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神戸:ファルコンの散歩メモ

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『マトリックス レザレクションズ』@<ラナ・ウォシャウスキー>監督

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(左)<キアヌ・リーヴス>演じ... (左)<キアヌ・リーヴス>演じる「ネオ /トーマス・アンダーソン」
(右)<キャリー=アン・モス>演じる「トリニティー / ティファニー」
<ラナ・ウォシャウスキー>が監督を務める『マトリックス レザレクションズ』は、2021年12月17日に全国で公開されますが、キャラクタービジュアル(上記ポスター)および予告編が公開され、テレビCMの放送も流れています。

<キアヌ・リーヴス>演じる「ネオ /トーマス・アンダーソン」は、〈マトリックス〉から救出された救世主。セラピーに通って「青いピル」を服用しており、日常の中で徐々に何かに気づき始めます。シリーズのヒロインである<キャリー=アン・モス>扮する「トリニティー」は、今作では主婦の「ティファニー」として登場。勇ましい面影は感じられず、穏やかな女性として「ネオ」の前に現れます。今作では「ネオ」とは初対面のようですが、予告では彼と握手した瞬間に「前に会った?」と語りかける場面も切り取られています。

これまでのシリーズでは、<ローレンス・フィッシュバーン>が演じてきた「モーフィアス」は、今作ではキャストを変更して<ヤーヤ・アブドゥル=マティーン二世>が扮しています。「ネオ」を導きながらも自分自身の存在意義を見定め、使命を全うしようとするキャラクターです。

<ジョナサン・グロフ>が演じるのは「スミス」。これまでのシリーズでは<ヒューゴ・ウィーヴィング>が演じてきたエージェント「スミス」とは異なり、本作の「スミス」は有能でそつがないビジネスマンタイプで、愛嬌と商才を兼ね備えています。

新キャラとして登場するのは<ジェシカ・ヘンウィック>演じる「バッグス」。青い髪に加え、腕には白ウサギのタトゥーを入れているというビジュアルで、伝説の救世主である「ネオ」を崇拝しています。「真実を知りたければ付いて来て」と、「ネオ」を「モーフィアス」のもとへ連れて行く役どころです。同じく新キャラとなる<ニール・パトリック・ハリス>演じる「アナリスト」は、「ネオ」に「青いピル」を処方している心理カウンセラー。部屋では黒猫を飼っているという設定です。
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『まっぱだか』@<安楽涼・片山享>共同監督

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『まっぱだか』@<安楽涼・片山...
『1人のダンス』『追い風』の<安楽涼>、『轟音』の<片山享>が共同監督を務めた『まっぱだか』の東京での劇場公開が決定しています。2022年2月に東京「K's cinema」で上映されます。

『まっぱだか』は神戸・元町を舞台に互いの葛藤をぶつけ合う〈面倒くさくて愛しい男女〉の喜劇です。

<柳谷一成>(32)が現実を受け入れられない「俊」、兵庫県神戸市出身の<津田晴香>が(26)が他人が求める自分に翻弄される「ナツコ」を演じています。2020年に開館10周年を迎えた神戸の元町映画館が企画・配給を担当。同館で監督作を公開してきた<安楽涼>と<片山享>との交流から映画は生まれました。

『まっぱだか』は2021年8月から京阪神で順次先行上映され、12月5日には現在開催中の「MOOSIC LAB[JOINT]2021-2022」にて東京での初上映が行われたばかりです。同映画祭では12月8日の上映も予定されているようで、詳細は公式サイトで確認をしてみてください。
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『クレッシェンド 音楽の架け橋』@<ドロール・ザハヴィ>監督

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『クレッシェンド 音楽の架け橋...
<ドロール・ザハヴィ>が監督を務めた『クレッシェンド 音楽の架け橋』は、2022年1月28日より公開されますが、予告編が解禁となっています。

『クレッシェンド 音楽の架け橋』は、<ダニエル・バレンボイム>率いるウェスト=イースタン・ディヴァン管弦楽団にインスパイアされ制作されました。

劇中では世界的な指揮者である「エドゥアルト・スポルク」が、紛争中のパレスチナとイスラエルから若者たちを集めてオーケストラを編成し、平和を祈ってコンサートを開くことになります。「スポルク」を<ペーター・ジモニシェック>が演じています。

オーディションを勝ち抜き、家族の反対や軍の検問を乗り越え、音楽家になるチャンスをつかんだのは約20人の若者たちです。予告編には共同合宿に参加した彼らが「テロリスト!」「人殺し!」と罵声を浴びせ合う様子が切り取られています。その後、「スポルク」の指導のもと、少しずつ互いを理解していく姿も見て取れます。
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『ライフ・イズ・ビューティフル』@NHK BSプレミアム

