ダウ平均株価(5月30日)終値3万8111ドル48セント
5月
31日
30日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は3営業日続落して始まりました。29日夕発表の四半期決算と見通しで業績が市場予想を下回ったセールスフォースが大きく下げ、ダウ平均の重荷となりました。下げ幅は一時440ドルを超え「3万8000ドル96セント」の安んrを付けています。
セールスフォースは一時(18%超安)となりました。29日夕発表の2024年2〜4月期決算では売上高が市場予想に届きませんでした。5〜7月期の売上高と特別項目を除く1株利益見通しは上限でも市場予想以下となり、嫌気した売りが膨らんでいます。
30日朝発表の2024年1〜3月期の米実質国内総生産(GDP)改定値は前期比年率で「1.3%増」と前回速報値(1.6%増)から下方修正されています。市場予想は(1.2%増)でした。同時に発表されました1〜3月期の米個人消費支出(PCE)物価指数は食品とエネルギーを除くコア指数の伸びが前期比年率で(3.6%)と、速報値(3.7%)を下回っています。
(GDP)改定値がインフレの沈静化を示す一方で、経済成長の減速感を改めて意識させるような内容でした。市場では「もろ刃の剣のようなデータだ」との受け止めがあり、このところ米連邦準備理事会(FRB)が利下げに慎重になっているとの見方が広がっており、31日発表の4月の米個人消費支出(PCE)物価指数を見極めたい雰囲気があります。
ダウ平均株価は3営業日続落し、前日比330ドル06セント(0.86%)安の3万8111ドル48セントでした。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は、前日比183.50ポイント(1.08%)安の1万6737.08でした。
S&P500種株価指数は、前日比31.47ポイント (0.60%)安の5235.48でした。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は、前日比183.50ポイント(1.08%)安の1万6737.08でした。
S&P500種株価指数は、前日比31.47ポイント (0.60%)安の5235.48でした。