2015(平成27)年の年明け一番の<生け花>は、大好きな<佐々木房甫>先生の作品で幕開けです。
お正月飾りということで、縁起が良い「松」・「葉牡丹」・「センリョウ(千両)」が使用され、黄色・赤紫色・白色の「菊」が添えられていました。
左上方に大きく「松」の枝を配置し、右側の「松」の枝とのバランスを取る要として各種の花がまとめられていました。
使用されている花器も素晴らしく、全体を引き締める役割を十分に担ってました。
本来なら、帰省した息子たちとお雑煮を食べたあと、グダグダと呑んでいる時間帯ですが、今年は夫婦のみということで早仕舞いが幸いしたようで、運よくキリ番の【1111111】をゲットすることができました。
不思議と数字に縁があるのか、数字が重なる日にキリ番の巡り合せがきます。
2012年6月6日には 【666666】 、2013年8月8日には 【888888】 に巡り合わせましたが、どちらも一番違いでゲットに失敗しました。
今年は「年男」であり、厄年の「還暦」を迎えるだけに、年明け一番に「1」の数字が景気よく並び、一年のスタートが気持ちよく切れました。
今年最初の<ファルコン植物記>は、安寧な一年を願って「世界ばら会連合世界会議」で殿堂入りした最初の<バラ>【ピース】です。
世界的な名花として、ドイルでは「グロリア・ディ」、フランスでは「マダム・アントワーヌ・メイアン」、イタリアでは「ジョイア」と呼ばれ親しまれています。
本来は黄色い花弁に桃色の覆輪が入りますが、気温や日照条件などによって濃淡が変化します。
1945年に発表された<バラ>で、作出は<フランシス・メイアン>ですが、母に捧げたことにより彼の母親の名が冠されました。
第二次世界大戦の戦火により作出国のフランスでは苗がなくなり、アメリカに保存されていた苗を、<コーナンドパイル社>により平和の尊さ、平和への願いを込めて【ピース】と命名されて販売されました。
神戸の日の出時刻は<7:06>ですので、時間に合わせて新年のご挨拶をさせていただきたく、「あけまして おめでとう ございます」
昨年も、『神戸:ファルコンの散歩メモ』にご訪問いただき、ありがとうございました。
今年はわたしの干支である「未年」で、また、節目の還暦を迎える年に当たります。
人生最後の厄年でもありますので、何事もなく穏やかな一年が過ごせればと考えています。
相も変わらず好きな植物と昆虫、お昼ご飯の食べ歩き、赤提灯の沈没記事、読書日記と雑多なブログになるとおもいますが、今年もお付き合いのほど、宜しくお願いいたします。
本書『複合捜査』は、「捜査シリーズ」として『検証捜査』に次ぐ2段目として、2014年12月16日に文庫本として発売されています。
さいたま市で治安悪化に対応する夜間緊急警備班が発足。班長の「若林」警部は、部下の失態で出世街道を外れた男。仕事の虫で部下を無能扱いする彼は、若手刑事から煙たがられる存在でした。
ある夜、放火現場へ急行し、初動捜査にあたります。翌日、繁華街で発見された惨殺死体が、放火と関連があると睨んだ警備班は独自の捜査を進めていきます。
トップの「若林」警部のキャラが秀逸でした。周りからの皮肉を皮肉で返す火に油を注ぐ天才的な頭の回転の良さ、部下にも容赦が無さすぎて周りからも、別の管轄からも露骨に嫌われてるのに気付いてるのに何ともないメンタルの強さ。一生懸命やってるが空回り。
しかし、警察の意地悪さを知った上で『失敗して格好悪くて何だ?皮肉を言われようが嫌われようが市民を助けるのが警察官だろうが!』という凶悪犯を追う熱い刑事魂を、スピード感溢れる筆致で描いている作品です。
せんだっても高速神戸駅の <生け花> を取り上げましたが、予想通りお正月の飾り付けに生け替えられていました。
