『瀬戸内寂聴 99年生きて思うこと』@<中村裕>監督
5月
22日
大正・昭和・平成・令和と4つの時代を生きた<瀬戸内寂聴>は、駆け落ち、不倫、三角関係など自らの体験を私小説のかたちで発表し、世間からバッシングを受けながらも、作家としての不動の地位を確立しました。51歳で出家してからは僧侶と作家の2つの顔を持ち、2020年1月まで毎月一回行っていた法話には全国から人が訪れるなど晩年まで大きな人気を集めました。
女性であるということを忘れずに人生を楽しむ彼女の生きざまを通して、不寛容な空気が充満する現代社会において人間の生命力とは何か、いかに生き、老いていけばよいかというヒントを探ります。
監督は、17年間にわたり<瀬戸内寂聴>に密着して撮影を続け、2015年11月22日(日)に放送されましたNHKスペシャル『いのち 瀬戸内寂聴 密着500日』のディレクターも担当した<中村裕>が務めています。