神戸港で陸揚げされ、尼崎市に運ばれたコンテナから国内で初めて確認された南米原産で強い毒を持つ特定外来生物(世界的侵略外来種ワースト100)【ヒアリ(火蟻)】が、神戸・ポートアイランドのコンテナヤードでも見つかりました。目視で100匹ほどを確認されたそうです。神戸市は対策本部を設置、対応策を協議します。
ハチ目スズメバチ上科アリ科の【ヒアリ】は体長2・5~6ミリメートル程度で赤茶色、腹部はやや黒っぽい。攻撃性が高く、強い毒を持ち、指されると体質によっては呼吸困難などを伴う急性アレルギー反応「アナフィラキシーショック」を起こす危険性があります。
5月20日に中国広州市から神戸港に到着した貨物船コンテナを同26日に尼崎市内で開けたところ、床や壁面で大量のヒアリと卵が見つかり、侵入が危惧されていました。
1995(平成7)年には大阪府でオーストラリア原産の「セアカゴケグモ」が発見され、臨港部を中心として分布しているようですが、物流を伴う環境では防ぎようのないリスクのようです。
はき出し窓のガラスにとまっているチョウ目(鱗翅目)イラガ科の【ヒロヘリアオイラガ(広縁青毒棘蛾)】で、 体長20ミリほどです。
ずんぐりとした形で、丸っこい体形をしています。足には茶色の毛が生えています。
前翅外縁が茶褐色、内側が薄緑色で、背にも薄緑色の毛が生えています。
元々は中国南部・インド・ジャワ島に分布する南方系の種で、1960年代に本州中部以南に分布を広げている外来種になります。
食樹は、サクラ・カシ・ケヤキ・クスノキ・モクレンなどで繁殖しています。
幼虫の体色は全体に薄緑色で、棘も薄緑色しており、刺されると痛みやしびれを伴いますので要注意です。 終齢幼虫は体長25ミリほどで、棘の一部が朱色になっています。
『私の頭の中の消しゴム』(2004年・監督: イ・ジェハン)や『四月の雪』(2005年・監督: ホ・ジノ)の<ソン・イェジン>が、実在した大韓帝国最後の皇女<徳恵(トッケ)翁主>を演じたスペクタクルドラマ『ラスト・プリンセスー大韓帝国最後の皇女ー』が、2017年6月24日より全国で公開されます。
『四月の雪』 ・ 『八月のクリスマス』(1998年)の<ホ・ジノ>監督が、「徳恵翁主」の激動の生涯をフィクションを交えて描きました。日本統治時代、大韓帝国の初代皇帝<高宗>の娘である「徳恵翁主」は、政略に巻き込まれ、わずか13歳で日本へ留学させられてしまいます。
祖国へ帰ることを心待ちにしながら大人になってしまった彼女の前に幼なじみである「ジャンハン」が現れます。「ジャンハン」は大日本帝国に従事する一方で、「徳恵」と彼女の兄である皇太子の上海への亡命計画を秘密裏に練っていました。
<ソン・イェジン>のほか、「ジャンハイ」役を『殺人の追憶』(2003年・監督: ポン・ジュノ)や『グエムル 漢江の怪物』(2006年・監督: ポン・ジュノ)の<パク・ヘイル>が演じ、日本からは<戸田菜穂>が出演しています。
<メル・ギブソン>が『アポカリプト』以来10年ぶりに監督を務め、第2次世界大戦の沖縄戦で75人の命を救った米軍衛生兵「デズモンド・ドス」の実話を映画化したアメリカ・オーストラリア合作の戦争ドラマ『ハクソー・リッジ』が、2017年6月24日より全国で公開されます。
人を殺してはならないという宗教的信念を持つ「デズモンド」は、軍隊でもその意志を貫こうとして上官や同僚たちから疎まれ、ついには軍法会議にかけられることになります。
妻や父に助けられ、武器を持たずに戦場へ行くことを許可された彼は、激戦地・沖縄の断崖絶壁(ハクソー・リッジ)での戦闘に衛生兵として参加。敵兵たちの捨て身の攻撃に味方は一時撤退を余儀なくされますが、負傷した仲間たちが取り残されるのを見た「デズモンド」は、たったひとりで戦場に留まり、敵味方の分け隔てなく治療を施していきます。
