わたしが<牛蒡>好きだと覚えていてくれたのか、今宵もおすそ分けとして<えっちゃん>から、【すじ肉と牛蒡の煮込み】をいただきました。
よく煮込まれた<すじ肉>が柔らかく、太めの<牛蒡>の歯ごたえもたまりません。
多めの鷹の爪で味が引き締められていますので、ビールを呑むピッチがあがる一品でした。
毎月29日は「に(2)く(9)の日」ということで、「ステーキ」等を食べるようにしているのですが、今宵は運よく【えっちゃん】に肉料理として「焼き肉」がありました。
幕末の開国期には日本各地の港近辺で外国人向けの食材として屠畜業が始められ、当初はイギリス人やアメリカ人が携わっていました。
神戸ではイギリス人<キルビー>により最初の屠畜場が設けられ、その屠畜方法は「神戸肉仕立て」と呼ばれ、その後の神戸肉ブランドを支える屠畜処理に多大な影響を残しています。
少し厚めの<ロース肉>、大好きなピーマンと炒められていて、ビールの肴に最高でした。
午前中の神戸地方裁判所の仕事を終え、お疲れモードで【五郎】に顔出しです。
本日の「日替わり定食」(800円)は、<豆腐とミンチのピリ辛煮込み>をメインとして、「ナッツ入り」の<ポテトサラダ>と大好物の<きんぴらごぼう>の取り合わせでした。
前回お会いした親戚のご夫人とは違う方が先客としておられ、世間話をしていたのですが、男性客2名が同時に入店、カウンター席の間に座られましたので会話は途切れてしまいました。
カウンター席の隣同士に座られ、てっきりお二人さんでの入店かなと感じたのですが、始終お二人とも無言のままで、また女将さんとも会話をされることもなく、静かな雰囲気のなかで「ごちそうさま」をしてきました。
本日のおすすめメニューに「熟成チーズ」(100円)というのが目にとまりました。
チーズは好物だけに(100円)というのも「なんだろう?」と考えながら、注文して見ました。
お皿を受け取りますと、「ああ~」という感じで<Q・B・B>の「6Pチーズ」でした。
初めて訪問する「角打ち」のお店や 立ち呑み屋 さんなど、まずはこの「6Pチーズ」を頼み、お店の様子を把握することが多いわたしです。
「6Pチーズ」といえば<雪印>の印象がありましたが、熟成というだけあって柔らかいナチュラルチーズの食感で、おいしくいただけました。
神戸の老舗【イスズベーカリー】には、4種類の「カレーパン」があります。
以前に紹介しました 「牛スジ煮込みカレーパン」(205円) をはじめ、「スコッチエッグカレーパン」(194円)、オーストラリア牛を使用した「元町ビーフカレーパン」(172円)、そして今回の「ビーフカレーパン」(172円)です。
丸い形状で、中に入っているカレーの餡はやや少なめですが、凝縮されたカレーの旨みがパン自体とよく馴染み、安心できる味わいが楽しめる一品です。
餃子の食べ方も色々とあり、本場中国の「茹で餃子(水餃子)」をはじめ、「焼き餃子」・「蒸し餃子」・「揚げ餃子」と味が楽しめます。
今宵のメニューに「焼き餃子」(250円)がありました。以前にも 「揚げ餃子」 (250円) があり、個数が3個と寂しかったのですが、今回はなんとか一人前ほどの分量がありました。
中華料理店や餃子専門店のお店では、だいたい6個~7個が一人前の標準ですので、何個出てくるのかと心配していました。
残念ながら「ラー油」がありませんでしたが、小皿のタレだけでおいしくいただいてきました。
東京方面で焼き肉の修業をされていた二代目の「ボン」が神戸に戻り、お店を継いだと耳にしましたので、久しぶりに【味楽】に足を向けました。
「ボン」を福原の居酒屋で知っている呑み仲間を誘って、今宵は焼き肉で一杯です。
まずは「上塩タン」に始まり、「レバー・ホルモン・ロース」を注文、肉だけではと「白菜キムチ」と「野菜焼き」、〆は「テールスープ」です。
「ボン」の手の空いたころ、「親父さん、元気?」と訊きましたら、なんとこの9月に亡くなられたとお聞きし、「ボン」が戻ってきた理由がわかりました。
お母さんもお店に出ておられず、「マイちゃん」というかわいいアルバイトの女の子が元気にお手伝いをしていました。
東京出身の<大将>、神戸に来ていろいろと食生活が違うようで、食べ物に関する話題は、関東・関西の違いが出て面白く楽しめます。
本日は、「長田名物」と冠された「蒸し豚」(200円)です。
神戸は沖縄出身の方や韓国系の方が多いので、「茹で豚」や「蒸し豚」料理は、居酒屋メニューとして一般的です。
コチュジャンベースのピリ辛のタレですので、ビールの肴として「蒸し豚」がよく合い、おいしくいただいてきました。
おすすめメニューとして出ている<中川店長>の「魚の煮付け」としては、 「アブラメ」 ・ 「鰯」 ・ 「マルハゲ」 等を食べてきていますがどれもいい味付けでした。
今宵は「カレイの煮付け」(380円)が出ていましたので、迷わずに決定です。
写真ではわかりづらいと思いますが、「子持ち」の<赤カレイ>で大きな真子が楽しめました。
産卵期が晩秋から春にかけてということで、この時期においしくなり始め、主産地は、北海道・島根県・福島県・宮城県などですが、地元兵庫県もそのひとつです。
カレイ特有の臭みがなく、上品な旨みがあり、身はほどよく繊維質で食べやすく、今宵もおいしく店長の煮付けをいただいてきました。
お昼ご飯の営業時間が11:30からですので、込むだろうと思う12時前に足を向けています。
本日の「日替わり定食」(800円)は、<鰯と根野菜の煮物>がメインで、小鉢物は<冷奴>と<かぼちゃのサラダ>でした。
前回お話しさせていただいたご婦人が、先客としておられました。
大丸神戸店の後輩であったピッチャー<小林繁>の話題で盛り上がりましたが、今回はお昼から健康診断があるとかで、食事を済ませられるとあわただしくお店を後にされました。
よく煮込まれた<鰯の煮つけ>、ビールの肴にも炊き立てのアツアツご飯にもよく合い、おいしくいただいてきました。
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