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『ライフ・イズ・ビューティフル...
本日<13:00(~14:57)>より、「NHK BSプレミアム」にて1997年イタリア製作の『原題:La vita e bella』が、邦題『ライフ・イズ・ビューティフル』として1999年4月17日より公開されました作品の放送があります。

イタリアの俳優<ロベルト・ベニーニ>が監督・脚本・主演を務め、強制収容所に送られたユダヤ人の父親が幼い息子を守るため意外な行動に出る姿を描いた感動作です。

1937年、トスカーナ地方の小さな町へやって来たユダヤ系イタリア人の陽気な男性「グイド」(ロベルト・ベニーニ)は、美しい小学校教師「ドーラ」(ニコレッタ・ブラスキ)と運命的な出会いを果たします。いつも陽気で機転のきく「グイド」に「ドーラ」も心を奪われ、やがて2人は結婚。息子「ジョズエ」(ジョルジオ・カンタリーニ)も生まれ家族は幸せな日々を送りますが、彼らが暮らす町にもユダヤ人迫害の魔の手が迫り、3人は強制収容所に連行されてしまいます。「グイド」は幼い「ジョズエ」に悲惨な現実を悟られないよう、ひたすら陽気に振る舞いながら嘘をつき続けます。

第71回アカデミー賞で主演男優賞、外国語映画賞、作曲賞、第51回カンヌ国際映画祭でグランプリを受賞した作品です。
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『東洋の魔女』@<ジュリアン・ファロ>監督

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『東洋の魔女』@<ジュリアン・...
1964年(昭和39年)の東京オリンピックで金メダルに輝いた女子バレーボール日本代表チームを追ったドキュメンタリー『東洋の魔女』が、2021年12月11日より全国で公開されます。

1964年10月、戦後復興の象徴として開催されました東京オリンピック。メダルラッシュに日本国民が熱狂する中、圧倒的な実力を見せたのが女子バレーボール日本代表でした。

インパール作戦に従軍し、奇跡の生還を果たした<大松博文>監督率いる代表チームのメンバーは、その大半が紡績工場で働く工員で、連日深夜まで徹底的な特訓を受ける生活を送りました。その結果、彼女たちは世界から「東洋の魔女」として恐れられる存在となっています。<市川崑>監督の記録映画『東京オリンピック』をはじめとする当時の映像、80代に差しかかった彼女たちの肉声などを交えながら、なぜ日本は彼女たちに熱狂したのかを解き明かしていきます。

監督はテニス選手<ジョン・マッケンロー>を追った『完璧さの帝国』(2018年)など、アスリートたちに焦点を当てた映像作品を手がけてきた<ジュリアン・ファロ>が務めています。
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『ローラとふたりの兄』@<ジャン=ポール・ルーブ>監督

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『ローラとふたりの兄』@<ジャ...
家族をめぐる様々な問題にぶつかりながらも日常をひたむきに生きる人々をフランスを舞台に描いた『ローラとふたりの兄』が、2021年12月10日より全国で公開されます。

フランス西部の都市アングレーム。弁護士の「ローラ」には、ロマンチストで神経質な眼鏡士「ブノワ」と職人気質で不器用な解体業者「ピエール」という2人の兄がいます。

「ブノワ」の3度目の結婚式の日、大遅刻をしてきた「ピエール」の失礼なスピーチのせいで、兄弟ゲンカが勃発。そんな中、「ローラ」は離婚調停の依頼人「ゾエール」と恋に落ちますが、病院である事実を告げられます。

一方、「ピエール」は深刻な仕事のトラブルを抱え、「ブノワ」は心の準備がないまま父親となります。『8人の女たち』(2002年・監督:フランソワ・オゾン)の<リュディビーヌ・サニエ>が主人公「ローラ」を演じ、『ボン・ボヤージュ 家族旅行は大暴走』(2016年・監督:ニコラ・ブナム)の<ジョゼ・ガルシア>が次男「ピエール」を演じています。『愛しき人生のつくりかた』(2015年)の<ジャン=ポール・ルーブ>が監督を務め、長男「ブノワ」役を自ら演じています。
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『GUNDAグンダ』@<ビクトル・コサコフスキー>監督

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『GUNDAグンダ』@<ビクト...
農場に暮らす動物たちの深遠なる世界を、斬新な手法で叙情豊かに描いたネイチャードキュメンタリー『GUNDAグンダ』が、2021年12月10日より全国で公開されます。

とある農場で暮らす母ブタ「GUNDA」。生まれたばかりの子ブタたちが、必死に立ち上がり乳を求めます。一本脚で力強く地面を踏みしめるニワトリや、大地を駆け抜けるウシの群れ。研ぎ澄まされたモノクロームの映像と驚異的なカメラワーク、人工的な音楽及びナレーションを排した迫力の立体音響で、動物たちの本質に宿る美しさや躍動感あふれる生命の鼓動を映し出しています。

