ファルコン植物記(1373)乳白色の花【ヤツデ】(2)
12月
11日
この丸い球状の形を見るたびに、大学時代に研究室で使用していた<IBM>社の「電動タイプライター」を思い出します。
丸いボール球の表面に活字のポイントが並んでいて、クルクルと回りながら印字していく姿は、驚異的な早さでした。
一般のタイプライターは、「・」の文字や「W」の文字など同じ指の力で打ちますと、「・」などは紙に穴が空き、「W」は印字面積が大きいので薄くなりがちでした。
<IBM>社は、「・」も「W」も同じ圧力で打ち出してくれますので、まるで印刷したみたいに英文が打ち出すことができました。
貯金をして購入しようと考えていましたが、ワープロからパソコンの時代が到来、タイプライターは過去の遺物になってしまいました。