今が旬で出荷の真っ盛りである【富有柿】を、<いとちゃん>から頂きました。
さすがに<えっちゃん>ママに剥いてもらうのははばかれ、お家のお土産でとして持ち帰りました。
西日本を中心に各地で栽培されていますが、生産量の多いのは福岡県で全体の約3割を占め、僅少差で原産地の岐阜県・奈良県と続きます。
甘柿の代表品種として、柿の市場の半数を占める生産量を誇り、1857(安政4)年から栽培されている歴史ある品種です。
形は大粒でふっくらと丸みがあり、果皮は橙色、果肉は柔らかくて果汁も多く、甘みが強いのが特徴です。
この17日、国際保護連合(IUCN)が「レッドリシト」を公表して、新たに「太平洋クロマグロ」と「アメリカウナギ」を絶滅危惧種に指定しています。
国際間で資源管理をしていますので直接の影響は少ないといわれていますが、世界のクロマグロの8割を消費している日本としては、気になる動向です。
今宵の肴は、いつまで食べれるかなとおもいながら「ねぎま(葱鮪)」にしました。
本来は「ねぎ(葱)」と「まぐろ(鮪)」を使った「ねぎま鍋」を指しますが、居酒屋メニューとして串を利用したのもよく見かけます。
今でこそ「トロ」だ「大トロ」だともてはやされていますが、江戸時代末期の天保時代以降に鮪は食べられるようになり、当時は赤身を醤油に漬け「ヅケ」として保存、醤油をはじく「トロ(脂身)」は腐るだけの余り物で肥料にするか捨てられるかでしたが、庶民は工夫して「ねぎ」と共に煮て食していました。
食通として有名な故<池波正太郎>は、『そうざい料理手帳』で使用する鮪は「大トロ」としていますし、<池波>が子供の頃は赤身が主体で、大トロなど寿司屋でも嫌われ、魚屋ではただでもらえたそうです。
時代と共に食生活の嗜好もかわり、今では超高級品の「大トロ」ですが、出汁で煮ると赤身は確かにパサパサになり、「ねぎま」の素材には向かないようです。
今回の山陽板宿駅の<生け花>のご担当は、<秋田好甫>先生でした。
花の少ない時期ですが、「菊」や「百合」ばかりでは面白くないなというこちらの考え方を見透かされたように、斬新な花材での<生け花>でした。
橙色の蕾らしき花材は 「カンガルーポー」 のようで、見事な枝ぶりです。
添えられている「葉モノ」は、「縞ハラン」でしょうか、淡い黄緑色の<覆輪>が入っていました。
素材としては2種類ですが、大胆な構成で大きく見栄えする姿でした。
来る11月23日は、全国漁業協同組合連合会が2004年に制定した「牡蠣の日」ですが、2011年に香川県三豊市にある冷凍食品メーカーの<味のちぬや>が、11月21日の本日を、牡蠣のおいしくなる時期の11月と「21(フライ)」の語呂合わせから「カキフライの日」として制定しています。
というわけで、本日は【やよい】に出向き、 昨年度最後 に食べて以来の「カキフライ定食」(918円)です。
大きな「カキフライ」に、タルタルソースではなくブラウンソースがかけられ、小鉢物は「ヒジキ」と大好きな「キンピラゴボウ」が付いていました。
お店に入るとき、看板メニューの(850円)の値段を見て、「ああ、以前と同じ値段だな」とおもいながら千円札を出しましたら、(918円)のお勘定です。
表示料金は4月の消費税増税後、「税抜価格」にされたようで、なんだかなぁ~の気分です。
<麺職人>シリーズとして、 「トマト仕立ての塩」 を食べて以来、久しぶりに手にしました。
2014年9月1日(月)、リニュアルして全国発売されています。
麺の硬さが「ふつう:熱湯4分」と「かため:熱湯:3分30秒」と選べるようで、麺自体は<ノンフライ・極細ストレート麺>です。
かやくは、<チャーシュー・キクラゲ・ねぎ>の3種類が入っていました。
醤油ダレの甘みとコクのあるスープでしたが、濃厚といえるまでの豚骨スープではなく、飲みやすい味わいでした。<紅生姜>を用意すれば、さらにおいしくいただけたかもしれません。
