東京に出かけられていた<大将>から、横浜名物として名高い<崎陽軒>の【シウマイ】をいただきました。
<崎陽軒>の社名は、創業者の<久保久行>が長崎県出身にちなみ、長崎の漢文風の美称である「崎陽」に由来、創業は1908(明治41)年、横浜駅(現桜木町駅)で営業許可を取得しています。
一般的には「シュウマイ」と書きますが、<崎陽軒>では箱などに【シウマイ】と赤い地に白抜きで描かれています。
<崎陽軒>の【シウマイ】を食べる楽しみのひとつに、「ひょうちゃん」があります。
「ひょうちゃん」は、1955(昭和30)年から封入されている陶器製の醤油入れの愛称ですが、初めは漫画家の<横山隆一>が担当、その後イラストレーターの<原田治>にかわり、また2003(平成15)年からは<横山隆一>に戻っています。
端に立っていましたので、最後に「ひょうちゃん」が回ってきて、誰も気にしていないようでしたので、お土産として「ひょうちゃん」をいただいてきました。
今宵は「鶏肉」のメニューが多く、「鶏肉と大根のそぼろ餡かけ」 ・ 「手羽先塩焼き」 などがありましたが、「鶏皮の甘辛煮」(300円)を選びました。
「鶏肉」の部位として認められているのは<胸肉・ささみ・もも肉・手羽>ですが、<レバー・ハツ(心臓)・砂肝>などと並び、<鶏皮>は焼き鳥には欠かせません。
また「鶏肉」は牛肉や豚肉と異なり、宗教上の食のタブーにも触れることが少ない食肉です。
醤油と味醂で柔らかく煮込まれた「鶏皮の甘辛煮」、ビールにとても合う一品でした。
本日は、いつもより遅めの【五郎】さんの訪問になりました。
4月17日は日曜日でしたが、【五郎】さんの開店2周年にあたり、「おめでとうございます」の一言を忘れずに着席です。
本日の「日替わり定食」(800円)のメイン料理は「鶏のから揚げ~ネギみそだれ~」で、小鉢物に大好きな「牛蒡」があり、それだけで評点が上がります。
奥の席に座られていた女性の方には、小学3年生のお子さんがおられ、今年は「子供会」の会長をしなければならないとお聞きしました。
引っ越してきたばかりとかで、突然の指名で嵌められた感はいがめませんが、わたしの時代には「子供会」などなく、ボランティア活動として無理じいする組織の現状、どうかなぁ~と考えてしまいました。
ここ最近、ブログル仲間の <エメラルド> さんや <Toshiaki Nomura> さんが、続けて【メロンパン】を取り上げられていました。
神戸っ子としては、ご両人の【メロンパン】と称するパンは、神戸では「サンライズ」と呼ばれているパンの名称です。
神戸での【メロンパン】は、写真のようにラグビーボ^ルを縦割にした感じの形状で、中に白餡が詰められています。
左党としては甘い餡入りのパンを購入するのは躊躇してしまい、神戸の老舗ベーカリーである<カスカード>(1961年創業)のパンを撮影してきました。
ところ変われば品替わるの典型でしょうが、神戸ではこれが【メロンパン】(152円)です。
<九州の旅>シリーズは、7種類のラーメンがありますが、代表的な「長浜ラーメン」をまずは食べてみました。
1955(昭和30)年、現在の博多区築港本町にありました魚市場が長浜に移転、主に市場関係者向けとしての需要が高かった「長浜ラーメン」です。
「セリ」の合い間に素早く食べれるようにと、茹で揚げる時間を短縮させる極細麺が考案され、軽めの豚骨スープが特徴的です。
元来、「博多ラーメン」と「長浜ラーメン」は別物でしたが、近年のラーメンブームの中では区別がなくなっている感じがしています。
本製品も、「博多ラーメン」ほど豚骨臭さが無く、おとなしいスープの味に極細麺が良く絡み、おいしくいただきました。