『沈黙 サイレンス』(2016年・監督:マーティン・スコセッシ)・『アメイジング・スパイダーマン』(2012年・監督:マーク・ウェブ)の<アンドリュー・ガーフィールド>が主演を務め、『アバター』(2009年・監督:ジェームズ・キャメロン)の<サム・ワーシントン>、『X-ミッション』(2015年・監督:エリクソン・コア)の<ルーク・ブレイシー>らが共演。第89回アカデミー賞( 2017年2月27日)で作品賞、監督賞、主演男優賞など6部門でノミネートされ、編集賞と録音賞の2部門を受賞しています。
本日10:18に大阪駅を出発山陰線を下る JR西日本の豪華寝台列車「トワイライトエクスプレス 瑞風(みずかぜ)」が運行を開始します。
JR西日本によると、旅行代金は1泊2日のロイヤルツインで1人27万円から。1両1室のスイートは2泊3日で1人120万円で、JR東日本の「トランスイート 四季島」やJR九州の「ななつ星in九州」の3泊4日の最高料金を上回ります。
食堂車では四季折々の素材を使った日本料理やフランス料理が楽しめる。強気の価格設定だが、JR西の来島達夫社長は「西日本ならではの自然や文化を堪能してもらえる列車として、サービスにふさわしい価格を設定した」と自信を見せています。
関西や山陰・山陽地方を1~2泊で巡る全5コースが設定され、乗客は途中の観光名所などにも立ち寄る。中国ジェイアールバスは立ち寄り観光などに使われる乗客専用バス「瑞風バス」も用意し、瑞風と並走しながら運行する。
利用料金の高さが話題になりましたが、23回のコースが設定された6~9月分の申し込みは平均倍率5.5倍、最高は68倍に達しました。現在は12月~来年2月分の予約を受け付けています。
西武鉄道は6月13日、2018年度末に運行開始予定の新型特急車両の基本デザインを決定したと発表しています。「いままでに見たことのない新しい車両」をテーマに、外装にアルミ素材を、内装に温かみのある配色を採用。同社初となる「女性専用トイレ」も導入されています。
導入両数は、56両(8両×7編成)を予定。運行開始後は、西武鉄道の旗艦車両として活用していく計画です。
新型特急のデザインは建築家の<妹島和世>が監修。コンセプトは、(1)都市や自然の中で柔らかく風景に溶け込む特急、(2)みんながくつろげるリビングのような特急、(3)新しい価値を創造し、ただの移動手段ではなく、目的地となる特急の3点です。
先頭車両には大きな曲面ガラスを採用し、柔らかな印象のデザインに仕上げられています。2両目以降にも丸みを帯びたデザインを導入し、編成全体で緩いカーブを表現している。
車体カラーは、白を基調としつつ、黄緑などの自然な印象を与える配色を採用。「都市や自然の中でやわらかく風景に溶け込むデザインを実現した」とされています。
リビングのような空間を提供するため、やや大きめの車窓を等間隔で配置している。
難波と関空を結ぶ南海電鉄には、「ラピート」という車両が走行していますが、デザインは、やはり建築家の<若林広幸>だけに、西部の車両も建築家が携わっていて、同業としては気になる仕事です。
先月5月28日、世界三大レースのひとつ「第101回インディアナポリス500マイルレース」で、<伊藤琢磨>が日本人として初優勝を果たしていますが、今回も朗報が届きました。
6月15日(木)、フランス・サルト県で「第85回ル・マン24時間レース」の公式予選2日目が行われ、午後7時から行われた予選第2回目の終盤、RacingTOYOTA GAZOO (以下トヨタ)TS050 HYBRID #7号車を駆る<小林可夢偉>(尼崎市出身)が3分14秒791という従来のコースレコードを約2秒上回る驚異的なタイムでポールポジションを獲得しています。
トヨタにとってル・マン24時間レースでのポールポジションは、1999年の<マーティン・ブランドル>、そして2014年の<中嶋一貴>に続く3回目。2番手<グリッド>には、#8号車が入り最前列を独占です。
