「第30回日本映画批評家大賞」の受賞結果が発表され、作品賞に<大森立嗣>監督作『星の子』が選出されています。
<今村夏子>の同名小説を映画化した『星の子』は、怪しい宗教を信じる両親に育てられた少女「ちひろ」の葛藤を描く物語。<芦田愛菜>が「ちひろ」を演じ、<永瀬正敏>と<原田知世>が「ちひろ」の両親を演じました。
第30回日本映画批評家大賞のすべての受賞結果は以下の通り。
●作品賞 『星の子』
●主演男優賞 中村梅雀 『山中静夫氏の尊厳死』 津田寛治『山中静夫氏の尊厳死』
●主演女優賞 のん 『私をくいとめて』
●助演男優賞 宇野祥平 『罪の声』
●助演女優賞 浅田美代子 『朝が来る』
●監督賞 大九明子『私をくいとめて』
●新人監督賞 内山拓也 『佐々木、イン、マイマイン』 HIKARI 『37セカンズ』 佐藤快磨 『泣く子はいねぇが』
●新人男優賞(南俊子賞) 宮沢氷魚 『his』 奥平大兼 『MOTHER マザー』
●新人女優賞(小森和子賞) 服部樹咲 『ミッドナイトスワン』 佳山明『37セカンズ』 吉本実憂 『瞽女 GOZE』
●ドキュメンタリー賞 『ムヒカ 世界でいちばん貧しい大統領から日本人へ』
●アニメーション作品賞 「劇場版 ごん - GON, THE LITTLE FOX -」
●脚本賞 天野千尋 『ミセス・ノイズィ』 入江悠 『AI崩壊』
●編集賞(浦岡敬一賞) 李英美 『スパイの妻 劇場版』
●映画音楽賞 渋谷慶一郎『ミッドナイトスワン』
●特別賞(松永武賞) 新文芸坐
●ゴールデン・グローリー賞(水野晴郎賞) 火野正平『罪の声』
●国際審査委員特別賞 チェ・ブラム(80・韓国)
<濱口竜介> <野原位>
3月21日(日)19:00~21:00 にデザイン・クリエイティブセンター神戸(KIITO)で行われるトークイベント「神戸スタディーズ ♯8『まちで映画が生まれる時』」に、映画監督の<濱口竜介>(42)と<野原位>(38)が講師として参加します。
神戸という{まち}のイメージを改めて考えるため、歴史学、地理学、生態学、文化人類学、アートなどの分野から講師を招いて開催されてきたシリーズプログラム「神戸スタディーズ」。8回目となる今回はまちと映画をキーワードに、「KIITOアーティスト・イン・レジデンス」で映画 『ハッピーアワー』 (2015年・監督: 濱口 竜介)を制作し、神戸が舞台である 『スパイの妻 劇場版』 (2020年・監督: 黒沢 清)の脚本を手がけた<濱口竜介>と<野原位>を迎えます。
トークには、神戸での滞在制作の立役者である神戸映画資料館支配人の<田中範子>(49)、マルヨネ専務の<正岡健二>(73)も出席。<濱口竜介>、<野原位>とともに、まちで映画を作ることの魅力や可能性を考えていきます。
参加費は無料で定員は40名。KIITO公式サイトでの申し込みが必要で、多数の場合は抽選となります。
本日、<13:00>より「BS NHKプレミアム」にて、1976年アメリカ製作の『原題:The Enforcer』が、邦題『ダーティハリー3』として1976年12月15日より公開されました作品の放映があります。
サンフランシスコの行動派刑事、「ハリー・キャラハン」は、乱暴な事件処理のやり方をとがめられ。人事課に移動さセrsれてしまいます。そんなおり、相棒の「フランク」(ジョン・ミッチャム)が過激派グループに殺害されてしまい、怒りに燃える「ハリー」は、新米女性刑事「ケイト・ムーア」(タイン・デイリー)とコンビを組んで犯人を追いつめていきます。
製作は<ロバート・デイリー>、監督は<クリント・イーストウッド>の監督・主演作の助監督を勤めた新人<ジェームズ・ファーゴ>が務め、脚本は『タワーリング・インフェルノ』の<スターリング・シリファント>と<ディーン・リスナー>が担当しています、音楽は<ジェリー・フィールディング>が担当、全5作中、<ラロ・シフリン>が音楽を担当していない唯一の作品です。
他の出演は、<ハリー・ガーディノ>、<ブラッドフォード・ディルマン>、<デヴァレン・ブックウォルター>、<アルバート・ポップウェル>らが名を連ねています。
『劇場版 七つの大罪 光に呪われし者たち 』の公開日が、7月2日に決定し、合わせてポスタービジュアルが公開されています。
<鈴木央> (44)のマンガを原作に、7人の大罪人により結成された{七つの大罪}が世界の危機に立ち向かう姿を描く本シリーズ。劇場版第1弾『劇場版 「 七つの大罪 天空の囚われ人」 』(2018年)と同じく、<鈴木央>による完全新作オリジナルストーリーをアニメ化した本作では、テレビアニメから続く{最終章のその先}が描かれています。
