『眠狂四郎女地獄』@BS12トゥエルビ
4月
5日
ある日、「眠狂四郎」は、馬で道を急ぐ密使が、武装集団に襲われ、密書を奪われる様子を目撃。「狂四郎」は、絶命寸前の密使から、万一の場合に備えて隠し持っていた本物の密書を託されます。佐伯藩の国家老「堀采女正」と、城代家老「稲田外記」の間で権力争いが生じたことが、ことの元凶でした。
「狂四郎」は、身の危険を避けるために男装姿で江戸から国元の同藩へと急ぐ気丈な「小夜姫」の旅の道連れとなり、彼女の護衛役を相務めることとなります。
主人公「眠狂四郎」役を<市川雷蔵>がニヒルな魅力たっぷりに演じたほか、彼に戦いを挑む剣客「成瀬辰馬」に<田村高廣>と「野々宮甚内」に<伊藤雄之助>、「狂四郎」を取り巻く女性たちの役には「小夜姫」に<高田美和>、「お園」に<水谷八重子>(2代目)。「しのぶ」に<渚まゆみ>が共演しています。監督は第1作『眠狂四郎殺法帖』(1963年)以来、シリーズ2度目の登板となる<田中徳三>が務めています。