使われている花材は、 古典園芸植物のひとつである 「オノト(万年青)」 のみです。
柄のない花が花茎に均等に付く穂状花序の花を咲かせる「オモト」ですが、花後には球形の赤色ないし黄色の液果を実らせます。
俳句の世界での「万年青の実」は、秋の季語ですが、不老長寿の縁起のよい植物として、お正月飾りに適した素材だと拝花しておりました。
元町商店街もさすがに大晦日ということで、多くのお店がシャッターを下ろしており、新値のご挨拶のポスターがよく目につきました。
そのなかで、元町4丁目にありますお花屋さんの【加川珍花園】さんは、お正月用の花を買い求める人で賑わっていました。
西隣のお店が営業をされていませんので、和洋の素材を織り交ぜた正月飾りの<生け花>が白色の椅子の上に置かれており、足を止めて拝見です。
「ゴクラクチョウカ」を主軸に、赤色の「センリョウ」、黄色の「オンビジューム」や黄緑色の「シンビジューム」等は使用され、きれいな形を構成しておりました。
縁起を担いで江戸時代には定着していた「年越しそば」を食べるべく、11月19日に開店しています <【山陽そば】(板宿店)> に足を向け、店の外にある券売機で「肉そば」(410円)を購入して入店です。
リニューアルしてから初めての訪問になりますが、以前のお店のオバチャンが引き継いでおられるのかと思いきや、なんと20歳前後のかわいいオネイサン3人が切り盛りされていて、華やかな雰囲気に驚きました。
客側としては嬉しい気分になりますが、前のオバチャンは<クビ>なのかと考えますと、少し複雑な気分です。
「肉そば」、そばを覆い尽くすように肉がたっぷりと入り、つゆにいい肉の旨味が出てコクがあり、とても美味しくいただけました。
大晦日に「蕎麦」を食べるのは、他の麺類よりも切れやすいことから<今年一年の災厄を断ち切る>、細長いので<延命・長寿>にあやかり、また、金細工師が細かい金粉を集めるためにそば団子を使っていたので<金運が付く>等の諸説がありますが、「ネギ」にも心を和らげるという「労ぐ(ねぐ)」の意味があるのは、案外知られていません。
< クリックしますと、大きくなります >
夏から秋にかけてが活動期の【ホソヘリカメムシ】だと思いますが、道路で 「ノキシノブ」 の成長観察記録を撮影していましたら、隣家の城壁にとまっていました。
「エンドウ」・「インゲン」・「ダイズ」などのマメ科の植物の汁を餌とする食害虫として知られ、秋には 「ヤツデ」 の花の蜜など餌としています。
カメムシ目(半翅目)ホソヘリカメムシ科に分類され、体長は20ミリ弱、体色は茶褐色で後ろ足が長くて太く、ガニ股姿勢で、トゲが生えています。
本種の幼虫は「アリ(蟻)」に擬態した姿で、気を付けて観察しないと見分けがつきません。
< 2014年11月30日 >
< 2014年12月31日 >
11月末に【ノキシノブ(軒忍)】の成長観察記録を掲載してから、また1カ月が過ぎました。
残念なことに11月にありました<赤矢印>の葉が、12月半ばに根元より枯れて一枚なくなってしまいました。
初期の頃の長さ5~6センチの葉は、<赤矢印>の上側にある葉のみになってしまいましたが、これも他の大きな葉を成長させるための間引き行為なのかもしれません。
一枚は枯れてしまいましたが、今月は<黄矢印>の葉が大きく成長してくれています。
気温の低い時期だけに、<黄矢印>の成長は、嬉しい誤算でしたが、新しい芽が出てこないのも少しばかり心配になります。
- ブログルメンバーの方は下記のページからログインをお願いいたします。
ログイン
- まだブログルのメンバーでない方は下記のページから登録をお願いいたします。
新規ユーザー登録へ