麺は見た目通り極細ストレート麺ですが、標準時間の4分間でもコシがあり十分にバリかための仕上がりで、これは好き嫌いが分かれるところです。
紫っぽい桃色の花色で剣弁高芯咲き、強い芳香を漂わせる【オーバ-ナイト・センセーション】です。
花径6センチばかりの直立性の<バラ>で、1997年、アメリカの<F.Harmon Saville>によって作出されています。
ミニバラとしては香りのよい<バラ>で、本種が一躍有名になったのは1998年10月に打ち上げられたスペースシャトル「ディスカバリー」にて、<向井千明>宇宙飛行士と77歳という史上最高齢の<ジョン・F・グレン>宇宙飛行士との共同で、地球上と無重力の世界では「香り」がどう違うかの実験のため、本種の苗が使われ宇宙で開花したことによります。
地上に戻り成分を分析しますと、より繊細な香りで「スペースローズ」と名付けられ、再現された香りは資生堂などが<ZEN>などの製品に応用しています。
女であることを隠し、伊勢崎町の船宿の看板船頭を務める<弥生>は<弥吉>と名乗る19歳です。
江州杜下の大名<来栖家>の孫に当たる彼女は、跡目争いのお家騒動から逃れるために身分を隠し、叔母夫婦が営む船宿『松波屋』に身を寄せています。
この『松波屋』の裏稼業が、金子と引き換えに江戸から姿を消させる「とんずら屋」を営んでおり、主人の<市兵衛>は「仕切り」役で<昌>は「元締め」という立場です。
宿にはわけあって身分を隠した呉服問屋の若旦那<進右衛門>こと<各務丈之進>が長逗留、国元で城代家老を務める父から「江戸にて、仇討を手助けせよ」との密書が届きます。
庶民の人情的な生活と武士の大義という二面性が、「とんずら屋」という稼業を通して鮮やかに描かれている構成で楽しめました。
最近、経営者側からかなり売り上げや利益率のチェックが厳しいようで、なかなか目新しい試みのメニューが少なくなってきていると感じる【鈴ぎん:福寿】です。
今宵は、「ニラ玉」(280円)を肴に一杯です。
長年お馴染みのお店ですのでお客さんの顔ぶれを見ていますと、「今日は一日か」(生活保護費の支給日)、「今日は年金の支給日か」(偶数月の15日)などがわかり、本日20日は、役所をはじめ大手企業の給料日だと雰囲気で感じ取れます。
11月17日に発表された7~9月の<GDP>の速報値は前期比でマイナス0.4%、年率換算ではマイナス1.6%でした。
往年のように混雑もなく、ゆったりとした立ち呑みスペースで呑めるのはありがたいことですが、<立ち呑み屋>は、庶民の懐の経済バロメーターそのものです。
拝花するのに少し間が空きましたが、阪神西元町駅の<田中とき子>先生の作品です。
この時期ですから、生け花用の「梅」の花かと思いましたら、枝の肌合いが違い「寒桜」だとわかりました。
中心部が白く赤色の花弁の花は、「ナデシコ」です。
非常に【池坊】らしい垂直性を持たせた構成、白色と赤色の紅白の対比も自然で、好感のもてる姿だと感じました。
11月5日(水)から 館内の改修工事 が行われていましたが、11月18日(火)に無事終わり、昨日の19日(水)からリニュアルオープンしています【ボートピア神戸新開地】です。
昨日から、先着何名様限定の記念品などが配られているようで、24日(月・祝)12時からは、「まぐろの解体ショー」と販売が企画されています。
舟券を買うことはありませんが、どのように変更になったのかと見学してきました。
地階には、全面に座席が配置されていましたが、朝から新聞紙などを置いて席の場所取りをする人が多く、トラブルが絶えませんでした。
今回はすべて立見席に変更され、17:00までしか利用できません。
以前に比べますと混雑感も解消されたようで、静かにモニターが観れるようになっていました。
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