『オットーという男』@<マーク・フォースター>監督
3月
5日
町の嫌われ者でいつもご機嫌斜めな「オットー」でした。曲がったことが許せない彼は、近所を毎日パトロールしてはルールを守らない人に説教を垂れ、挨拶をされても仏頂面で、野良猫には八つ当たりをするなど、面倒で近寄り難い存在でした。
しかし、そんな「オットー」も人知れず孤独を抱えていました。最愛の妻に先立たれ、仕事も失った彼は、自らの人生を終わらせようとしていました。ところが、向かいの家に越してきた陽気な女性「マリソル」とその家族が、なにかと邪魔をして、死のうと思っても死ぬことができません。しかし、そんな迷惑なはずの一家の出現が、彼の人生を変えてくことになるのでした。
スウェーデンのベストセラー小説を映画化し、第89回アカデミー外国語映画賞ノミネートされた『幸せなひとりぼっち』を、<トム・ハンクス>の主演・製作でリメイクされています。
「マリソル」に<マリアナ・トレビーニョ、「トミー」に<マヌエル・ガルシア=ルルフォ>、「ソーニャ」に<レイチェル・ケラー>、「若き日のオットー」に<トルーフン・ハンクス>が扮し、『プーと大人になった僕』の<マーク・フォースター>が監督を務め、『ネバーランド』(2004年・監督:マーク・フォースター)・『ライフ・オブ・パイ トラと漂流した227日』の<デビッド・マギー>が脚本を担当しています。