本日<13:00(~15:02)>より「NHK BSプレミアム」にて、<ペニー・マーシャル>が監督を務めた1990年アメリカ製作の『原題:Awakenings』が、邦題『レナードの朝』として1991年4月5日より公開されました作品の放送があります。
<オリヴァー・サックス>の実話を基に、治療不能の難病に挑む医師の奮闘を、一人の重症患者との交流を軸に描いた感動の医療ヒューマン・ドラマです。
30年間昏睡状態だった男「レナード」(ロバート・デ・ニーロ)に、まだ認可されていないパーキンソン病の新薬を投与すると、「セイヤー」博士(ロビン・ウィリアムズ)の治療が功を奏し奇跡的に意識を回復します。博士はその治療を、他の患者にも適用してめざましい効果をあげていきます。
第63回アカデミー賞において作品賞、主演男優賞(ロバート・デ・ニーロ)、脚色賞の3部門でノミネートされましたが、受賞には至りませんでした。
<フィリップ・バランティーニ>が製作・監督・脚本を担当したイギリス映画『ボイリング・ポイント/沸騰』が2022年7月15日より公開されますが、予告編が解禁されています。
『ボイリング・ポイント/沸騰』は、編集やCGを使用せず、90分全編ワンショットで制作されています。ロンドンの高級レストランを舞台に、オーナーシェフ「アンディ」の波乱に満ちたクリスマス前の一夜が描かれます。
「アンディ」を、『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』の「パトリック・マリガン刑事」役の<スティーヴン・グレアム>が演じ、<ヴィネット・ロビンソン>、<レイ・パンサキ>、<ジェイソン・フレミング>らがキャストに名を連ねています。
『老後の資金がありません!』・『コンフィデンスマンJP 英雄編』などの<松重豊>がナレーションを担当した予告編には、レストランの裏側で巻き起こる“沸騰寸前”の人間模様が切り取られています。妻子と別居して疲れ切っている「アンディ」に追い打ちをかけるように、衛生管理検査でレストランの評価は下がり、ライバルシェフが彼に脅迫まがいの取引を持ちかけてきます。
監督<伊林侑香>による長編デビュー作『幻の蛍』が、今夏に劇場で公開されます。
『幻の蛍』は、<伊吹一>のオリジナル脚本をもとに、2021年に全編オール富山ロケにて撮影されています。
夏休みに祖母の家を訪れた中学生「中川かなた」が、両親の離婚により離ればなれになっていた妹「有田すみれ」と再会し、思い出作りに蛍を探す冒険に出るさまが描かれます。
<野岸紅ノ葉>が「中川かなた」、<池田埜々耶>が「有田すみれ」を演じるほか、<岩井堂聖子>、<山口詩史>、<椿原愛>、<保坂直希>、<菊池亜希子>、<吉沢悠>がキャストに名を連ねています。
公開されていますポスタービジュアルのタイトルロゴには、<緒形直人>の直筆が使用されており、彼は<坂本欣弘>監督作『もみの家』に演出助手として参加した<伊林侑香>と親交を深め、本作へのエールとして直筆のタイトルを贈っています。
本日深夜<1:35>より「テレビ大阪」にて、<ティムール・ヴェルメシュ>のベストセラー小説を実写化した2015年ドイツ製作の『原題:Er ist wieder da』が、邦題『帰ってきたヒトラー』として2016年6月17日より公開されました作品の放送があります。
ナチス・ドイツを率いて世界を震撼させ1945年に自殺したはずのた独裁者「アドルフ・ヒトラー」が、2014年のベルリンにタイムスリップして甦ります。非常識なものまね芸人かコスプレ男だと人々に勘違いされる中、クビになった局への復帰をもくろむテレビマンにスカウトされてテレビに出演します。
