『サントメール ある被告』@<アリス・ディオップ>監督
3月
1日
本作はフランス北部の町サントメールで実際にあった裁判をベースにした物語です。若き女性作家「ラマ」は、生後15カ月の娘を海辺に置き去りにして殺害した罪に問われた女性「ロランス」の裁判を傍聴します。
セネガルからフランスに留学し、完璧な美しいフランス語を話す彼女は、本当に我が子を殺したのか。被告の証言も娘の父親である男性の証言も、何が真実かわからない。そして「ラマ」は偶然、被告の母親と知り合います。
「ラマ」を<カイジ・カガメ>、「ロレンス」を<ガスラジー・マランダ>が演じています。監督は、ドキュメンタリー作家として国際的に高い評価を受けてきたセネガル系フランス人の<アリス・ディオップ>が務めています。『燃ゆる女の肖像』の<クレア・マトン>が撮影監督を務め、作家の<マリー・ンディアイ>が脚本を担当しています。