今夜<18:30(~20:54)>より「BSテレ東」にて、1974年12月28日より公開されました<山田洋次>監督の『男はつらいよ 寅次郎子守唄』の放送があります。
この作品から、2代目の<松村達雄>から3代目「おいちゃん」(車竜造)の<下條正巳>が登場します。以後、震災後の神戸を舞台とした最終第48作『男はつらいよ 寅次郎紅の花』まで<下條正巳>が「おいちゃん」を演じました。
正月映画の定番『男はつらいよ』シリーズとして『男はつらいよ 寅次郎恋やつれ』に続く第14作目で、<十朱幸代>がマドンナ役を演じています。赤ん坊の面倒を見ることになった「寅次郎」ととらやの面々の顛末を描いています。
「車寅次郎」は呼子港の木賃宿で赤ん坊連れの男と酒を飲みます。しかし翌朝になると男は消えており「この子をよろしくお願いします」という置き手紙。慌てた「寅次郎」は赤ん坊を連れて柴又のとらやへ戻り、「さくら」たちに面倒を押しつけます。熱を出した赤ん坊が入院し、それを見舞うため病院を訪れた「寅次郎」は、看護婦の「京子」に一目惚れ。自分が赤ん坊を世話しているかのように振るまい、毎日病院を訪れます。そこへ父親が踊り子を伴い現れて、赤ん坊を引き取っていきます。それからというもの、「京子」がとらやを度々訪れるようになります。
第70回ベルリン国際映画祭のオープニング作品『My Salinger Year』が、邦題「マイ・ニューヨーク・ダイアリー」として、2022年5月6日に全国にて公開されます。
<ジョアンナ・ラコフ>の自叙伝『サリンジャーと過ごした日々』を原作に、老舗出版エージェンシーで作家<J・D・サリンジャー>を担当する上司と新人アシスタントの実話が描かれています。
1990年代の米ニューヨーク、作家を夢見る「ジョアンナ」は毎日大量に届く「サリンジャー」への熱烈なファンレターを処理するうちに、飾り気のない定型文を送り返すことに気が進まなくなり、ふとした思いつきで個人的に手紙を返し始めます。
『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』の〈プッシーキャット〉役の<マーガレット・クアリー>が新人アシスタントの「ジョアンナ」、『エイリアン』・『アバター』の<シガニー・ウィーバー>が上司「マーガレット」を演じ、<ダグラス・ブース>、<サーナ・カーズレイク>、<ブライアン・F・オバーン>、<コルム・フィオール>らが共演しています。
監督と脚本は『グッド・ライ~いちばん優しい嘘~』(2015年)の<フィリップ・ファラルドー>が担当しています。
『たかが世界の終わり』の<ナタリー・バイ>主演の『オートクチュール』が2022年3月25日より公開されますが、予告編が解禁されています。
本作では、ディオール オートクチュール部門の引退を目前に控えた孤高のお針子「エステル」と、郊外に暮らす移民二世の不良少女の出会いから始まる、美の殿堂ディオールのアトリエを舞台に2人の人生が交差するさまが描かれています。監督と脚本を<シルヴィー・オハヨン>が担当し、<ナタリー・バイ>が「エステル」、<リナ・クードリ>が「ジャド」に扮しています。
ディオール オートクチュール部門の責任者である「エステル」は、次のコレクションを最後に退職が決まっていました。準備に追われていたある朝、地下鉄で若い女性にハンドバッグをひったくられてしまいます。犯人は郊外にすむ「ジャド」でした。警察に突き出してもよかったのですが、滑らかに動く指にドレスを縫い上げる才能を直感した「エステル」は、「ジャド」を見習いとしてアトリエに迎え入れます。時に反発しながらも、時に母娘のように、そして親友のように、美の真髄を追い求め濃密な時間を過ごす二人でしたが、プレッシャーと過労から「エステル」が倒れてしまいます。ショーは1週間後に迫っていました。
予告編には「あなたのこの手は美しいものを作れる」と、「エステル」が「ジャド」を見習いとしてアトリエに迎え入れる様子が切り取られています。そして2人が反発し合うシーンや、ディオールの初代〈バー〉ジャケット、〈フランシス・プーランク〉ドレス、直筆のスケッチ画などが映し出されています。