すると、「ヒトラー」が生きていたらいかにも言いそうな言葉で現代のドイツを斬りまくると、その芸の完成度が評判を呼び、彼はたちまち大ブレイクしますが、戦争を体験した一人の老女が本物のヒトラーだと気付きます。21世紀の民衆が、知らず知らずのうちに「ヒトラー」に扇動されていくさまが見所です。
舞台を中心に活躍する<オリヴァー・マスッチ>が「ヒトラー」を演じ、<ファビアン・ブッシュ>、<クリストフ・マリア・ヘルプスト>らが共演、監督は<デビッド・ベンド>が務めています。
今夜<21:00>より「カンテレ」で、2021年4月2日より公開されました『劇場版シグナル 長期未解決事件捜査班』の放送があります。
韓国ドラマ『愛の不時着』などで知られるスタジオドラゴンと、世界的に高い評価を得ている制作会社A STORYが共同で手掛け数々の賞を受賞した韓国の同名ドラマをリメイクし、2018年4月期に放送された連続ドラマ『シグナル 長期未解決事件捜査班』をオリジナルストーリーで劇場版として映画化しています。
謎の無線機でつながった〈現在〉を生きる刑事「三枝健人」と〈過去〉を生きる刑事「大山剛志」が協力し、共に未解決事件を解決していくという斬新な設定や、時空を超えて複雑に絡み合う骨太な人間ドラマも相まって、予測不可能な傑作サスペンスとして話題を呼びました。
連続ドラマ版から引き続き主人公「三枝」を演じるのは、本作で初の本格アクションに挑戦した<坂口健太郎>。その他、<北村一輝>、<吉瀬美智子>、<木村祐一>、<池田鉄洋>らがドラマ版から引き続き出演する他、<伊原剛志>、<鹿賀丈史>、<田中哲司>、<杉本哲太>、<奈緒>が、劇場版からの新キャストとして参加しています。
監督は『探偵はBARにいる』(2011年) ・ 『HOKUSAI』(2021年)などの<橋本一>が務めています。
本日<13:00(~15:10)>より、「NHK BSプレミアム」にて、2010年12月4日より公開されました『武士の家計簿』の放送があります。
会計処理の専門家、御算用者として代々加賀藩の財政に携わってきた猪山家八代目の「直之」(堺雅人)。江戸時代後期、加賀百万石とうたわれた藩も財政状況は厳しく、加えて武家社会には身分が高くなるにつれ出費も増えるという構造的な問題がありました。「直之」は、家財道具を処分し借金の返済にあてることを決断し、猪山家の人々は一丸となって倹約生活を実行していきます。
<磯田道史>原作のベストセラー『武士の家計簿『加賀藩御算用者』の幕末維新』(2003年・新潮新書)を、<森田芳光>監督が映画化した異色時代劇です。
代々加賀藩の財政に携わり〈そろばんバカ〉と呼ばれた下級武士が、妻の支えを得ながら一家、そして藩の財政を切り盛りしていく姿を描きます。主演は、<堺雅人>、彼の献身的な妻役に『ごくせん』シリーズの<仲間由紀恵>。先行き不透明な現代にも通じる、幕末維新の激動の時代をたくましく生き抜いた主人公一家の姿が感動的です。
<松岡茉優> <北村一輝> <大竹しのぶ>
<深町秋生>の小説『ヘルドッグス 地獄の犬たち』(2017年10月・KADOKAWA刊)を<原田眞人>(72)が監督・脚本を務め映像化、2022年9月16日より公開されます<岡田准一>(41)が主演を務める『ヘルドッグス』に、<松岡茉優>(27)、<北村一輝>(52)、<大竹しのぶ>(64)が出演することが発表されています。
『ヘルドッグス』では、トラウマを抱え復讐のためだけに生きてきた元警官「兼高昭吾」が、警察組織からヤクザ組織への潜入というミッションを強要されるさまが描かれます。<岡田准一>が「兼高昭吾」、<坂口健太郎>(30)が「兼高」と〈狂犬コンビ〉として組織を上り詰めていく「室岡秀喜」に扮しています。
<松岡茉優>は「兼高」らが所属する東鞘会・神津組のボスの愛人、「吉佐恵美裏」を演じ、狂犬コンビを飼い慣らす人情派ボスで全身に龍の和彫りが入った「土岐勉」役に<北村一輝>、そして潜入捜査の連絡員兼マッサージ師の「衣笠典子」役に<大竹しのぶ>が扮しています。
