14日午前の東京株式市場で日経平均株価は続伸し、前日比172円33銭(0.53%)高の3万2757円44銭で前場を終えています。前日の米ダウ工業株30種平均株価の上昇や外国為替市場での円安基調が支えで、値がさ株を中心に買いが入りました。
13日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は9月以来の高値で終えました。東京市場でも値がさ株に買いが入り、日経平均の上げ幅は一時200円を超え「3万2836円27銭」の高値をつけています。14日の東京外国為替市場で円相場が約1年ぶりの安値圏で推移しており、輸出関連銘柄の一角にも買いが入りました。
ただ積極的に上値を追う動きは限られた。日経平均の価格帯別の売買高では3万3000円近辺での商いが多く、前日と同じく、心理的節目の3万3000円に近づくと利益確定売りが重荷となっています。
また、日本時間14日夜に10月の米消費者物価指数(CPI)の発表を控え、買い一巡後は上値が重く推移しています。
終値は続伸し、前日比110円82銭(0.34%)高の3万2695円93銭で終えています。
13日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は反落して始まりました。ダウ平均株価は前週末に9月以来の高値で終えていました。14日には10月の米消費者物価指数(CPI)の発表を控えており、主力銘柄の一部に目先の利益を確定する売りが先行しました。米長期金利が上昇していることも、株式の相対的な割高感につながっていました。
ダウ平均株価は直近2週間で1900ドル近く値を上げていました。今週は10月の(CPI)など物価指標のほか、10月の米小売売上高の発表が予定されています。米連邦準備理事会(FRB)高官による発言機会も多く、米金融政策の先行きを探りたい雰囲気が強いく、米長期金利は(4.6%台後半)と前週末終値(4.65%)をやや上回って推移しており、株式相場の重荷となりました。
米格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスは10日、米国の信用格付け見通しを「安定的」から「ネガティブ」に引き下げました。財政赤字の拡大や米議会内の政治的対立が引き下げの背景となっています。米政府のつなぎ予算の期限が17日に迫るなか、政府機関の一部閉鎖リスクも改めて投資家心理に影を落としています。
もっとも、下げ渋る場面もあり、足元で米景気減速や労働需給の緩和を示す経済指標が相次いだことで、(FRB)による追加利上げ観測は後退しており、相場を下支えしています。
終値は2営業日の続伸、前日比54ドル77セント(0.16%)高の3万4337ドル87セントで終えています。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は、前日比30.36ポイント(0.22%)安の1万3767.74でした。 S&P500種は、前日比3.69ポイント (0.084%)安の4411.55でした。
13日午前の東京株式市場で日経平均株価は反発し、前週末比182円30銭(0.56%)高の3万2750円41銭で前場を終えています。前週末11日に米株式相場が上昇した流れを引き継ぎ、朝方は幅広い銘柄に買いが先行し一時「3万2913円31銭」の高値を付けました。もっとも、徐々に利益確定売りや戻り待ちの売りに押され、上値は伸びていません。
前週末の米ハイテク株高の流れから、電子部品や半導体関連など値がさのグロース(成長)株の一角が買われて相場を押し上げました。
日経平均が心理的な節目の3万3000円に近づきますと、利益確定や戻り待ちの売りが出て、上げ幅を縮める場面も目立ちました。前週末に米格付け会社が米国債の長期発行体格付け見通しを「ネガティブ」に引き下げたことや米政府機関の閉鎖懸念もくすぶり、運用リスクを取りにくいとの指摘もでています。
終値は小幅に反発し、前週末比17円00銭(0.05%)高の3万2585円11銭で終えています。
10日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は3日ぶりに反発して始まりました。前日の株売りの背景にありました米長期金利の上昇が一服し、株式市場のリスク回避姿勢が和らいでいます。
10日朝の米債券市場では長期金利が(4.5%台後半)と、前日終値(4.63%)を下回って推移しています。9日には米連邦準備理事会(FRB)の<パウエル議長>の国際通貨基金の会合での発言が金融引き締めに積極的な「タカ派」寄りと受け止められています。米財務省の実施した30年物国債の入札が「低調」と受け止められたこともあって、同日には長期金利が上昇していました。
