『生きててよかった』@<鈴木太一>監督
5月
9日
長年の闘いで身体がむしばまれたボクサーの「楠木創太」(木幡竜)は、ドクターストップにより強制的に引退を迫られていました。闘いへの未練と執着を捨てきれぬ中、「楠木創太」は恋人「幸子」(鎌滝恵利)との結婚を機に引退を決意します。「楠木」は新しい生活を築くために仕事に就きますが、何をやってもうまくいかず、社会にもなじめず苦しい日々を送ります。
そんな中、「楠木」はファンを名乗る謎の男「新堂」( 栁俊太郎)から大金を賭けた地下格闘技へのオファーを受けます。一度だけの思いで誘いに乗った「楠木」でしたが、久しぶりのリングで忘れかけた興奮がよみがえり、「楠木」はふたたび闘いの世界にのめり込んでいきます。その高揚感は彼にとって何物にも代えがたいものでしたた。
監督・脚本は『くそガキの告白』(2012年)で「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭」で審査員特別賞ほか4冠を獲得した<鈴木太一>が務めています。