『ドライブ・マイ・カー』の<西島秀俊>主演、<斎藤工>、<宮沢氷魚>、<玉城ティナ>、<宮川大輔>、<大森南朋>、<三浦友和>らが共演する、<高田亮>が脚本を手がけ、<大森立嗣>監督オリジナル作品『グッバイ・クルエル・ワールド』(今秋公開)のティザービジュアルが解禁となっています。
ティザービジュアルには「時代を、撃つ。」「裏切り者は、誰だ。」といったコピーが添えられています。
<西島秀俊>、<斎藤工>、<玉城ティナ>、<宮川大輔>、<三浦友和>が演じるのは、全員互いに素性を明かさない強盗組織の一員。彼らは、ラブホテルで秘密裏に行われていたヤクザ組織の資金洗浄現場を狙い、大金強奪の大仕事に成功。それぞれの生活に戻るメンバーでしたが、ヤクザ組織に追われる日々が始まります。
<西島秀俊>は、元ヤクザで今は家族との平穏な暮らしを望む「安西幹也」役。<斎藤工>は、裏稼業でのしあがるヤミ金業者「萩原」役。<宮沢氷魚>は事件に大きく巻き込まれていくラブホテルの従業員「矢野」役。<玉城ティナ>は、ヤミ金業者からの借金の取立てに追い詰められている「美流」役。<宮川大輔>は、「美流」の彼氏として全力で擁護する「武藤」役。<大森南朋>は、ヤクザ組織と蜜月関係にある刑事「蜂谷一夫」役。<三浦友和>は、政治家や上流層へ反旗を翻し、裏仕事を仕切る「浜田」役を演じています。それぞれの立場・思惑・事情が絡みあい予測もつかない結末へと展開していく群像劇です。
東京育ちの女性が島根県松江の街で過ごした1週間の休暇を、オール松江ロケを敢行して描いた2020年製作の『クレマチスの窓辺』が、2022年4月8日より全国で公開されます。
東京生まれ東京育ちの「絵里」は都会での生活を抜け出し、亡くなった祖母が暮らしていた地方の水辺の街にある古民家でバカンスを過ごします。彼女がその街で過ごした1週間の中で、「絵里」はその街で生きている人々と交わります。
建築家の従兄とフィアンセ、大学生の従妹、靴職人、古墳研究者、バックパッカーなど一癖ある人びととの出会いと祖母が遺したものたちが、「絵里」を少しだけ変えていきます。
モデルとして活躍し、『愛の小さな歴史 誰でもない恋人たちの風景 vol.1』(2019年・監督:越川道夫)で主演を務めた<瀬戸かほ>が「絵里」役を演じています。1970年代の日活映画で活躍した<小川節子>(71)が、本作で約45年ぶりに女優復帰を果たしています。監督は松江市出身で、本作が劇場デビュー作となる<永岡俊幸>が務めています。
本日<13:00(~14:42)>より「NHK BSプレミアム」にて、1971年アメリカ製作の『原題:The Hot Rock』が、邦題『ホット・ロック』として1972年6月10日より公開されました作品の放送があります。
<ドナルド・E・ウェストレイク>のアイディアに満ちた原作を<ウィリアム・ゴールドマン>が巧みに脚色、『ブリット』の<ピーター・イエーツ>が監督した泥棒アクションです。
出所したばかりのプロの泥棒である「ドートマンダー」(ロバート・レッドフォード)は、義弟の金庫破り「ケルプ」(ジョージ・シーガル)を通じて、アフリカ某国の大使「Dr.アミューサ」から、ブルックリン博物館に収容されている「サハリ・ストーン」の奪取を依頼されます。
早速「ドートマンダー」は、仲間を集め、入念な下準備の末にダイヤを盗み出します。ところが、ダイヤを運んでいた仲間が警察に見つかり、やむを得ずダイヤを飲み込んでしまいます。ドジった一人がダイヤを呑み込んだまま捕まったために、今度はそいつが囚われた刑務所への潜入を試みます。
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