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神戸:ファルコンの散歩メモ

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ファルコン昆虫記(710)フヨウの葉の上に【チョウセンカマキリ】(8)

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ファルコン昆虫記(710)フヨ...
いつも昆虫の観察に出向きます空き地がきれいに刈り取られ、【チョウセンカマキリ】も見かけることがありませんでしたが、ようやく「フヨウ」の重なり合った葉の上で見つけました。

カマキリ目カマキリ科に分類され、「オオカマキリ」 に良く似ていますが、<オス>で65~80ミリ、<メス>で70~90ミリと、やや体長は小さめです。

捕まえてひっくり返し、一番目の脚の付け根の部分(前基節基部間)の斑紋が橙色ですと【チョウセンカマキリ】で、「オオカマキリ」は淡い黄色の斑紋です。

日本には、この【チョウセンカマキリ】をはじめ、「オオカマキリ」「ハラビロカマキリ」「コカマキリ」・「ヒナカマキリ」・「モリカマキリ」・「ウエバカマキリ」の7種類が分布しています。
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ファルコン昆虫記(709)ハツユキカズラの葉に【ササグモ】(8)

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ファルコン昆虫記(709)ハツ...
先ほど<ファルコン植物記>で取り上げた 「ハツユキカズラ」 の新芽に、体長10ミリ程度の【ササグモ(笹蜘蛛)】がいました。
この【ササグモ】は網を張らずに徘徊して獲物を捕まえ、活発に動く蜘蛛として、日当たりのいい草花の上でよく見かけます。

クモ目ササグモ科には9属が分類されていますが、日本にはササグモ属だけがおり、5種が分布しています。

脚はいすれも細長く、鋭い針状の黒い棘をまばらに多数生やし、体色は白っぽく、頭胸部・腹部ともにあいまいな褐色の縦筋が入っています。

新芽の裏側にも小さな蜘蛛がいましたが、カメラを向けましたら、8個ある目で危険を感知されたのか、素早く逃げられてしまいました。
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ファルコン昆虫記(708)ヤブガラシの花に【オオスズメバチ】(3)

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ファルコン昆虫記(708)ヤブ...
写真では、尖った腹部先端が見えていませんが黄色ですので、獰猛な顔つきを見るまでもなく【オオスズメバチ(大雀蜂)】だと同定できます。

ハチ目スズメバチ科スズメバチ属に分類され、インドから東アジアに分布する大型種で、4亜科からなり、日本産は日本亜種です。

この9月から10月にかけて刺傷事件がよく起こりますが、ちょうど「巣分かれ」の時期に重なっています。

ハチ類のなかで最も強力な毒性だと言われていますが、マウスを使った毒性試験では「セイヨウミツバチ」の方が毒性は強く、「同じ量で比較した場合の強さ」が算定基準であり、「実際に噛みつかれ刺された場合にどれだけダメージを与えるか」の算定は、単純に毒性だけでは決められるものではありません。
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ファルコン昆虫記(707)食害虫の【ノシメマダラメイガ】

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ファルコン昆虫記(707)食害...
体長7ミリ前後の【ノシメマダラメイガ】を発見、<米・玄米>等の穀類や<小麦粉>などの穀粉、油脂の多い乾燥加工食品などの食害虫です。

チョウ目(鱗翅目)メイガ科マダラメイガ亜科に属し、梅雨から夏の高温多湿時に良く表れますが、年数回は発生するようです。

頭部は紫赤色、腹部は灰白色、前翅は順番に赤褐色・淡黄色で区切られ、あとの半分は濃い褐色の帯が入り、赤褐色をしています。

和名表記では「熨斗目斑螟蛾」で、成虫の翅の模様が小袖の「熨斗目模様」に似ているところから付けられています。
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ファルコン昆虫記(705)食事中です【ニシキリギリス】(13)

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普段は草むらにおり鳴き声はすれども姿を見つけにくい「キリギリス」ですが、アスファルトの道路上で「セイヨウミツバチ」を捕獲、タンパク質を確保していました。

「キリギリス」は、バッタ目(直翅目)バッタ科キリギリス属に分類され、北海道に分布する 「ハネナガキリギリス」、青森県以南~鹿児島県に「ヒガシキリギリス」と【ニシキリギリス】、 沖縄諸島・宮古島等の「オキナワキリギリス」の4種が日本に生息しています。