『アクアレラ』(2018年・日本未公開)の<ビクトル・コサコフスキー>が監督を務め、『ジョーカー』(2019年・監督: トッド・フィリップス)で第92回アカデミー主演男優賞を受賞した<ホアキン・フェニックス>が製作総指揮に名を連ねています。
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『ブラック・レイン』<リドリー・スコット>@NHK BSプレミアム

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『ブラック・レイン』<リドリー...
本日<13:00(~15:06)>より「NHK BSプレミアム」にて、<リドリー・スコット>が監督を務めた1989年アメリカ製作の『原題:Black Rain』が、邦題『ブラック・レイン』として1989年10月7日より公開されました作品の放送があります。

ニューヨーク市警の刑事「ニック」(マイケル・ダグラス)と「チャーリー」(アンディ・ガルシア)はヤクザの「佐藤」(松田優作)を逮捕し、日本に連行します。しかし目的地の大阪に到着するなり、「佐藤」が仲間の手によって逃亡。言葉も通じない国で困惑しながらも、「ニック」と「チャーリー」は「佐藤」の追跡に乗り出します。

そんなふたりを監視するベテランの「松本」警部補(高倉健)。やがて「チャーリー」が「佐藤」に惨殺されるという事態になってしまいます。

復讐に燃える「ニック」は「松本」とともに「佐藤」を追います。日米の刑事の友情、そしてその激闘を描くサスペンスアクション。これが遺作となった<松田優作>も強烈な印象を残す演技を見せている作品です。
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『ドント・ルック・アップ』@<アダム・マッケイ>監督

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『ドント・ルック・アップ』@<...
<レオナルド・ディカプリオ>と<ジェニファー・ローレンス>が主演し、彗星衝突という地球の危機を察知した落ちこぼれの天文学者と教え子が、世界中にその事実を伝えようと奔走する姿を、『バイス』『マネー・ショート 華麗なる大逆転』の<アダム・マッケイ>監督が描いたコメディドラマ『ドント・ルック・アップ』が、2021年12月10日より全国で公開されます。

落ちこぼれ気味の天文学者「ランドール・ミンディ」教授はある日、教え子の大学院生「ケイト」とともに、地球に衝突する恐れがある巨大彗星の存在を発見し、世界中の人々に迫りくる危機を知らせようと躍起になります。

仲間の協力も得て、「オーリアン」大統領とその息子で大統領補佐官の「ジェイソン」と対面する機会を得たり、陽気な朝のテレビ番組「デイリー・リップ」に出演するなどして、熱心に危機を訴えてまわる2人でした。

しかし人類への警告は至難の業で、空回りしてばかり。そのうちに事態は思わぬ方向へと展開していきます。

天文学者「ランドール」を<レオナルド・ディカプリオ>、大学院生「ケイト」を<ジェニファー・ローレンス>が演じるほか、大統領役の<メリル・ストリープ>、テレビ司会者役の<ケイト・ブランシェット>、補佐官役の<ジョナ・ヒル>をはじめ、<ティモシー・シャラメ>、<アリアナ・グランデ>、<マーク・ライランス>ら豪華俳優陣が共演しています。
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『ラストナイト・イン・ソーホー』@<エドガー・ライト>監督

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『ラストナイト・イン・ソーホー...
『ベイビー・ドライバー』の<エドガー・ライト>が監督を務めるタイムリープ・ホラー『ラストナイト・イン・ソーホー』が、2021年12月10日より全国で公開されます。

ファッションデザイナーを夢見て、ロンドンのソーホーにあるデザイン専門学校に入学した「エロイーズ」は、寮生活になじめずアパートで一人暮らしを始めます。

ある時、夢の中できらびやかな1960年代のソーホーで歌手を目指す美しい女性「サンディ」に出会い、その姿に魅了された「エロイーズ」は、夜ごと夢の中で「サンディ」を追いかけるようになります。次第に身体も感覚も「サンディ」とシンクロし、夢の中での体験が現実世界にも影響を与え、充実した毎日を送れるようになった「エロイーズ」でした。

夢の中で何度も1960年代ソーホーに繰り出すようになった彼女でしたが、ある日、夢の中で「サンディ」が殺されるところを目撃してしまいます。さらに現実では謎の亡霊が出現し、「エロイーズ」は徐々に精神を蝕まれていきます。

「エロイーズ」役を『ジョジョ・ラビット』『オールド』の<トーマシン・マッケンジー>、「サンディ」役をNetflixの大ヒットシリーズ『クイーンズ・ギャンビット』の<アニヤ・テイラー=ジョイ>がそれぞれ演じています。
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