1980年代のアメリカ南部を舞台に、韓国出身の移民一家が理不尽な運命に翻弄されながらもたくましく生きる姿を描いた 『ミナリ』 が、2021年3月19日より全国で公開されます。
2020年「第36回サンダンス映画祭」でグランプリと観客賞をダブル受賞した作品です。
農業での成功を目指し、家族を連れてアーカンソー州の高原に移住して来た韓国系移民「ジェイコブ」でした。荒れた土地とボロボロのトレーラーハウスを目にした妻「モニカ」は不安を抱きますが、しっかり者の長女「アン」と心臓を患う好奇心旺盛な弟「デビッド」は、新天地に希望を見い出します。
やがて毒舌で破天荒な祖母「スンジャ」も加わり、「デビッド」と奇妙な絆で結ばれていきます。しかし、農業が思うように上手くいかず追い詰められた一家に、思わぬ事態が降りかかります。
父「ジェイコブ」を、『バーニング 劇場版』 の<スティーブン・ユァン>、母「モニカ」を 『海にかかる霧』 の<ハン・イェリ>、祖母「スンジャ」を 『ハウスメイド』 の<ユン・ヨジョン>が演じています。
韓国系アメリカ人の<リー・アイザック・チョン>(42)が、監督・脚本を手がけました。
<綾瀬はるか>(35)と<西島秀俊>(49)が元特殊工作員と公安エリートの夫婦を演じた人気テレビドラマ『奥様は、取り扱い注意』(原案・脚本:金城一紀・2017年10月4日~12月6日・日本テレビ系)の劇場版 『奥様は、取り扱い注意』 は、コロナ禍の影響で2020年6月5日より公開延期となっていましたが、2021年3月19日より全国で公開されます。
特殊工作員だった過去を持つ専業主婦の「伊佐山菜美」と、現役の公安警察であることを隠しながら「菜美」を監視するやさしい夫「伊佐山勇輝」。半年前、ある出来事により「菜美」は記憶喪失になってしまい、2人は「桜井久実」と「裕司」に名前を変えて、小さな地方都市で新しい生活を始めていました。
2人が新生活を送る珠海市では、新エネルギー源「メタンハイドレード」の発掘をめぐり、開発反対派と推進派の争いが激化していました。そんな中、新エネルギー源開発の裏でロシアと結託した国家レベルの陰謀が潜んでいる事実を公安が突き止めます。
「勇輝」が公安の協力者になるか特殊工作員だった妻を殺すかの選択を迫られる中、「菜美」は大きな事件へと巻き込まれていきます。
「菜美」役を<綾瀬はるか>、「勇輝」役を<西島秀俊>が演じるほか、<岡田健史>、<前田敦子>、<鈴木浩介>、<小日向文世>らが名を連ねています。
監督は、『カイジ ファイナルゲーム』の<佐藤東弥>(61)が務めています。
多才だがお調子者でドジなネコの「トム」と、見た目はかわいらしいがずる賢く容赦ないネズミの「ジェリー」が繰り広げるドタバタを描き、1940年の誕生から80周年を迎えた『トムとジェリー』を実写映画化された『トムトジェリー』が、2021年3月19日より全国で公開されます。
アニメーションで描かれる「トム」と「ジェリー」が実写映像に融合し、<クロエ・グレース・モレッツ>をはじめとした俳優陣と共演します。ニューヨークの高級ホテルに引っ越してきた「ジェリー」と、そんな「ジェリー」を相変わらず追いかける「トム」。新人ホテルスタッフの「ケイラ」が働くそのホテルでは、世界が注目するセレブカップルのウェディングパーティが行われようとしていましたが、「トム」と「ジェリー」のせいで台無しになってしまいます。
汚名返上のためタッグを組むことになった「トム」と「ジェリー」が、世界一素敵なウェディングパーティを開こうと奮闘します。「ケイラ」役の<クロエ・グレース・モレッツ>ほか、『アントマン』シリーズ(2015年・監督: ペイトン・リード)の<マイケル・ペーニャ>、 『デッドプール2』 (2018年・監督: デヴィッド・リーチ)の<ロブ・ディレイニー>、『ハングオーバー!』シリーズ(2009年・監督: トッド・フィリップス)の<ケン・チョン>らが共演しています。
監督は、『ファンタスティック・フォー 超能力ユニット』(2005年)の<ティム・ストーリー>が務めています。
