先月の11月29日(土)に、加古川市尾上町池田にあります【本家かつめし亭】が、センタープラザ西館地下1階にありました<うなぎ「まるたか」>のあとに、新しいお店を開店しています。
兵庫県加古川市の郷土料理もしくはご当地B級グルメとして 「かつめし」 は有名で、皿に盛ったご飯の上に「ビフカツ」もしくは「トンカツ」をのせ、主にデミグラソースのたれをかけ、茹でキャベツを添えた料理です。
B級グルメの「かつめし」ですが、メニューを見ますと国産黒毛和牛A4以上の牛肉を使用しているとのことで、「並」は(1000円)、「極・並」は(1700円)という値段設定には驚きました。
このお店の向かいには、「かつ丼」で有名な <吉兵衛> の本店があり「玉子とじかつ丼」が(680円)です。
質のいい牛肉としては適正価格なのでしょうが、やや競合する内容だけに、どうかなと頭を傾けてしまいます。
かっての イギリスの貴族 ではありませんが、日曜日に大好きな「ローストビーブ」をいただくのは優雅な気分になります。
昨日のお昼ご飯は 「うなぎ丼」 でしたが、本日も同様に【玉吸い】との組み合わせです。
B級グルメ派としては、どのような素材でもご飯の上にのせれば<なになに丼>となりますので助かります。
霜降りの「ローストビーフ」を、ご飯の上に敷いたレタスの上にのせ、「セイヨウワサビ」と共においしくいただきました。
「うなぎ」は既製品ですので、<ファルコンシェフ>シリーズに加えることに躊躇しましたが、
【玉吸い】があるということでお許しを願いたいと思います。
使用した「うなぎ」は、宮崎県にある<鰻楽(MANRAKU)>の「焼うなぎ」(1188円)です。
少し小ぶりの「うなぎ」だなと思いましたら、初めから「頭」を落としていました。
一般的に『土用の丑の日』と言えば立秋の前の18日間にある「土用の丑の日」を指し、今年は7月29日でしたが、本来「土用」とは春夏秋冬の年4回あります。
<平賀源内>が夏場に「うなぎ」を食べる習慣を広め根付かせたようですが、<大伴家持>が詠んだ「石麻呂に 吾物申す 夏痩せに よしと云う物ぞ 鰻とり食せ」『万葉集』(巻十六:三八五三)の歌を、応用したと思われます。
「うなぎ」は冬眠に入る前に栄養を蓄えた秋から冬場にかけてが一番の旬で、これからが美味しい季節です。
今年も期間限定で、「すき家」が5月28日(水)から、「吉野家」は6月1日(火)から<鰻丼>が販売されています。
どちらも 昨年度 よりも価格が値上り、簡単にいただける値段ではなくなりました。
「吉野家」は、<並盛>が(730円:税込)、「すき家」の<並盛>は(740円:税抜き)で計算しますと(831円)となり、随分と差がついています。
今年の土用の入りは7月20日で、「土用の丑の日」は7月29日(火)に当たります。
毎月29日は「肉の日」と決めて<ステーキ>を食べていますが、来月は「鰻丼」を張り込もうかなと、思案中です。
常連客として通っております立ち呑み「鈴ぎん:福寿」も、大瓶ビールが10円上がり(500円)となってしまいました。
今宵は、閉店した <うなぎ「かもじま」> を通り過ぎて、ビールは少し高めですが肴は良心的な値段の【尾張屋】さんに足を向けました。
いつも定番の「鰯の酢」と「バサの天ぷら」は、外せない好物です。
「バサの天ぷら」を揚げてもらっている間のつなぎとして、「わけぎのぬた」です。
<イカ>だけでなく、<バカガイ>も入っており、いい酢味噌の和え具合でおいしくいただいてきました。
3月は別れの季節だと言いますが、次々と馴染みのお店の閉店が続きますと、気分が落ち込んできます。
本日は <居酒屋・定食・寿司「柿屋」> さん、 <洋食の店「赤かぶ」> と神戸残像をアップしていますが、3月30日(日)を最後に<うなぎ【かもじま】>が閉店しています。