フランス・ドイツ・アメリカ合作のアクション映画『ガンパウダー・ミルクシェイク』が、2022年3月18日より公開されますが、予告編が解禁されています。
『ガンパウダー・ミルクシェイク』は、ネオンが光るクライム・シティを舞台に、腕利きの殺し屋「サム」と悪の組織の対決が描かれています。
「サム」を『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズの<カレン・ギラン>、「サム」の母「スカーレット」を<レナ・ヘディ>、「サム」に命を救われる少女「エミリー」を<クロエ・コールマン>が演じています。監督は、『オオカミは嘘をつく』(2013年)の<ナヴォット・パプシャド>が務めています。
予告編は、「サム」が図書館を訪れ「“本”を探してる」と伝えるシーンから始まります。「サム」は自身のターゲットの娘「エミリー」を連れて逃走し、秘密の武器庫である図書館に到着。<カーラ・グギノ>、<ミシェル・ヨー>、<アンジェラ・バセット>演じる3人の図書館員、そして「スカーレット」とともに、追っ手の男たちと激闘を繰り広げています。
『ジョゼと虎と魚たち』の監督<犬童一心>と『ナミヤ雑貨店の奇蹟』の脚本家<斉藤ひろし>が組み、犬と人の絆を描く映画『ハウ』が今夏に公開が決定しています。<斉藤ひろし>が手がける原作小説も、2月7日に発売されます。
『ハウ』は、<斉藤ひろし>が愛犬との大切な思い出をもとに小説を執筆し、自身でも愛猫の記事を書くなど動物愛にあふれる<犬童一心>が共同で脚本を手がけ映画化しています。
このたび解禁されたティザービジュアルには、物語の主人公となる子犬「ハウ」の姿とともに「ワンと鳴けない優しい犬とちょっぴり気弱な青年の物語。」というコピーが添えられています。
今夜<18:45>より、「BS日テレ」にて2015年5月30日より公開されました、日本人女性として初めてユネスコの親善大使に任命されています<河瀬直美>監督の『あん』が放送されます。
元ハンセン病患者の老女が尊厳を失わず生きようとする姿を丁寧に紡ぐ人間ドラマで、<樹木希林>が演じるおいしい粒あんを作る謎多き女性と、どら焼き店の店主や店を訪れる女子中学生の人間模様が描かれています。原作は、詩人や作家、ミュージシャンとして活動する<ドリアン助川>の小説『あん』(2013年2月・ポプラ社)です。
刑務所から出所したのち、どら焼き屋「どら春」の雇われ店長となった「千太郎」(永瀬正敏)の店に、「徳江」(樹木希林)という女性がやって来ます。その店で働くことを強く希望した「徳江」を「千太郎」は採用します。
「徳江」が作る粒あんが評判となり、店は大繁盛。そんな中「徳江」は、つぶれたどら焼きをもらいに来ていた女子中学生の「ワカナ」(内田伽羅)と親しくなります。ところがある日、かつて「徳江」がハンセン病を患っていたことが近所に知れ渡ります。
今夜<21:00>より日本テレビ系『金曜ロードショウ』にて、1992年7月18日より公開されました、<宮﨑駿>監督、原作、脚本、スタジオジブリ制作による劇場用アニメーション作品『紅の豚』が放送されます。
ファシスト党の台頭する1920年代のイタリアを背景に、呪いを受けて〈豚〉となった中年パイロットの活躍を描いています。<森山周一郎>がシブい声で扮する主人公「ポルコ・ロッソ」のダンディズムが光る秀作です。飛行艇同士によるダイナミックな空中戦や、宮崎自身ファンである各機の細やかな設定も見どころです。
ある時、目障りな「ポルコ」を倒すため空賊たちがアメリカ人の凄腕パイロット「ドナルド・カーチス」を雇い、「ポルコ」は機体の不具合もあって不本意にも「カーチス」に撃ち落とされてしまいます。
幼なじみの「ジーナ」の心配をよそに、機体の修理のためミラノにいる昔馴染みの飛行機製造工の「ピッコロ」を訪ねた「ポルコ」は、そこで「ピッコロ」の孫娘「フィオ」に出会います。本作の主題歌『さくらんぼの実る頃』とエンディング曲を歌う<加藤登紀子>が、ヒロイン「ジーナ」役に声をあてています。
