「1ドル=151円34銭~151円36銭」
2月
7日
6日のニューヨーク外国為替市場で円相場は4営業日続伸し、前日比1円15銭円高・ドル安の「1ドル=151円40〜50銭」で取引を終えています。米経済指標が景気の減速を示したとの見方から円買い・ドル売りが優勢でした。日銀の早期の利上げ観測も円相場を押し上げ、一時「1ドル=151円24銭」近辺と2024年12月中旬以来の円高・ドル安水準を付けています。円の安値は「1ドル=152円52銭でした。
6日朝発表の週間の米新規失業保険申請件数は21万9000件と、市場予想(21万4000件)より多くなり、米景気の先行きに対する警戒につながりました。
日銀の<田村直樹審議委員>は、6日の長野県金融経済懇談会で、2025年度後半には少なくとも(1%程度)まで短期金利を引き上げておくことが「物価上振れリスクを抑え、物価安定の目標を持続的・安定的に達成する上で必要だ」との認識を示しています。
、<ベッセント米財務長官>が、米ブルームバーグ通信のインタビューの中で、<トランプ政権>下で強いドル政策を継続していく姿勢を示しましたが、円相場に目立った反応はありませんでした。