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神戸:ファルコンの散歩メモ

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『シャドウ・イン・クラウド』@<ロザンヌ・リャン>監督

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<クロエ・グレース・モレッツ>が主演を務め、第2次世界大戦で極秘任務に挑む女性パイロットの戦いを描いた『シャドウ・イン・クラウド』が、2022年4月1日より全国で公開されます。

1943年。ニュージーランドからサモアへ最高機密を運ぶ密命を受けた連合国空軍の女性大尉「モード・ギャレット」は、B-17爆撃機フールズ・エランド号に乗って空へ飛び立ちます。

「モード」は男性乗組員たちから心無い言葉を浴びせられながらも、ひたむきに任務を遂行しようとします。やがて彼女は高度2500メートルの上空で、自機の右翼にまとわりつく謎の生物を目撃します。次から次へと想像を絶する試練に見舞われる中、大切な荷物を守りながら決死の戦いを繰り広げる「モード」でした。

監督は、<ロザンヌ・リャン>が務め、第2次世界大戦に従軍した女性兵士たちへのリスペクトを込めながら描き出します。2020年・第45回トロント国際映画祭ミッドナイト・マッドネス部門で観客賞を受賞した作品です。
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『英雄の証明』@<アスガー・ファルハディー>監督

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『英雄の証明』@<アスガー・フ...
『別離』・『セールスマン』でアカデミー外国語映画賞を2度受賞する世界的に高い評価を受けるイランの<アスガー・ファルハディー>が手がけ、2021年・第74回カンヌ国際映画祭でグランプリを受賞したイラン・フランス合作の『英雄の証明』が、2022年4月1日より全国で公開されます。

SNSやメディアの歪んだ正義と不条理によって、人生を根底から揺るがす事態に巻き込まれていく男の姿を描いています。イランの古都シラーズで、「ラヒム」は借金の罪で投獄され、服役しています。そんなある時、婚約者が偶然17枚の金貨を拾います。借金を返済すればその日にでも出所できる「ラヒム」にとって、それはまさに神からの贈り物のように思えました。

しかし、罪悪感にさいなまれた「ラヒム」は、金貨を落とし主に返すことを決意します。そのささやかな善行がメディアに報じられると大きな反響を呼び、「ラヒム」は「正直者の囚人」という美談とともに祭り上げられていきます。

ところが、 SNSを介して広まったある噂をきっかけに、状況は一変。罪のない吃音症の幼い息子をも巻き込んだ、大きな事件へと発展していきます。
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『女子高生に殺されたい』@<城定秀夫>監督

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<古屋兎丸>による同名コミック『女子高生に殺されたい』(『ゴーゴーバンチ』2013年Vol.1から2016年Vol.12)を、『アルプススタンドのはしの方』『愛なのに』などの<城定秀夫>監督が<田中圭>(37)主演で実写映画化した『女子高生に殺されたい』が、2022年4月1日より全国で公開されます。

<城定秀夫>監督自ら脚本を手がけて原作を大胆にアレンジし、「女子高生に殺されたい」という欲望を抱える高校教師が企てた「自分殺害計画」の行方を描き出します。

女子高生に殺されたいという理由で高校教師になった「東山春人」は、人気教師として日常生活を送りながらも、「完全犯罪であること」「全力で殺されること」が条件の理想的な殺され方を実現するため、9年間にわたって完璧な計画を練り上げてきました。平和な学園内で、着実に計画を進めていく「東山春人」でした。

生徒役を『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』の<南沙良>(19)、『サマーフィルムにのって』の<河合優実>(21)が演じ、「東山春人」の過去を知る元恋人役で<大島優子>(33)が出演しています。
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<濱口竜介>監督『ドライブ・マイ・カー』国際長編映画賞受賞@第94回米アカデミー賞

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<濱口竜介>監督『ドライブ・マ...
27日(日本時間28日)、第94回米アカデミー賞の授賞式がロサンゼルスで行われ、<濱口竜介>監督(43)の『ドライブ・マイ・カー』が国際長編映画賞を受賞しています。

日本作品の同賞受賞は、2009年2月に当時の外国語映画賞に輝いた『おくりびと』(滝田洋二郎監督)以来13年ぶり。国内外で評価される才能が日本映画の歴史に残る快挙を成し遂げました。