このところ米株式相場は長期金利の動きに左右される面が大きく出ています。10日の米株市場では、金利の低下を支援材料に主力銘柄に買いが入り、もっとも、市場には米国の物価上昇や労働市場の過熱がどの程度落ち着いているのかを見極めたいという雰囲気があります。来週には10月の米消費者物価指数(CPI)や米小売売上高といった指標の発表が控えています。週末とあって、積極的に買いを入れる動きは限られました。
終値は3営業日ぶりに続伸、前日比391ドル16セント(1.15%)安の3万4283ドル10セントで終えています。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は、前日比276.66ポイント(2.05%)高の1万3798.11でした。 S&P500種は、前日比67.89ポイント (1.56%)高の4415.24でした。
10日午前の東京株式市場で日経平均株価は反落し、前日比196円43銭(0.60%)安の3万2450円03銭で前場を終えています。米長期金利の上昇で前日の米株式相場が下落し、日本株にも利益確定売りが優勢でした。一時下げ幅を400円近くまで広げ「3万2248円24銭」の安値を付ける場面もありました。
9日、米連邦準備理事会(FRB)の<パウエル議長>は国際通貨基金(IMF)のイベントで講演し、インフレ次第では一段の引き締めを躊躇しない姿勢を示しています。米長期金利は心理的節目の(4.5%)を割り込んでいた前日から上昇して(4.6%台半ば)を付け、株式の売りを促しています。
ハイテク株を中心に売りが先行し、9日発表の2023年4~9月期の連結最終損益が大幅赤字だったソフトバンクグループ(SBG)は大幅に下落しています。(SBG)は午前の取引を前日比483円(7.66%)安の5822円で終え、1銘柄で日経平均を100円近く押し下げました。決算結果が市場予想には届かなかったホンダとソニーGにも売りが優勢でした。
午後に入ってからは商社や海運、銀行など午前から堅調だった割安株が一段と強含み、日経平均は下げ幅を縮小しています。海外短期筋から株価指数先物に打診買いが入ったとの見方も出ています。
終値はは反落し、前日比78円35銭(0.24%)安の3万2568円11銭で終えています。
9日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は一進一退で始まりました。米連邦準備理事会(FRB)による追加利上げ観測が後退しており、株式相場を支えています。
ただ、判断材料が乏しく方向感のない展開となり、9日午後に<パウエルFRB議長>の発言機会があり、内容を見極めたいと買いを手控えようとする雰囲気が強く、ダウ平均は小幅に下げる場面がありました。
前週発表の米経済指標が景気減速や労働需給の緩和を示し、市場の一部で(FRB)の利上げ局面が終了したとの見方が広がっています。9日朝発表の週間の新規失業保険申請件数は21万7000件と、市場予想(22万件)を下回っています。一方、前週分は上方修正され、労働需給の引き締まりへの警戒を高めるほどの内容ではないと受け止められています。
米長期金利は一時、前日終値は(4.49%)でしたが(4.6%台半ば)に上昇する場面があり、米財務省が午後に結果を公表した30年物国債入札の結果が「低調」と受け止められ、米国債の需給懸念が強まりました。国際通貨基金会議での<パウエルFRB議長>の発言を受け、金融引き締めの長期化観測が改めて意識され、利益確定売りを誘い米株相場は下げ幅を広げています。
終値は2営業日続けて続落し、前日比220ドル33セント(0.65%)安の3万3891ドル94セントで終えています。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は、前日比128.97ポイント(0.094%)安の1万3521.45でした。 S&P500種は、前日比35.43ポイント (0.81%)安の4347.35でした。
8日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は8営業日続伸して始まりました。米連邦準備理事会(FRB)による追加利上げ観測の後退を背景に買いが続いています。半面、前日にかけて大きく上昇したことから過熱感も意識されています。
このところ米景気の減速を示す経済指標の発表が相次ぎ、(FRB)が金融引き締めを続けるとの懸念が後退しています。市場の一部では利上げ局面が終了したとの見方も出ており、株式相場を下支えしています。
