『ゴーン・ガール』の<ロザムンド・パイク>が主演し、第78回ゴールデングローブ賞で主演女優賞(コメディ/ミュージカル部門)を受賞した『パーフェクト・ケア』が、2021年12月3日より全国で公開されます。
法定後見人の「マーラ」の仕事はは、判断力の衰えた高齢者を守り、ケアすること。多くの顧客を抱え、裁判所からの信頼も厚い「マーラ」ですが、実は裏で医師や介護施設と結託して高齢者たちから資産を搾り取るという、悪徳後見人でした。
パートナーの「フラン」とともに順調にビジネスを進める「マーラ」だでしたが、新たに資産家の老女「ジェニファー」に狙いを定めたことから、歯車が狂い始めます。
身寄りのない孤独な老人だと思われた「ジェニファー」の背後には、なぜかロシアンマフィアの存在があり、「マーラ」は窮地に立たされます。
共演にテレビドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』の<ピーター・ディンクレイジ>、『ベイビー・ドライバー』の<エイザ・ゴンザレス>が名を連ね、監督は、『アリス・クリードの失踪』(2011年)の<J・ブレイクソン>が務めています。
『私がモテてどうすんだ』の<神尾楓珠>が映画初主演を果たし、<浅原ナオト>の青春恋愛小説『彼女が好きなものはホモであって僕ではない』を映画化した『彼女のすきなもの』が、2021年12月3日より全国で公開されます。
高校生の「安藤純」は、自分がゲイであることを周囲に隠して生きていまし。ある日、書店を訪れた彼は、クラスメイトの「三浦紗枝」がBL漫画を購入しているところに遭遇します。BL好きであることを秘密にしている「紗枝」は、「純」に口止めをします。
「純」には妻子ある同性の恋人「マコト」がいますが、書店での出来事をきっかけに「紗枝」と急接近。友人とダブルデートをしたり、クラスメイトと遊園地で遊んだりするうちに、「純」は「紗枝」から告白されます。「純」はある思いを胸に、彼女と交際を始めます。
葛藤する主人公「安藤純」を演じたのは、雑誌『ViVi』のNEXT国宝級イケメンランキング1位に選ばれた<神尾楓珠>、BLの世界に傾倒しながらも、恋人がゲイであったという現実を受けとめきれず、戸惑う「紗枝」を演じたのは、『ジオラマボーイ・パノラマガール』(2020年) ・ 『樹海村』(2021年)・『ひらいて』(2021年)の<山田杏奈>が演じ、監督は、『にがくてあまい』の<草野翔吾>が務めています。
『ハリー、見知らぬ友人』(2000年)・『マンク ~破戒僧~』などの<ドミニク・モル>監督が、ある失踪事件を軸に思いもよらない形でつながっていく5人の男女の物語を描き、2019年・第32回東京国際映画祭コンペティション部門で最優秀女優賞と観客賞を受賞したサスペンス(映画祭上映時タイトルは「動物だけが知っている」)『悪なき殺人』が、2021年12月3日より全国で公開されます。
吹雪の夜、フランスの山間の町で女性が失踪し、殺害されました。事件の犯人として疑われた農夫の「ジョセフ」、彼と不倫関係にあった「アリス」、そして彼女の夫「ミシェル」など、それぞれに秘密を抱えた5人の男女の関係が、失踪事件を軸にひも解かれていきます。
そして彼らが、フランスとアフリカのコートジボワールをつなぐ壮大なミステリーに絡んでいた事実が明らかになっていきます。
『イングロリアス・バスターズ』の<ドゥニ・メノーシェ>が主人公となる「ミシェル」役を演じ、東京国際映画祭で女優賞を受賞した<ナディア・テレスツィエンキービッツ>は、「ミシェル」と思いがけないタイミングでかかわることになる「マリオン」役を演じています。
マーベルコミックのダークヒーロー、「ヴェノム」の活躍を描いた<トム・ハーディ>主演作『ヴェノム』(2018年)の続編『ヴェノム レット・ゼア・ビー・カーネイジ』が、2021年12月3日より全国で公開されます。
圧倒的戦闘力と残虐性を持ち、「ヴェノム」の大敵となる「カーネイジ」との戦いを描いています。
「悪人以外を食べない」という条件で「エディ」の体に寄生した地球外生命体シンビオートの「ヴェノム」は、食欲制限を強いられ不満を抱えながらも、「エディ」との共同生活をそれなりに楽しんでいました。
そんな折、ジャーナリストとして未解決事件の真相を追う「エディ」は、刑務所で死刑囚「クレタス・キャサディ」と再会します。「クレタス」は猟奇殺人を繰り返したシリアルキラーで、死刑執行が迫っていました。「エディ」に対し異様な興味を示す「クレタス」は突如として彼の腕に噛み付き、その血液が人間とは異なることに気づきます。そして死刑執行の時、「クレタス」はついにカーネイジへと覚醒するのでした。