『婚前特急』の監督、前田弘二。と脚本、高田亮>が再タッグを組み、<成田凌>(27)と<清原果耶>(19)がダブル主演を務めた恋愛ドラマ『まともじゃないのは君も一緒』が、2019年3月19日より全国で公開されます。
人とのコミュニケーションが苦手で、数学ひと筋で生きてきた予備校講師の「大野」(成田凌)。今の生活に不満はないが、このままずっと1人でいることに漠然とした不安を抱えています。世間知らずで「普通」が何かわからない彼は、女の子とデートをしてもどこかピントがずれているような空気を感じています。
教え子の「香住」(清原果耶)は、そんな「大野」を「普通じゃない」と指摘してくれる唯一の相手でした。恋愛経験はないのですが恋愛雑学だけは豊富な「香住」に、「普通」を教えてほしいと頼み込む「大野」でした。
今夜、 「BS日テレ」にて<21:00>より、『種まく旅人』シリーズ の第1作目として2012年3月17日より公開されました故<塩屋俊>監督(1956年8月5日~2013年6月5日)の『種まく旅人 みのりの茶』の放映があります。
大分県臼杵市を舞台に、お茶の有機栽培を営む人々が織り成すドラマを描いています。農林水産省の役人「大宮金次郎」は、全国各地の農家をまわっては作業を手伝い、酒を酌み交わすという変わり者ですが、農家の人々の間では「風来坊の金ちゃん」と呼ばれ親しまれていました。
ある時、「金次郎」は大分県臼杵市で緑茶の有機栽培を行っている「森川修造」のもとを訪れますが、「修造」が心臓発作で倒れてしまい、リストラされて東京から戻ってきたばかりの孫娘の「みのり」が茶畑の世話をすることになります。
主演の「大宮金次郎」に<陣内智則>、「森川みのり」に<田中麗奈>、「森川修造」に<榎本明>が扮し、<吉沢悠>、<永島敏行>、<石丸謙二郎>、<中村ゆり>、<林美智子>らが名を連ねています。
<湯浅政明>が監督を務め、2017年4月7日に公開されました劇場アニメ 『夜は短し歩けよ乙女』が、本日3月14日19時から「BS12 トゥエルビ」の日曜アニメ劇場枠で放送されます。
<森見登美彦>の小説 『夜は短し歩けよ乙女』 を原作とし、「第41回日本アカデミー賞最優秀アニメーション賞」、「第41回オタワ国際アニメーション映画祭」の長編部門でグランプリ に輝いた作品です。
京都を舞台に、所属クラブの後輩である{黒髪の乙女}に思いを寄せる主人公{先輩}の恋模様が描かれています。「なるべく彼女の目に留まる」ことを目的とした「ナカメ作戦」を実行する日々を送っていました。個性豊かな仲間が巻き起こす珍事件に巻き込まれながら季節はめぐっていきますが、{黒髪の乙女}との関係は外堀を埋めるばかりでなかなか進展しません。
<星野源>、<花澤香菜>、<神谷浩史>、<秋山竜次>(ロバート)が声のキャストに名を連ねています。ヨーロッパ企画の<上田誠>が、脚本を担当しています。
<ジェラルド・バトラー>(51)主演の『原題:Greenland』が、邦題『グリーンランド-地球最後の2日間-』に決まり、2021年6月4日に日本公開されますが、ポスタービジュアルが公開されています。
物語は、突如現れた彗星の破片が隕石となって地球に衝突し、平和な日常が一瞬で吹き飛ぶところからはじまります。
各国の大都市が破壊され、さらなる巨大隕石による世界崩壊まで残り48時間に迫る中、政府に選ばれた人々の避難が始まり、建築技師の能力を見込まれた「ジョン・ギャリティ」(ジェラルド・バトラー>)と、妻の「アリソン」と息子の「ネイサン」も輸送機に駆けつけます。
しかし離陸直前、「ネイサン」の持病により受け入れを拒否され、家族は離れ離れになります。「ジョン・ギャリティ」が必死で妻子を探す中、誘拐されて医療処置を必要としている「ネイサン」の救出に走る「アリソン」でした。パニックによって無法地帯と化していく状況と闘いながら、生き残る道を探すギャリティー家は、やがて人間の善と悪を目の当たりすることになります。