もっとも、買いの勢いは鈍く、ダウ平均株価は前日までの7営業日で1700ドルあまり上昇しています。短期間で大きく上昇した反動で利益確定売りや持ち高調整の売りが優勢になり、一時は150ドルあまり下げ「3万3996ドル20セント」の安値を付けています。
終値は8営業日ぶりに続落し、前日比40ドル33セント(0.12%)安の3万4112ドル27セントで終えています。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は0営業日続伸し、前日比10.56ポイント(0.077%)高の1万3650.41でした。 S&P500種は、前日比4.40ポイント (0.10%)高の4382.78でした。
8日午前の東京株式市場で日経平均株価は反発し、午前終値は前日比57円57銭(0.18%)高の3万2329円39銭で前場を終えています。前日の米ハイテク株高を支えに、半導体関連株を中心に買いが入りました。もっとも、上値追いの動きは限られ、景気敏感株の一角に売りが出て下げに転じる場面も出ています。
7日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は小幅に続伸し、前日比(0.17%)高の「3万4152ドル60セント」で終えています。米長期金利の低下でハイテク株に買いが入り、ナスダック総合株価指数が(0.90%)高、主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)は(0.77%)高でした。
ただ、日本株の上値追いは続いていません。前日のニューヨーク原油先物相場の下落を受けて、石油関連株に売りが出ました。中国景気の減速懸念から8日の中国・上海や香港株式相場が下げて始まったことも相場の重荷となりました。
11時30分に2024年3月期(今期)の連結純利益の見通しを下方修正した川重が急落し、建機や機械の一角にも波及、下げ幅を広げています。
終値は2営業日続けて反落し、前日比105円34銭(0.33%)安の3万2166円48銭で終えています。
7日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は7営業日ぶりに小幅反落して始まりました。前日まで上昇が続いた後で、利益確定の売りが出やすく、米金融引き締めが長期化するとの見方が後退していることは下値を支えています。
前日までの6営業日でダウ平均株価は1600ドルあまり上昇しています。短期的な過熱感が意識されやすく、主力銘柄の一部には利益確定の売りが出て、指数を押し下げています。
週内は<パウエル議長>など(FRB)高官の発言機会が多く、内容を見極めたい投資家も多いのですが、もっとも、このところのインフレ鈍化の兆しを示す米経済指標の発表が相次いでいます。市場では(FRB)による金融引き締めが長期化するとの見方が後退しており、引き続き株式相場の支えとなっています。
7日朝の米債券市場で長期金利が低下しています。株式の相対的な割高感が薄れたとして、ハイテク株を中心に相場の支えとなっている面も出ています。
終値は7営業日続伸し、前日比56ドル74セント(0.17%)高の3万4152ドル60セントで終えています。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は8営業日続伸し、前日比121.08ポイント(0.90%)高の1万3639.86でした。 S&P500種は、前日比12.40ポイント (0.28%)高の4378.38でした。
7日午前の東京株式市場で日経平均株価は反落し、前日比313円62銭(0.96%)安の3万2394円86銭で前場を終えています。このところの急ピッチな上昇を受け、利益確定と短期的な過熱感を警戒した売りが優勢となりました。
日経平均は前日までの4営業日続伸で合計の上げ幅が2000円を超えており、利益確定や戻り待ちの売りに押されました。日本時間7日午前の取引で米株価指数先物が軟調に推移したのも重荷となっています。中国・上海や香港株式相場も下落して始まると、海外の短期筋などが株価指数先物への売りの勢いを強めています。
国内では主要企業の決算発表が続いています。実績や通期予想が市場予想を下回った銘柄の下げも目立ち、味の素や帝人が大幅に下落しました。一方、円相場は「1ドル=150円近辺」と前日夕に比べて円安・ドル高傾向にあり、輸出関連株の一角は底堅い推移でした。
終値は5営業日ぶりに反落し、前日比436円66銭(1.34%)安の3万2271円82銭で終えています。
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