主人公「ヴェノム/エディ」役を<トム・ハーディ>、「エディ」の元恋人「アン」役を<ミシェル・ウィリアムズ>が続投で演じ、『スリー・ビルボード』の<ウッディ・ハレルソン>が「カーネイジ/クレタス」役を演じています。そのほか新キャラクターの「シュリーク」役で、『007』シリーズの<ナオミ・ハリス>が参加しています。『モーグリ ジャングルの伝説』(Netflix:2018年12月)など監督としても活躍する俳優<アンディ・サーキス>が監督を務めています。
福島県いわき市に実在するリゾート施設「スパリゾートハワイアンズ」を舞台に、通称「フラガール」と呼ばれるダンサーになることを決めた主人公の「夏凪日羽」の成長と、周囲の人々との絆を描いたオリジナル劇場アニメーション『フラ・ダンス』が、2021年12月3日より公開されます。
福島県いわき市に暮らす高校生の「夏凪日羽」は、卒業後の進路に迷っていましたが、「東北のハワイ」こと「スパリゾートハワイアンズ」のポスターを見て、フラダンスショーで踊るダンサー=フラガールの採用試験に衝動的に応募します。
未経験ながらも採用となった「日羽」は、「鎌倉環奈」、「滝川蘭子」、「オハナ・カアイフエ」、「白沢しおん」という個性的な同期たちとともにフラガールへの道を歩み出しますがが、なかなか足並みがそろわず、初めてのステージは大失敗でした。
周囲からも「史上最も残念な新人たち」と呼ばれてしまいます。落ち込む「日羽」たちでしたが、良いことも悪いことも分かち合いながら、次第に絆を深めていきます。
子役時代から俳優・歌手・声優と幅広く活躍する<福原遥>が主人公の「夏凪日羽」を演じ、同期のフラガール役で<美山加恋>、<富田望生>、<前田佳織里>、<陶山恵実里>が共演。そのほかの声の出演に<ディーン・フジオカ>、<山田裕貴>。『鋼の錬金術師』」・『機動戦士ガンダム00』の<水島精二>が総監督、『劇場版アイカツスターズ!』の<綿田慎也>が監督、『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』の<吉田玲子>が脚本を担当しています。
『スター・ウォーズ』ファン必携の書籍「スター・ウォーズ/ビークル・クロスセクション完全版」が、(世界文化社)から著作<パブロ・ヒダルゴ >・監修<村上 清幸>にて出版されています。
本書は『スター・ウォーズ』のエピソード1から9までだけでなく、スピンオフ作品に登場するビークルを網羅して「内部断面図鑑(クロスセクション)」の完全版として細かく図解されています。
「ミレニアム・ファルコン」、「T-65 Xウイング」、「ゼータ級シャトル」などが映画では描ききれなかった細部まで紹介されています。
広げると見開き50㎝の大判サイズ豪華本で、1つ1つがまるでポスターのような迫力で迫る全264ページです。再度映画を観て、確かめたくなる1冊でした。
1992年5月30日に公開されまた<ローランド・ジョフィ>の監督作『シティ・オブ・ジョイ(4Kデジタルリマスター版)』が、2022年2月11日より全国で順次公開されます。
<ドミニク・ラピエール>の小説『歓喜の街カルカッタ』を原作とする『シティ・オブ・ジョイ』は、1人の少女を救えなかったことから打ちひしがれ、インドのカルカッタへやってきたアメリカ人医師「マックス」を主人公とする物語です。
彼は〈歓喜の街(シティ・オブ・ジョイ)〉と呼ばれるスラム街で、車引きの「ハザリ一」家や、診療所を運営する「ジョアン」たちと出会い、医者として、人間としての尊厳を取り戻していきます。『ダーティ・ダンシング』(1987年・監督:エミール・アルドリーノ)・『ゴースト ニューヨークの幻』(1990年・監督:ジェリー・ザッカー)の<パトリック・スウェイジ>が医師「マックス」役で主演しています。
1992年の初公開以来、日本では再上映もDVD化もされていませんが、製作30周年、そして2009年に死去した<パトリック・スウェイジ>の生誕70周年である2022年に、特集企画「未体験ゾーンの映画たち2022」の1本として4Kデジタルリマスター版が公開されます。
リマスター版では日本初公開時の字幕翻訳を手がけた<戸田奈津子>(85)が字幕監修を担当しています。
今夜<19:00(~21:00)>より「BS日テレ」にて、2015年アメリカ・イギリス合作製作の『原題:Survivor』が、邦題『サバイバー』として2015年10月17日より公開されました作品の放送があります。
『バイオハザード』シリーズなどの<ミラ・ジョヴォヴィッチ>と『007』シリーズなどの<ピアース・ブロスナン>が共演のアクション映画です。爆破テロ犯人のぬれぎぬを着せられた外交官が、未曽有の危機からアメリカを救おうと孤軍奮闘する姿を描き、最後まで息もつかせぬ展開に手に汗を握ります。『推理作家ポー 最期の5日間』などの<ジェームズ・マクティーグ>が監督を務め、『エンド・オブ・ホワイトハウス』(2013年・監督:アントワン・フークワ)などの<アンジェラ・バセット>らが共演しています。