壇上に上がった<濱口竜介>監督は英語と日本語を交えてスピーチ。オスカー像の重量感を確かめるように掲げ、「皆さん、取りました」と笑顔を見せていました。

『ドライブ・マイ・カー』は、作品賞、監督賞、脚色賞の候補にもなっていましたが、作品賞と脚色賞は『コーダ あいのうた』(監督・脚本:シアン・ヘダー)、監督賞は『パワー・オブ・ザ・ドッグ』の<ジェーン・カンピオン>監督に決まっています。
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『テルマエ・ロマエⅡ』@NHKーBSプレミアム

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『テルマエ・ロマエⅡ』@NHK...
今夜<21:00(~22:54)>より、<阿部寛>主演『テルマエ・マロエ』(2012年・監督:武内英樹)の続編として2014年4月16日より公開されました『テルマエ・ロマエⅡ』の放送があります。

斬新なテルマエ(浴場)を作ったことで一躍人気者になった古代ローマの浴場設計技師「ルシウス」(阿部寛)でした。しかしコロッセオにグラディエイターを癒すテルマエ建設を命じられ、またまたアイデアに悩みまくり、再び現代日本へタイムスリップしてしまいます。

そこで風呂専門雑誌のライターに転向していた「山越真実」(上戸彩)ら「平たい顔族(=日本人)」との再会も束の間、平和推進派の「ハドリアヌス」帝と武力行使派の元老院の権力対立に巻き込まれていきます。

第2作目では、ヨーロッパ最大級の映画撮影所で前代未聞の撮影を決行したほか、草津、箱根、みなかみ、諏訪など日本有数の温泉地での一大ロケーションも敢行しています。
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『天使と悪魔』@NHK BSプレミアム

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『天使と悪魔』@NHK BSプ...
本日<13:00(~15:20)>より「NHK BSプレミアム」にて、2009年アメリカ製作の『原題:Angels & Demons』が、邦題『天使と悪魔』として2009年5月15日より公開されました作品の放送があります。

原作は<ダン・ブラウン>の同名小説『天使と悪魔』です。同作者による小説『ダ・ヴィンチ・コード』を映画化した2006年のヒット映画『ダ・ヴィンチ・コード』の続編となり、主人公も同一です。原作においては『天使と悪魔』がシリーズ第1弾であり、続編が『ダ・ヴィンチ・コード』ですが、映画では時系列を入れ替えています。

監督は前作に引き続き<ロン・ハワード>が務めていますが、脚本には新たに<デヴィッド・コープ>を迎え入れ、原作者<ダン・ブラウン>は今回は製作総指揮のみで脚本には参加していませんので、本作はかなり脚色が加えられています。

ローマ教皇の逝去を受けて、コンクラーベが逝きなわれようとしているバチカンで。時期教皇有力候補者の4人が誘拐されてしまいます。その裏には、かってガリレオを中心とする科学者によって組織され、消滅したと思われていた秘密結社「イルミナティ」が復活していました。「ラングドン」教授は「イルミナティ」につながる暗号から事件解決に挑みます。

主人公の「ロバート・ラングドン」教授役も前作に引き続き<トム・ハンクス>が演じています。ヒロインの「ヴィットリア・ヴェトラ」役は、イスラエル人女優の<アイェレット・ゾラー>が抜擢されています。
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第94回アカデミー賞の授賞式

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第94回アカデミー賞の授賞式
28日(現地時間27日)、第94回アカデミー賞の授賞式がロサンゼルスのドルビー・シアターで行われます。今回は、<濱口竜介>監督(43)の『ドライブ・マイ・カー』が作品賞、脚色賞(共同脚本の大江崇允氏も)、監督賞、国際長編映画賞の計4部門にノミネートされており、第45回日本アカデミー賞8冠獲得の作品に期待が寄せられています。

作品賞と脚色賞へのノミネートは邦画初になります。監督賞は1966年に<勅使河原宏>監督が『砂の女』で、1986年に<黒澤明>監督が『乱』でノミネートされていますが、受賞はならず、<濱口竜介>監督が受賞すれば日本人初の快挙です。

国際長編映画賞(旧・外国語映画賞、名誉賞)はこれまでに邦画16作品がノミネートされ、1952年『羅生門』(黒澤明監督)、1955年『地獄門』(衣笠貞之介監督)、1956年『宮本武蔵』(稲垣浩監督)、2009年『おくりびと』(滝田洋二郎監督)の4作品が受賞しています。

