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- ファルコン昆虫記(705)食事中です【ニシキリギリス】(13)
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普段は草むらにおり鳴き声はすれども姿を見つけにくい「キリギリス」ですが、アスファルトの道路上で「セイヨウミツバチ」を捕獲、タンパク質を確保していました。
「キリギリス」は、バッタ目(直翅目)バッタ科キリギリス属に分類され、北海道に分布する 「ハネナガキリギリス」、青森県以南~鹿児島県に「ヒガシキリギリス」と【ニシキリギリス】、 沖縄諸島・宮古島等の「オキナワキリギリス」の4種が日本に生息しています。
兵庫県は悩ましいことに本州の中間部に位置し、「ヒガシキリギリス」と「ニシキリギリス」の混合が考えられる地域で、同定するのに苦労させられます。
一応、前翅側面の黒斑がないかあっても一列であり、前翅の長さが腹部よりも長く、側面の幅がほぼ平行であれば【ニヒキリギリス】とみて間違いがないようです。
地域により前翅の黒斑や長さなど個体差があり、これからの研究次第で、まだまだ細かい種の分類が行われる可能性が残っている分野です。
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