<小林>は予選第2回目開始1時間ほどで起きたアクシデントで赤旗中断になっていたセッション再開後、コースがクリアな状況でタイミングよくタイムアタックを開始。1周13.629kmのコースを平均時速251.882kmで駆け抜けた。
なお、ライバルであるポルシェLMPチームは、3位と4位を獲得。そしてル・マン初挑戦となる<国本雄資>が駆るTS050 HYBRID #9号車は5番手につけた。決勝レースである第85回ル・マン24時間レースは、6月17日(土)午後3時(日本時間22時)にスタートが切られます。
昨年、ゴールまで残り3分で優勝を逃したトヨタ。19回目の挑戦でル・マン初制覇、そして日本車&日本人ドライバーという偉業を達成してほしいものです。
< 画像はMLBの公式サイトより >
大リーグ・マーリンズのイチローは、2017年6月14日(米時間)のアスレチック戦に代打で出場し、5試合連続安打となる内野安打を放った。
これで交流戦通算365本目の安打となり、元ヤンキースの<デレク・ジーター>を抜き歴代1位となっています。試合はマーリンズが11対6で勝利し、2連勝を飾っています
イチローは昨季、.291と3割近い好成績を残していました。今季は打撃に苦しむスタートでした。14日時点で.217と少し持ち直していますが、打棒が振るわず低迷しており、年齢的に「限界説」もささやかれていました。
そんな中での今回の偉業達成。これを機に波に乗り、また新しい記録の達成を期待しています。
江崎グリコは15日、神戸市で運営する菓子工場の見学施設「グリコピア神戸」(神戸市西区高塚第7丁目1)の来場者数が200万人を突破したと発表しました。同施設は工場に併設する形で1988年に開設。主力商品である「ポッキー」や「プリッツ」の製造過程を見学できるほか、同社やチョコレートの歴史などを紹介しています。
同日記者会見した江崎勝久社長は「ファン育成の効果は期待以上だ。これからの50年、100年は今まで以上に激しい競争が予想されるが、老若男女問わないファン獲得に向けて改めて気合を入れる」と話した。
入場200万人を記念した限定パッケージのプリッツを来場者に15日から配るほか、グリコピア神戸の最寄り駅である神戸市営地下鉄西神中央駅でも17日に3000個限定で配布する。
グリコピア神戸の来場者数は年9万人弱で、来場100万人を達成したのは開設17年目の2005年6月でした。従来は家族連れや校外学習の利用が多かったが、近年は工場見学ブームの影響で大人の来場者も増えています。来場4カ月前から予約を受け付けており、夏休み中の予約はほぼ埋まっているという。
神戸工場は85年開設で、1時間に6000~8000箱のポッキーを生産している。「ポッキー」や「プリッツ」の他、「ビスコ」やスナック「クラッツ」なども生産している。
サッポロビール株式会社は、「サッポロ 麦とホップ The gold『異人館完成150周年記念缶』」を、7月4日(火)から福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県の九州8県で数量限定発売します。
日本で最初の洋式紡績工場である鹿児島紡績所が建設された際、その工場の指導者として招へいしたイギリス人技師イー・ホームら7名の宿舎として建築された異人館(旧鹿児島紡績所技師館)の完成から150年を記念しています。
ラベルデザインは、異人館を背景に、鹿児島紡績所の設立に多大な貢献をした<五代友厚>の肖像が大きく描かれています。さらに、鹿児島市が推進する「維新150年カウントダウン事業」とタイアップした「維新のふるさと鹿児島 明治維新150年」のロゴマークを配しています。
「薩摩の誇りに乾杯!サッポロビールは鹿児島人がつくった」をキーワードに、来年にせまった明治維新150年を盛り上げているサッポロビール。地元の人々はもちろんのこと、建築関係者として、歴史を紐解きながら呑みたい、気になる図柄です。
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