『ドライブ・マイ・カー』は昨年7月のカンヌ国際映画祭で邦画初の脚本賞を受賞したのを皮切りに、同12月のロサンゼルス映画批評家協会賞では作品賞と脚本賞を受賞。今年1月には、全米映画批評家協会賞で、作品賞、監督賞、脚本賞と、<西島秀俊>(50)がアジア人として初の主演男優賞に輝いた作品です。さらにゴールデングローブ賞でも『鍵』(市川崑監督)以来62年ぶりの非英語映画賞(旧・外国語映画賞)を受賞しています。

海外でも高い評価を得ている同作。4部門のオスカーなるか、多くの映画ファンが注目しています。
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『TITANE チタン』@<ジュリア・デュクルノー>監督

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『TITANE チタン』@<ジ...
『RAW 少女のめざめ』(2016年)で鮮烈なデビューを飾ったフランスの<ジュリア・デュクルノー>監督のフランス・ベルギー合作の長編第2作『TITANE チタン』が、2022年4月1日より全国で公開されます。

頭にチタンを埋め込まれた主人公がたどる数奇な運命を描き、2021年・第74回カンヌ国際映画祭で最高賞のパルムドールに輝いた作品です。

「アレクシア」は、幼少時に交通事故に遭い、頭蓋骨にチタンプレートを埋め込まれています。それ以来、彼女は車に対して異常なほどの執着心を抱き、危険な衝動に駆られるようになってしまいます。

自身の犯した罪により行き場を失った「アレクシア」は、消防士「ヴィンセント」と出会います。「ヴィンセント」は10年前に息子が行方不明となり、現在はひとり孤独に暮らしていました。2人は奇妙な共同生活を始めますが、「アレクシア」の体には重大な秘密がありました。

「アレクシア」役に<アガト・ルセル>、「ヴィンセント」役に「ティエリー・トグルドーの憂鬱」の<バンサン・ランドン>が扮しています。
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『アネット』@<レオス・カラックス>監督

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『アネット』@<レオス・カラッ...
『ポンヌフの恋人』・『汚れた血』などの<レオス・カラックス>が、『マリッジ・ストーリー』の<アダム・ドライバー>と『エディット・ピアフ 愛の讃歌』の<マリオン・コティヤール>を主演に迎えたロック・オペラ・ミュージカル『アネット』が、2022年4月1日より公開されます。

<ロン&ラッセル・メイル>兄弟によるポップバンド「スパークス」がストーリー仕立てのスタジオアルバムとして構築していた物語を原案に、映画全編を歌で語り、全ての歌をライブで収録しています。

スタンダップコメディアンの「ヘンリー」と一流オペラ歌手の「アン」、その2人の間に生まれた「アネット」が繰り広げるダークなおとぎ話を、<レオス・カラックス>ならではの映像美で描き出しています。

2021年・第74回カンヌ国際映画祭で監督賞を受賞した2020年フランス・ドイツ・ベルギー・日本・メキシコ合作製作作品です。
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『やがて海へと届く』@<中川龍太郎>監督

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『やがて海へと届く』@<中川龍...
<彩瀬まる>の同名小説『やがて海へと届く』(2016年2月3日・講談社刊)を、2022年中に全国公開予定となっています『ケイコ目を澄ませて』の<岸井ゆきの>(30)主演、<浜辺美波>(21)の共演で映画化した『やがて海へと届く』が、2022年4月1日より全国で公開されます。

引っ込み思案な性格で自分をうまく出すことができない「真奈」は、自由奔放でミステリアスな「すみれ」と出会います。2人は親友になりますが、「すみれ」は一人旅に出たまま突然姿を消してしまいます。「すみれ」がいなくなってから5年、「すみれ」の不在をいまだ受け入れることができずにいる「真奈」は、「すみれ」を亡き者として扱う周囲に反発を抱いていました。

ある日、「真奈」は「すみれ」のかつての恋人である「遠野」から彼女が大切にしていたビデオカメラを受け取ります。カメラに残されていたのは、「真奈」と「すみれ」が過ごした時間と、「真奈」が知らなかった「すみれ」の秘密でした。「真奈」はもう一度「すみれ」と向き合うため、「すみれ」が最後に旅した地へと向かいます。

「真奈」役を<岸井ゆきの>、「すみれ」役を<浜辺美波>が演じるほか、<杉野遥亮>、<中崎敏>、<鶴田真由>、<中嶋朋子>、<新谷ゆづみ>、<光石研>が共演、監督は、『四月の永い夢』『わたしは光をにぎっている』『静かな雨』の<中川龍太郎>が務めています。
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