3月10日(木)に開店した <天然とんこつラーメン専門店「一蘭」> の店先を通り過ぎ、山側にあるビルの地階の<海鮮居酒屋【三ノ宮産直市場】>に出向きました。
海鮮居酒屋ということで、ランチタイムには「名物海鮮丼」(580円)から「産直特上海鮮丼」(1580円)の価格帯で、約30種類の「海鮮丼」が揃えられています。
数あるメニューから、本日は「日替わり海鮮丼」(880円)です。
海鮮としては、淡路島岩屋港で水揚げされた<桜鯛>と<伝助穴子>の2種類が盛りつけられています。
皮を炙られた<桜鯛>の甘みと、肉厚な「焼き穴子」の香ばしさを味わいながら、おいしくいただいてきました。
今宵も瓶ビールを呑んだ後に、チリ産の赤ワイン「アルパカ・カルメネール」(1500円)を開けました。
「カルメネール」というぶどうの品種は、もともとフランス・ボルドー地域で栽培されていて、ボルドーの六大品種のひとつでしたが、1860年に発生した<フィロキセラ禍>(ぶどうに寄生するアブラムシの一種で、樹液を吸うためにぶどうを枯らす害虫)で、<カルメネール>は全滅してしています。
幸いにも「カルメネール」は、<フィロセキア>以前にボルドーからチリやイタリアに伝えられ、栽培が続けられています。
「カルメネール」は「カベルネソーヴィニオン」に比べ、タンニンが弱く穏やかな味わいながら、奥行き感のある果実味が楽しめます。
赤ワインの肴として選んだ 「レバーペースト」 をいただきながら、ミディアムボディーの味を楽しんでいます。
今週は、赤ワインとして 「ウルメン・メルロー」 と 「アルパカ・カベルネ・メルロー」 を呑んでいます。
今宵は新しい赤ワインとして「アルパカ・カルメネール」があるよと教えていただき、それではと選んだ肴が、大将特製の「レバーペースト」(300円)です。
前回まではかわいい 「アルミ容器」 に詰められていたのですが、きれいに詰め込むのに手間がかかるのか、今宵は容器がありませんでした。
いつもながら<まったり>としたレバーの味わい、赤ワインとの相性もバッチシです。
今宵【しゅう】での一品目の肴は、「ししとうのジャコ炒め」(180円)を選びました。
「ししとう(獅子唐)」はナス科トウガラシ属に分類され、「甘唐辛子」の一種で、油との相性がとてもいいので、炒め物に使用されることが多い素材で、「ジャコ」と一緒にさっと油でいため、味醂・醤油を加えて汁気がなくなるまで炒め煮にするのが定番です。
(獅子唐)の名称は、でこぼこした起伏のある形状が、獅子の頭を連想させるところから名付けられています。
たまに激辛の「ししとう」がありますが、これは育つ環境により、乾燥などの強いストレスにさらされますと辛くなり、小ぶりで種の少ないモノが多いように感じています。
【ポール・ボキューズ】といえばフランス・リヨン近郊にある、<ミシュラン>の3つ星レストラン「ポール・ボキューズ」を、B級グルメ派ですが思い浮かべます。
1959(昭和34)年、33歳で生家のレストラン「ポール・ボキューズ」を継ぎ、1961年に1つ星、1962年に2つ星、そして1965年の3つ星を獲得して以来、3つ星を維持し続けています。
その名を冠したベーカリー【ポール・ボキューズ(PAUL BOCUSE)】の、「オニオンチーズ」です。
長さ20センチばかり、バター風味の柔らかいパンに<玉ねぎ>の甘みが加わり、マヨチーズで風味が増しています。
レストラン「ポール・ボキューズ」でフランス料理を食べる機会はないと思いますが、「パン」だけでも3つ星の片鱗が楽しめ、おいしくいただきました。
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