ロンドンのアメリカ大使館に着任した「ケイト」(ミラ・ジョヴォヴィッチ)は、テロリストのアメリカへの入国を事前に食い止める任務を受けます。ある日、彼女は不審な人物の入国を察知しますが、そのことが原因でテロリストの「時計屋」(ピアース・ブロスナン)に狙われことになります。その後、「ケイト」は爆弾テロの巻き添えを食った上に、テロの実行犯に仕立て上げられてしまいます。
今年開催された「サンダンス映画祭」で、アカデミー賞へつながると呼び声の高い観客賞をはじめ、史上最多の4冠に輝き、配給権の争奪戦がぼっ発。映画祭史上最高額となる約26億円で落札されたことも大きなニュースになりました映画『コーダ あいのうた』の日本公開日が2022年1月21日に決定。本予告映像が解禁となっています。
予告では、耳が聞こえない漁師である「ルビー」の父が、漁業組合の横暴な決定に対し手話で堂々と歯向い、彼女がそれを通訳で応戦するシーンから始まります。その後に続くのは、4人家族の中で唯一の健聴者として生まれた「ルビー」が、家族で助け合いながら漁業に励む日常風景。しかし、ある日、「ルビー」が学校の合唱部に入ったことをきっかけに、それまで家族が知る由もなかった歌の才能を見出され、名門バークリー音楽大学の受験を勧められるまでになります。
しかし、「ルビー」の歌声を聞くことのできない両親は娘の才能を信じる事が出来ず、家業の方が大事だと大反対。しかも、健聴者である「ルビー」が一緒にいなかったことが原因で海上でのトラブルに巻き込まれてしまうという事件も発生、悩んだ「ルビー」は夢よりも家族の助けを続けることを選ぶと決めます。
耳の聞こえない家族に自分の歌を届けるため、「ルビー」が手話とともに<ジョニ・ミッチェル>の名曲で<ジュディ・コリンズ>によって最初にレコーディングされた『青春の光と影(Both Sides Now)』を歌いあげるシーンは感動的です。
主人公の「ルビー」を演じるのは、Netflixシリーズ『ロック&キー』で〈NEXTエマ・ワトソン〉と話題の<エミリア・ジョーンズ>です。特訓をうけた歌と手話でどこまでも自然に「ルビー」を演じ、観る者を引き付けます。共演は、『シング・ストリート 未来へのうた』で観る者の胸を共感で震わせた<フェルディア・ウォルシュ=ピーロ>。「ルビー」の家族を演じるのは、『愛は静けさの中に』(1986年・監督:ランダ・ヘインズ)のオスカー女優<マーリー・マトリン>をはじめ、全員が実際に耳の聞こえない俳優たち。監督は、『タルーラ ~彼女たちの事情~』の<シアン・ヘダー>が務めています。
25日、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の<アズレ>事務局長は映画監督の<河瀬直美>さん(52)を親善大使に任命しています。日本人の就任は9年ぶり5人目(平山郁夫・藤森鉄雄・杉良太郎・千玄室)で、日本人女性としては初めてになります。
<河瀨直美>監督は、今年6月にはバスケットボール女子Wリーグの新会長に就任。東京五輪の公式映画監督も務めました。商業デビュー作『萌の朱雀』」が、1997年のカンヌ国際映画祭カメラ・ドール(新人監督賞)を最年少受賞。『殯の森』で2007年のカンヌ映画祭グランプリに輝き、2013年にはカンヌ映画祭コンペティション部門の審査員を務め、昨年は『朝が来る』が公開されています。
親善大使は、(ユネスコ)の認知向上に貢献することを目的に、各界の著名人から選ばれています。<河瀬直美>監督は、あらゆる年代の女性に焦点を当てた映画や映像制作を通じ、文化・クリエイティブ産業におけるジェンダー平等推進に貢献した観点から任命されました。
任命理由は(1)COVID19の流行が文化・クリエイティブ産業に与える影響についての認識を高めるため、2020年5月にユネスコオンラインディベート「文化とコロナウイルス〜アートの力を考える〜」を日本初開催し、〈ResiliArt(Resilient跳ね返す力とArtの造語)Japan〉の認知拡大に貢献したこと」(2)あらゆる年代の女性の生活に焦点を当てた映画によって、人類への理解を深めるきっかけを提供したこと(3)ユネスコの主要なメッセージの1つ「あらゆる女性の声を含む多様性の価値と大切さ」を、自身の人生とキャリアを通して実現していること、などです。
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