくってごらん』・『猿楽町で会いましょう』などの<大窪人衛>が弟の「一鷹」を演じています。監督は短編映画や広告映像などを手がけている<夏衣麻彩子>が務め、脚本は演劇サークル「Mo'xtra」で俳優・脚本家・演出家として活躍する<須貝英>が担当しています。
ウクライナ紛争の背景に迫る2016年スロバキア製作のドキュメンタリー『原題:Mir Vam』が、邦題『ウクライナから平和を叫ぶ Peace to You All』として2022年8月6日より公開されます。
2013年、ウクライナで大衆デモにより親ロシア派の<ヤヌコービチ大統領>が追放となり、親欧米派による政権が樹立します。しかし、ウクライナ東部のドネツク州とルガンスク州では、親ロシア派の分離主義勢力とウクライナ政府の武力衝突に発展し、分離主義勢力によって2014年4月にドネツク人民共和国とルガンスク人民共和国の独立が宣言されます。
2015年4月、分離主義勢力が支配する東部のドネツクに向かったスロバキアの写真家<ユライ・ムラベツ・Jr.>は、人びとに取材を敢行。戦場に参加した人、しなかった人、スパイと間違えられて拘束された人や、「プーチンに助けてほしい」と訴える人など、さまざまな声を拾い集めました。
やがて2016年2月、入国禁止ジャーナリストとして登録されたことでドネツクへ入れなくなった<ムラベツ>は、ウクライナ支配下の村や紛争の最前線マリウポリでウクライナ側の人びとへの取材を開始。ドネツク側とウクライナ側、双方の証言を集め、当時の記憶をたどることで紛争の本質や、人が戦争を繰り返す理由を問いただしていきます。
NHK連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』にも出演していた<岡田結実>と、AbemaTVの恋愛リアリティ番組『真夏のオオカミくんには騙されない』のレギュラー出演で人気を集めた<齊藤英里>がダブル主演を務め、信じることの難しさや友情をテーマに描いた『ウラギリ』が、2022年8月5日より公開されます。
「加奈子」と「紗理奈」は同じアパレル会社で働く同僚で、「紗理奈」はある事情から夜の仕事を掛け持ちしていました。「紗理奈」の生活を心配した「加奈子」は、「紗理奈」にお金を貸しますが、その翌日に「紗理奈」は行方をくらませてしまいます。「加奈子」は裏切られたと思い絶望しますが、数カ月後、一本の電話で「紗理奈」の思いがけない真実が明らかになります。
<岡田結実>が「加奈子」役、<齊藤英里>が「紗理奈」役を演じるほか、「HKT48」卒業後に俳優として活躍を続ける<兒玉遥>や、<温水洋一>、<原田龍二>、<鳥羽潤>らが共演しています。監督は、『終わりが始まり』・『てぃだ いつか太陽の下を歩きたい』の<中前勇児>が務めています。
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