兵庫県は悩ましいことに本州の中間部に位置し、「ヒガシキリギリス」と「ニシキリギリス」の混合が考えられる地域で、同定するのに苦労させられます。

一応、前翅側面の黒斑がないかあっても一列であり、前翅の長さが腹部よりも長く、側面の幅がほぼ平行であれば【ニヒキリギリス】とみて間違いがないようです。

地域により前翅の黒斑や長さなど個体差があり、これからの研究次第で、まだまだ細かい種の分類が行われる可能性が残っている分野です。
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ファルコン昆虫記(705)仲良きことは(23)【ダンダラテントウ】(2)

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ファルコン昆虫記(705)仲良...
以前に 「フタトガリコヤガ」の幼虫「ダンダラテントウ」 を見かけた「フヨウ」の株に、またまた観察の目を向けましたら、仲の良い【ダンダラテントウ】たちと遭遇しました。

体長4ミリほどの艶のある上翅をしていますので、一目見て重なり合っているのがわからず、一瞬「なんだろう?」と思えましたが、重なり合っていました。

【ダンダラテントウ】も、「ナミテントウ」 のように紋の種類は多くあるようですが、どうやらこの近辺では肩口に赤くひとはけ塗ったような紋様が多いみたいです。
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ファルコン昆虫記(704)地面の擬態色【イボバッタ】(6)

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日当たりがよく土の露出している空き地や山道に、【イボバッタ(疣飛蝗)】はよく仲間と日向ぼっこをしています。

歩いて行きますと、ピョン~と左右に四五匹ばかり飛び跳ねますので、「あっ、いたんだ」とわかるころは、地面との擬態色で見つけるのも一苦労です。

バッタ目(直翅目)バッタ科トノサマバッタ亜科に分類され、体長は<オス>が18~24ミリ、<メス>が28~35ミリと日本産トノサマバッタ類の仲間では最小です。

年1回発生、他のバッタ類と同様に地中の中で卵で越冬、5月~6月ごろに孵化して、約2か月かけて幼虫から成虫へと<不完全変態>で大きくなります。
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ファルコン昆虫記(703)食事中です【オンブバッタ】(9)

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ファルコン昆虫記(703)食事...
家庭菜園として「アオジソ」が植えられていましたが、株全体の葉に丸い穴が開いていましたので、何らかの昆虫がいそうな気配、よく見ますと【オンブバッタ】が食事中でした。

バッタ類の多くは日当たりのよい草原に生息し、イネ科やカヤツリグサ科等の植物を好みますが、【オンブバッタ】はキク科・シソ科・ナス科・タデ科など葉の広いモノを好みます。

先ほどアップしました 「ショウリョウバッタ」 の<メス>は日本の生息するバッタの最大種ですが、この 【オンブバッタ】 の体長も<メス>のほうが40ミリ前後と、<オス>の25ミリ前後よりも大きく、ずんぐりとした体形をしています。

体色も保護色として「緑色」と 「褐色」 があり、翅が無い幼虫が5月頃に孵化、5回の脱皮を経て8月~11月にかけて成虫が活動しています。
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ファルコン昆虫記(702)細い体形【ショウリョウバッタ】(8)

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越冬した卵は7月の梅雨明けごろに孵化している【ショウリョウバッタ】ですが、経験的に成虫を見かけるのは、9月初旬からです。

今年も無事に【ショウリョウバッタ】を発見、8センチほどの体長からこれは<メス>で、日本に生息するバッタのなかでは最大種、斜めに上に尖った頭部が特徴的です。

写真の体色は「緑色」で葉の色の保護色になっていますが、「褐色」 の体色もあり、よく注意して見ないとないと、見つけるのに苦労してしまいます。
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ファルコン昆虫記(701)白壁に【セトウチフキバッタ】(5)

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<フキバッタ(蕗飛蝗)>は、バッタ目(直翅目)バッタ科フキバッタ亜科に分類される<バッタ>の総称ですが、地域性による個体差があり、わたしも「幼虫」の段階での写真では最終成虫の姿が同定できませんので、あえて【セトウチフキバッタ】とせずに<フキバッタ>としています。

ほとんどの<フキバッタ>の翅は退化しており、胸に褐色の翅の跡が残っていますが、飛ぶことができないため行動範囲が限られてきますので、その地域固有の種になってきました。

体色は緑色を基調とし、背筋が茶色の種もあり、眼の丑後側に黒線が入りますが、頭部でとまるものから、腹まで続くものまでと種により多様です。

成虫は年に1回、夏から秋にかけて発生、バッタ類の多くはイネ科の植物を食草としますが、この<フキバッタ>は名称通り「フキ」をはじめ、草本類の葉を食べつくします。
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