個人的には今はもうお店がありませんが、新開地では「山武」という鰻屋さんが贔屓でした。
前を通るたびにうなぎの高騰のためか、「かもじま丼」が、(660円)・(690円)・(750円)と値が上がり、久しく足を向けていませんでした。
「うな重」が(1960円)というのは、鰻の値段からすると妥当なのでしょうが、庶民の町としての新開地では厳しい値段だったと思います。
ゴボウ好きとしては、ゴボウを芯として「うなぎ」や「あなご」で巻いた「八幡巻き」は大好物です。
居酒屋では 「穴子ロール」 などと表示しているお店もありますが、<八幡ゴボウ>の産地である京都府八幡市の郷土料理名としての「八幡巻き」がしっくりときます。
本日はゴボウとあなごを使い、ファルコン流の命名ですが【八幡丼】にしました。
出汁でじっくりとゴボウを煮て、穴子を入れ、玉子でとじて完成です。
三つ葉でもあれば彩りがいいのですが、青ネギだけしかなく、ブログを見てくれている<O浦>さんから、また「色が悪い」とおしかりを受けそうですが、味はいいお味でした。
<八幡ゴボウ>と近所の川で獲れる<うなぎ>を使い「八幡巻き」を考案したのは、戦国時代の豪商<淀屋常安>だと言われています。
<淀屋常安>は八幡村(現八幡市)の生まれで、土佐堀川に架かる「淀屋橋」を自費で作った人物といえば、分かるかもしれません。
「竜田揚げ」 の言われ同様に、ひとつの料理名に隠れた面白い話しはたくさんありそうです。
現在は、新長田の再開発ビル「アスタくにずか3番館」の地階1階にお店を構えられている【西村川魚店】の「鰻丼」を、家人が買ってきてくれていました。
創業は1962(昭和37)年、川魚専門店として50年の歴史を刻み、現在は三代目さんが頑張られています。
<蒲焼>だけの「鰻丼」は確か(1000円)だと記憶していますが、<蒲焼>と<白焼>が2枚デ~ンと入っており、<肝>もありましたので、これは奮発してくれたようです。
調味料の小袋が添付されており、<蒲焼>には京都の七味家本舗の「山椒」を振りかけ、<白焼>には三島市万城食品の「おろしわさび」をつけ、それぞれの味わいが楽しめました。
うなぎの蒲焼自体を自分で焼いたわけではありませんので、シリーズに入れるのはおこがましいのですが、お許し願います。
今年は7月19に日に土用に入り、8月7日の立秋前日まで、「土用の丑の日」が二回ある年巡りで、本日8月3日が「二の丑の日」です。
7月22日の「一の丑の日」には、立ち呑み「鈴ぎん:福寿」で 「うなぎの蒲焼」 を肴に一杯呑んでおりました。
本日は、ご飯の上にのせた【鰻丼】仕様で、<錦糸卵と大葉>を下敷きにしています。
本来、うなぎの旬は冬眠に備えて身に養分を蓄える晩秋から初冬にかけての時期ですが、食欲が落ちる暑い時期に、おいしくいただけるのはありがたいことです。
土用の入りは7月19日でしたが、本日22日は「土用の丑の日」ですので、ブログルの多くの皆さんも、「うなぎ」を食べられたことだとおもいます。
「うなぎ」も高級品になり、丼物の「うな丼」なども うなぎ料理専門店 では気楽に食べれる値段ではなくなりました。
水産庁の発表では、養殖用の稚魚(シラス)の平均取引価格は1キロ当たり248万円とかで、2年前の3倍、10年前に比べますとなんと15倍以上の価格です。
今宵は、立ち呑みの肴として「うなぎの蒲焼」(450円)を張り込みました。
堪能できる大きさとは言い難いですが、柔らかい肉厚の「うなぎ」、山椒を振りかけて美味しくいただいてきました。
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