30日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は3営業日続落して始まりました。29日夕発表の四半期決算と見通しで業績が市場予想を下回ったセールスフォースが大きく下げ、ダウ平均の重荷となりました。下げ幅は一時440ドルを超え「3万8000ドル96セント」の安んrを付けています。
セールスフォースは一時(18%超安)となりました。29日夕発表の2024年2〜4月期決算では売上高が市場予想に届きませんでした。5〜7月期の売上高と特別項目を除く1株利益見通しは上限でも市場予想以下となり、嫌気した売りが膨らんでいます。
(GDP)改定値がインフレの沈静化を示す一方で、経済成長の減速感を改めて意識させるような内容でした。市場では「もろ刃の剣のようなデータだ」との受け止めがあり、このところ米連邦準備理事会(FRB)が利下げに慎重になっているとの見方が広がっており、31日発表の4月の米個人消費支出(PCE)物価指数を見極めたい雰囲気があります。
ダウ平均株価は3営業日続落し、前日比330ドル06セント(0.86%)安の3万8111ドル48セントでした。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は、前日比183.50ポイント(1.08%)安の1万6737.08でした。
S&P500種株価指数は、前日比31.47ポイント (0.60%)安の5235.48でした。