出演は、<モリーナ・バッカリン>、<デヴィッド・デンマン>、<スコット・グレン>、<ヘイズ・メルキュール>、<ブランドン・クイン>、<アンドリュー・バチェラー>、<ジョシュア・ミケル>、<スコット・ポイスレス>らが名を連ね、監督は、 『エンド・オブ・ステイツ』 (2019年)の<リック・ローマン・ウォー>が務めています。
阪神・淡路大震災の記憶を語り継ぎ、局所性ジストニアなどのために左手だけでピアノを演奏する「左手のピアニスト」を応援することをテーマにした 『にしきたショパン』 が、2021年3月20日より全国で順次公開されます。
幼なじみの「凜子」と「鍵太郎」は、ともに「達磨先生」とよばれる高校音楽教師のもとでピアノを学んでいました。「鍵太郎」は門下生の中でも一番のピアノの腕の持ち主で、作曲もこなす天才肌です。一方の「凜子」は、不器用でコツコツと努力するタイプで、彼女はショパンに憧れていました。そんな2人を阪神淡・路大震災と、さらに筋肉収縮を引き起こす局所性ジストニアという神経疾患というピアニストとしての試練が襲いかかります。
<水田汐音>が「凛子」、<中村拳司>が「鍵太郎」を演じ、共演者として、<ルナ・ジャネッティ>、<泉高弘>、<野々村亜梨沙>、<楠部知子>、<とみずみほ>、<茂木大輔>らが名を連ねています。
左手のピアノ曲の作曲で知られる<近藤浩平>による音楽が本編を彩り、実際に「左手のピアニスト」として活躍する演奏家たちに取材してシナリオが作られました。監督はこれが初長編作となる<竹本祥乃>が務めています。
北朝鮮の強制収容所を題材とするアニメーション 『トゥルーノース』 の公開日が、2021年6月4日に決定し、あわせてポスタービジュアルが公開されています。
日本から北朝鮮に移民し、「キム・ジョンイル」体制下の「パク一」家の姿を描いています。両親と幸せに暮らしていた主人公の「ヨハン」が、父が政治犯の疑いで逮捕されたことから家族とともに北朝鮮強制収容所に送還されてしまう様子や、飢えと極寒の中で過酷な労働を強いられるさまなどが描き、今日でも12万人以上が収容されている政治犯強制収容所での人権蹂躙と、抑圧の中でも健気に生きる北朝鮮の人々のヒューマニティーを表現しています
在日コリアン4世である<清水ハン栄治>(49)が、実際に収容体験を持つ脱北者や元看守にインタビューを行い、10年もの歳月を掛けて作り上げました。
ワルシャワ国際映画祭の審査員特別賞やプチョン国際アニメーション映画祭長編部門の特別賞を受賞。第33回東京国際映画祭「ワールド・フォーカス」部門にも出品された作品です。
今夜、「BS12トゥエルブ」にて<19:00>より、2019年9月6日より公開されました、2017年アメリカ製作の『原題:The Last Movie Star』、邦題『ラスト・ムービー・スター』が(字幕)にて放映されます。
『脱出』(1972年・監督: ジョン・ブアマン) ・ 『ロンゲスト・ヤード』(1974年・監督: ロバート・アルドリッチ) ・ 『トランザム7000』(1997年・監督: ハル・ニーダム) ・ 『ブギーナイツ』(1997年・監督: ポール・トーマス・アンダーソン)など数多くの作品に出演し、2018年9月6日に82歳で亡くなった <バート・レイノルズ> の最後の主演作です。
劇中に<バート・レイノルズ>の過去作品が多数引用され、落ちぶれたスターという役柄をユーモアたっぷりに演じています。かつては映画界のスーパースターとして一世を風靡しましたが、今では人びとからほぼ忘れられている状態の「ヴィック・エドワーズ」のもとに、ある映画祭から一通の招待状が届きます。
功労賞を送りたいという映画祭にしぶしぶ参加はしたものの、騙しに近い名もない映画祭であることがわかり、「エドワーズ」は憤慨します。しかし、そこは彼が生まれ育ったノックスビルの町の近くでした。
育った家、大学のフットボールで活躍したスタジアム等、久しぶりにふるさとの町を訪れた「エドワーズ」に懐かしい思い出が甦ってきます。
監督は、『デトロイト・ロック・シティ』(1999年) ・ 『LOOK』(2007年)の<アダム・リフキン>が務めています。
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