声のキャストとして主人公「メリオダス」役の<梶裕貴>、「エリザベス」役の<雨宮天>のほか、<久野美咲>、<悠木碧>、<鈴木達央>、<福山潤>、<髙木裕平>、<坂本真綾>、<杉田智和。らが続投しています。『魔法少女リリカルなのは Detonation』(2018年)の<浜名孝行>(53)が監督を務めました。
ポスタービジュアルには{七つの大罪}メンバーのほか、「メリオダス」の弟である「ゼルドリス」の姿も配置されています。「さらば、七つの大罪。」というコピーが、中心部に添えられています。
今夜「BSテレ東」にて<19:55>より、 『ブルース・ブラザース』 (1980年・監督: ジョン・ランディス)に続いて、1982年アメリカで製作されました『原題:First Blood』が、邦題『ランボー』として1982年12月18日より日本で公開されましたが、<4Kレストア版>としての放映があります。
ベトナムでグリーン・ベレーとして活躍した男が警察の嫌がらせに怒りを爆発させ、数百人の警官と死闘をくり広げます。製作は<シルヴェスター・スタローン>と<バズ・フェイシャンズ>。エグゼクティブ・プロデューサーは<マリオ・カサール>と<アンドリュー・ヴァイナ>が担当しています。
<デイヴィッド・マレル>の小説『たった一人の軍隊』」(早川書房)を<シルヴェスター・スタローン>と<マイケル・コゾル>、<ウィリアム・サックハイム>が共同で脚色、監督は、アメリカンフットボールを題材としたコメディ映画『ノース・ダラス40』(1979年)の<テッド・コッチェフ>が務めています。
出演は<シルヴェスター・スタローン>、故<リチャード・クレナ>、<ブライアン・ドネイ>、<デイヴィッド・カルーソ>、<ジャック・スターレット>、<マイケル・タルボット>、、デイヴィッド・クロウリイ>らが名を連ねています。
本日10日夕方、「BS東テレ」にて<17:58>より、1980年アメリカ製作の『原題:The Blues Brothers』が、邦題『ブルース・ブラザース』として1981年3月7日公開されていますが、(字幕)にて放映があります。
アメリカのコメディ番組『サタデー・ナイト・ライブ』で<ジョン・ベルーシ>と<ダン・エイクロイド>が演じた人気キャラクターを、<ジョン・ランディス>が映画化し、黒いハットにサングラス、黒いスーツを身にまとった「ブルース・ブラザーズ」が巻き起こす騒動を、笑いとアクション、歌と踊りを散りばめながら描いた傑作コメディです。
刑務所から出所した「ジェイク」(ジョン・ベルーシ)は迎えに来た弟分「エルウッド」(ダン・エイクロイド)とともに、かつて世話になった孤児院を訪れます。母親代わりのシスターから孤児院が経営難に陥っていると聞いた彼らは、金を稼いで孤児院を救うことを決意します。
かつて仲間たちと組んでいたバンドを再結成してコンサートで一獲千金を目指しますが、その途中で警察から追われる身となり、さらに謎の女からも命を狙われてしまいます。
<ジェームズ・ブラウン>、<レイ・チャールズ>、<アレサ・フランクリン>ら豪華ミュージシャンがゲスト出演。1998年には、<監督: ジョン・ランディス>の続投で続編『ブルース・ブラザース2000』が製作されています。
本日10日、「NHK BSプレミアム」にて13:00より1940年アメリカで製作され、日本で1960年10月15日より公開されました『原題:The Great Dictator』、邦題『チャップリンの独裁者』の放映(字幕)があります。
アメリカでは1940年10月に初公開されていますが、公開当時ドイツと同盟関係にあった日本では公開されず、日本初公開は第二次世界大戦の終戦から15年、サンフランシスコ講和条約締結から8年後の1960年になっています。
<チャーリー・チャップリン>の初のトーキー作品で最高傑作とも言われる風刺コメディとして、また作品の中で最も商業的に成功した作品として映画史に記録されています。
第1次大戦末期、トメニア国の兵士として戦線に出ていたユダヤ人の床屋「チャーリー」は、戦傷によりすべての記憶を失ってしまいます。戦後、トメニアは独裁者「ヒンケル」が支配する国となりユダヤ人迫害を開始。そんな中、激変した状況を知らない床屋の「チャーリー」が退院し、ゲットーに帰ってきます。
