京都を舞台にした小説は多々ありますが、同じ古都でありながら奈良が登場するのは珍しく、<恩田陸>の旅情ミステリーとしての 『まひるの月をおいかけて』 を思い出しておりました。
著者自身が1986年大阪府生まれ、現在奈良女子大の大学院生ということもあり、奈良が舞台なのは納得です。
主人公である「私」は、大阪の実家から奈良にある女子大学に通う2年生ですが、2月3日に行われる二月堂の節分祭の豆まきで、白い狐のお面を付けた着流し姿の男と出会います。
その傍らには、年上であり美人の<揚羽(あげは)>が付き添っていました。
<女子中・高・大>の環境で育ち、彼氏もいない「私」は、奈良の伝統行事に出向くことで二人との付き合いが始まり、やがて仲の良い<揚羽>を気にしながらも<狐面>の彼に思いを寄せていくのですが、<揚羽>の不注意で彼が子供の頃の花火事故で顔に火傷を負ったことを知り、幼馴染の<狐面>と<揚羽>の仲を取り持つことを考え始めます。
20歳の揺れ動く女心を縦糸として、奈良の寺院や街並・伝統行事を散りばめ、淡い青春物語が詰まった一冊として楽しめました。
最近は顔出しできていませんが、好きな居酒屋「八島食堂」があり、おいしい肴メニューのひとつに「肉豆腐」があります。
今宵は、一人用の土鍋を使って【肉豆腐鍋】です。
牛肉と水菜、豆腐と落とし玉子と下準備も簡単で、グツグツと煮えた鍋物は体が温まります。
食べているあいだに玉子が余熱で固まり、これまたいい半熟具合に仕上がります。
出汁を作り、あとは材料を入れて牛肉のアクを取るだけでおいしくいただけ、後片付けも土鍋だけですので助かります。
JR元町駅山側に「私学会館」がありますが、その向かい側の空き地に【三幸学園神戸校】の建築計画のお知らせ標識が出ていました。
わたしには聞き慣れない専修学校名でしたので、調べてみますと、医療事務・福祉・保育、スポーツトレーナー・インストラクターなどを養成する学校でした。
ホームページを見ますと、「神戸元町医療秘書専門学校」と保育士・幼稚園教諭を目指す「神戸元町こども専門学校」を開講するようです。
JR元町駅・阪神元町駅から3分ほどの近さですので、足の便は良いと思いますが、少子化傾向のなかで生徒数の確保がどうなのかと考えながら、お知らせ標識を眺めておりました。
イギリスの貴族の「サンデーロースト」の習慣に習い、お昼ご飯は【ローストビーフ丼】です。
前回の 【ローストビーフ丼】 のときには、和風として鰹出汁の「玉吸い」でしたが、今回は鶏ガラを使用して【玉子スープ】にし、大好きな「三つ葉」をたっぷりと盛り付けました。
ローストビーフには、<もへじ>というメーカーが出している醤油ベースの「炒め玉ねぎと山椒のたれ」を使用してみましたが、これがなかなかいい味わいでした。
<山椒・ニンニク・赤唐辛子>などの深みのあるソース味を、あっさりとした【玉子スープ】が口直しによく合い、おいしくいただきました。
「神戸空港」及び「神戸ー関空ベイ・シャトル」の利用を呼び掛けるために、神戸市営バスの車体を利用した【ラッピングバス】が、昨日12月20日(土)から運行しています。
就航都市の観光地や、就航エアラインのロゴおよびベイ・シャトルを宣伝する図案が描かれており、平成27年12月19日(土)まで1年間の運行です。
神戸空港の就航路線は(神戸~札幌、沖縄線)がありますので、観光地として有名な「札幌市時計台」や「首里城」が描かれています。
運行路線としては、市バス「75系統」(須磨一の谷~須磨駅前~離宮公園前~高倉台~妙法寺駅前)の路線です。
<ポインセチア>は、トウダイグサ科ユーフォルビア属の植物ですが、この製品は「サントリーフラワーズ」の改良品種で<プリンセチア>と呼ばれているシリーズのひとつです。
サントリーの<プリンセチア>の名称は、「プリンセス」と「ポインセチア」に由来しています。
淡い白黄色の葉(苞葉) はすでに見ていますが、純白の葉(苞場)は初めてで、まさに品種名通り「雪」を彷彿させる白さです。
<ポインセチア>といえば、「赤色」一辺倒でしたが、 「紫色」や「金色」 までもが出回り、 多彩な彩りが楽しめる時代になりました。
前回 訪問のときに大将から「水槽を置きますから」と聞いていたのですが、残念なことにまだ設置されていませんでした。
今宵は、旬の「生牡蠣」に始まり、「車海老」を焼いてもらっているあいだに「海鼠」をいただき、女将さんの知り合いの女性が赤ワインを使った「サングリア」を呑んでいましたので、「どうですか?」ということでわたしもご相伴にあずかりました。
「鯛のアラ煮」は、寿司屋などでは注文してからですと時間がかかりますが、運よくお皿に盛り付けられて(560円)の値札の横に置かれました。どなたかの注文かなと調理を見ていたのですが、中骨のアラがなく頭だけでしたので、大将が(300円)と女将さんに伝えていました。
最後の〆は、「蛸とホタテ」のガーリック炒めです。これがまた絶品のおいしさで、いい締めくくりになりました。
平日は17:00からの営業ですが、土曜日だけは15:00から営業されている【しゅう】です。
先週の土曜日には顔出しできませんでしたが、猟をされる大将が撃ってきた「鴨」料理がふるまわれたようで、せっかくの機会を逃してしまいました。
今日の瓶ビールの肴は、細かく切ったキャベツを使った「コールスローサラダ」(180円)です。
英語の「コールスロー(coleslaw)」の名称は18世紀のオランダ語の「Koolsalade(キャベツサラダ)」を短縮した「コールスラ(koolsla)」から派生していますが、わたしは冷やしたサラダということで、てっきり「コールドスローサラダ」と勘違いをしておりました。
<立ち呑み【しゅう】>に顔出ししますと、大将から「ファルコンさん、ランキング貼り替えときましたから」と言われました。
一人で使われた呑み代金の1位から3位までの名前が、お店の壁に貼られています。
肴は100円から300円まで、大瓶ビールが430円、酎ハイ(プレーン)300円という価格設定ですので、いかに呑んだかの証拠でもあり、栄えある名誉とは言えませんが、何事も一番は気持ちの良いモノです。
大将から「この金額を抜くのはむつかしいかな」と言われていますが、記録は破られるためにあり、強者が出てくることを期待しています。
前回紹介しました、新開地駅の <安田暁甫>先生 の作品も、赤色を主体にクリスマスキャンドルのイメージでしたが、今回の<田名とき子>先生の作品も、赤色の「ポインセチア」に、銀色にペイントされた枝が使われ、クリスマス飾りの雰囲気が漂っていました。
花材として、黄色の「オンビジューム」、淡い青色の 「ブルースター(オキシベタルム)」 が添えられています。
左右に伸びた銀色の枝が、色鮮やかな中心部とバランスがよく配置された構成で、のびやかな空間の広がりを感じさせてくれています。
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