本日<14:48(~15:39)>より「NHK BSプレミアム」にて、1921年アメリカ製作の無声映画『原題:The Kid』が、邦題『キッド』として1921年7月30日より公開されました作品の放送があります。
ある日、いつもの様に街を散歩していた「チャーリー」の耳に赤ん坊の泣き声が聞こえてきます。辺りを見回すとまだ生まれたばかりの赤ん坊が街頭に捨てられていました。どうしたものかと抱き上げた彼の目の前に、パトロール中の警官が通りかかり、警官は彼が赤ん坊を捨てにきたと勘違いし、目を光らせています。仕方なく彼は、その赤ん坊を自分のボロ・アパートに連れて帰えります。それから5年後、その子は、ガラスを割り「チャーリー」が修繕するという、インチキな仕事を手伝う程成長していましたが、ある日、大スターとなった母親が現れます。
<チャールズ・チャップリン>が親子の情愛を描いたヒューマンコメディです。共演は<ジャッキー・クーガン>、<エドナー・パーヴィアンス>、<トム・ウィルスン>ほか。
1971年にチャップリン自身の編集・作曲によるサウンド版(53分)が製作されています。
本日<13:00(14:48)>より「NHK BSプレミアム」にて、1955年アメリカ製作の『原題:To Catch a Thief』が、邦題『泥棒成金』として1955年10月14日より公開されました<アルフレッド・ヒッチコック>監督作品の放送があります。
南仏リビエラを舞台に、汚名を着せられた元宝石泥棒が、自分の手口を真似た神出鬼没の宝石泥棒を捕らえるため奮闘する姿を軽快なタッチで描いたラブサスペンスです。
屋根を飛び回る姿から「猫(キャット)」と呼ばれた宝石泥棒の「ジョン・ロビー」(ケーリー・グラント)は、今は足を洗い、仮釈放の身で自由気ままに暮らしていました。しかし、ある時、リゾート地の高級ホテルから次々に宝石が盗まれる事件が発生します。その手口がかつての「ロビー」のそれと同じことから、警察はすぐさま「ロビー」を捕らえようとしますが、身に覚えのない「ロビー」は警察の手を逃れ、独自に調査を開始します。
自分の偽物が狙いそうな高価な宝石をもった金持ちの旅行客に近づき、犯人を捕らえようと考えた「ロビー」は、保険会社の「ヒューソン」(ジョン・ウィリアムズ)の協力を得て、アメリカ人女性の「ジェシー」(ジェシー・ロイズ・ランディス)とその娘で若く美しい「フランセス」(グレイス・ケリー)の2人に近づきます。
しかし、「ロビー」と「ヒューソン」が目を光らせていたにもかかわらず、母娘の宝石が盗まれてしまいます。
「フランセス」役の<グレイス・ケリー>は、『ダイヤルⅯを廻せ!』・『裏窓』に続いて3作連続で<ヒッチコック>作品のヒロインを務めています。アカデミー賞で撮影賞 (カラー部門)を受賞した作品です。
<田中圭>(37)が主演を務め2022年4月公開予定の『女子高生に殺されたい』の追加キャストが発表され、あわせてティザービジュアルが解禁されています。
<古屋兎丸>(53)の画業20周年記念作品として発表された本作は、女子高生に殺されたいがために高校教師になった「東山春人」の9年間に及ぶ〈自分殺害計画〉を描く物語です。「東山春人」を<田中圭>が演じ、監督と脚本を『性の劇薬』・『アルプススタンドのはしの方』の<城定秀夫>が担当しています。
追加キャストとして、心優しく引っ込み思案な「佐々木真帆」に<南沙良>、親友の「真帆」にだけ心を開く「小杉あおい」に<河合優実>、演劇部に所属し快活な「君島京子」に<莉子>、柔道の稽古に打ち込む「沢木愛佳」に<茅島みずき>、真帆に恋心を抱く同級生「川原雪生」に<細田佳央太>が扮することが発表されています。
ティザービジュアルには、体育館にずらりと集まった生徒たちがそれぞれバラバラの方向に意味深な表情を向ける様子が切り取られ構成されています。
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