<チャーリー・チャップリン>が、製作・監督・脚本・主演(2役)を務め、痛烈にヒトラーの独裁政治を批判しています。
<庵野秀明>(60)が手がけた、<宇多田ヒカル>(38)の新曲『One Last Kiss』のミュージックビデオが3月9日0時に公開されました。
新型コロナウイルスの影響で公開が延期されていましたが、8日(月)に封切られました 『シン・エヴァンゲリオン劇場版:❘❙』 の主題歌が『One Last Kiss』です。
映画の原作、脚本、総監督を担当した<庵野秀明>が、<宇多田ヒカル>のミュージックビデオも手がけています。
なお3月10日にCDとアナログ盤でリリースされる新作音源『One Last Kiss』には、表題曲である『One Last Kiss』に加えて、過去の『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』シリーズへの提供曲が収められています。
●<宇多田ヒカル>『One Last Kiss』収録曲
01. One Last Kiss 〈主題曲〉
02. Beautiful World(Da Capo Version) 〈エンディング曲〉
03. Beautiful World -2021 Remastered-
04. Beautiful World(PLANiTb Acoustica Mix)-2021 Remastered-
05. 桜流し -2021 Remastered-
06. Fly Me To The Moon(In Other Words)(2007 MIX)-2021 Remastered-
07. One Last Kiss(Instrumental)
08. Beautiful World(Da Capo Version)(Instrumental)
『ローマ法王になる日まで』(2015年)の<ダニエレ・ルケッティ>が監督・脚本を手がけ2019年に製作され、イタリアで大ヒットを記録したコメディ『原題:Momenti di trascurabile felicita』が、邦題『ワン・モア・ライフ!』として2021年3月12日より全国で公開されます。
思いがけず人生のロスタイムを手に入れた中年男性の奮闘を通し、「幸せとは何か? 家族とは何か?」を描き出します。シチリア島パレルモで暮らす「パオロ」は、いつも通る交差点で交通事故に遭ってしまいます。死の瞬間、彼の脳裏によぎったのは愛する妻や子どもの姿ではなく、恋人に告げられた深すぎる言葉や客待ちタクシーの列の謎など、他愛のないことばかりでした。
予想以上に短い寿命に納得できず天国の入口で猛抗議すると計算ミスがあったことが発覚し、92分間だけ寿命を延長してもらえることになります。
地上に戻った彼はこれまでの自分勝手な生き方を改め、限られた時間の中で家族との絆を取り戻そうとします。
主演の「パオロ」は、『マフィアは夏にしか殺(や)らない』(2013年・監督:ピエルフランチェスコ・ディリベルト )など監督としても活躍する<ピエルフランチェスコ・ディリベルト>が演じています。
不動産屋に紹介された住宅地から抜け出せなくなったカップルの運命を描いた2019年にベルギー・デンマーク・アイルランド合作として製作されたサスペンススリラー 『ビバリウム』 が、2021年3月12日より全国で公開されます。
新居を探す「トム」と「ジェマ」のカップルは、ふと足を踏み入れた不動産屋で、全く同じ家が建ち並ぶ住宅地「Yonder」を紹介されます。内見を終えて帰ろうとすると、すぐ近くにいたはずの不動産屋の姿が見当たりません。
2人で帰路につこうと車を走らせますが、周囲の景色は一向に変わらないままです。住宅地から抜け出せなくなり戸惑う彼らのもとに、段ボール箱が届きます。中には誰の子かわからない赤ん坊が入っており、2人は訳も分からないまま世話をすることになります。追い詰められた2人の精神は次第に崩壊していきます。
『ソーシャル・ネットワーク』 (2010年・監督: デヴィッド・フィンチャー)の<ジェシー・アイゼンバーグ>と 『グリーンルーム』 (2015年・監督: ジェレミー・ソルニエ)の<イモージェン・プーツ>が主人公カップルを演じています。<イモージェン・プーツ>は第52回シッチェス・カタロニア国際映画祭(2019年10月13日)で最優秀女優賞を受賞しています。
監督は、<ロルカン・フィネガン >が務めています。
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